2025年7月現在のオーディオ周りを紹介します。
メイン使い
基本的にはPC経由でデスク上に据え置きで使用しています。
トレードオフとなる部分では音質へのこだわりというよりは利便性を重視しています。使いづらいとそもそも使わなくなってしまうしピュアをやるような空間も金もないので、、、。
デスクの片隅で完結しているのでいい感じのコンパクトさなのではないかなと思います。

DACはTOPPING E70を使用しています。元々はADI-2 DAC FSを使用していたのですが乗り換えました。ADI-2の方が好みな音でしたが、利便性の面で強みがありました。E70の方が現代的な音をしており音質でいうとそこまでの差はないように思います。機能的な面でいえば中華系のDACはどれも似たり寄ったりであるところ、なぜE70かというとこれは単にセールで27,000円で買えたからという理由です。
・複合機でなくラインアウト単機能なのでインタフェースがシンプル
・スリープ機能付きで電源操作が不要
・頻度高くないもののBT入力にも対応
電源操作不要なので奥に配置しても問題なし
電源ケーブルはAINEXの0.5mものを使用しています。取り回しよいのでデスク上でもすっきり収まります。

アンプはThyris ElectronicsのHAS-0Sを使用しています。なかなか高価ですが唯一無二の音を鳴らしてくれます。そもそもADI-2を使用していた時になぜ外付けでHAS-0を購入したのかというとADI-2ではt60rpを全くもって制動できなかったからなのですよね。平面系のヘッドホンを緩い音でしか鳴らすことができず腐らせていました。そこでHAS-0はt60rpを緩くなく鳴らしてくれたわけです。これは非常に強みがあります。今ではHAS-0はモバイル機として別部屋で使用されています。
例えば真空管アンプなどは駆動することの他にアンプの味を載せることも大事な点と思います、対してHASシリーズの特徴はイヤホンやヘッドホンの持つ素の味を最大限引き出せることにあると私は感じています。
HAS-0と0Sを所有していますが0Sの方がより美しいサウンドと感じます。比べるとではありますが0の方が角の立ったサウンドに感じます。
音以外の面でも非常に優秀でバッテリーの充電回路や電源周りの保護回路などしっかり搭載されているそうです。オーディオ機器に関しては高価なメーカー品で保護回路積んでいないものなど普通にありますから、そういった部分しっかりされているのはうれしいですね。
DACとの接続はonso 02 3.5-RCA 1mを使用しています。onsoのケーブルは日本メーカーで、手の出せる価格で、見た目や取り回しもよく、線材も公開されているので手堅く選びやすいと思います。自作して線材比較しようとか思っていましたが、これでいいじゃんとなりますね。

アンプーホン間はエレコムのOFC延長ケーブルを使用しています。意図としてはジャックの抜き差し回数を増やしたくないのと、単純にイヤホンのケーブル短くて立ち上がったり椅子で反対方向に回ると突っ張るためです。デスクフレームにマグネットでプラグジャック部分を張り付けて、引っ張られたら突っ張らず外れるようにしています。
延長ケーブルは何使うか悩み中なのですが、自作部材だと結構ジャックがごつく重いのしかないので悩みます。

アンプは3Dプリンタで出力した台に載せていて、下にケーブルを通せるようにしています。また上部にフックを設けてイヤホンをきれいに留めて置けるようにしています。
メイン使いしているイヤホンです。
final B1
finalのアニソン用に作りましたというハイブリッド機です。高解像度(解像感でなく)で、非常に柔らかなサウンドです。色々買ってきましたが音質、音作り、装着感とB1が一番好みだなと思います。
final A6000
味付けの強いB1とは対照的に、余分な響きを削り落とした音作りで音源を楽しめるサウンドです。柔らかく細いケーブル、めちゃ軽量な筐体(マジで軽い)と取り回しにも優れています。
final二つ目ですがfinalのファンではありません。欲しいと思ったイヤホンがfinalだっただけです。でもこのIEM筐体のデザインは非常に優れていると思います。
EtymoticResearch ER-4S, ER-4B
ネットワークを組み込んだ布巻の自作ケーブルを使用したものです。純正のケーブルは硬くタッチノイズがひどいため正直使えたものではないです。
DFカーブ系のフラットサウンドで、言わずと知れた名機です。リスニングにSを、分析的であったりASMRにBをと使い分けられます。

メイン使いしているヘッドホンです。
Yamaha YH-5000SE
ヤマハのヘッドホンの音作りが好きだったこともあり、試聴してとてもよかったので購入しました。非常に高いですがハイエンドが欲しかったというよりはたまたま欲しくなったものが高かっただけです。音に関してはB1と同じく素の音質が高くかつ好みだったからというところが大きいです。
平面駆動ですがHASシリーズアンプがあれば制動に問題なしです。
音も素晴らしいですが音以外が素晴らしいです。そもそも高価なヘッドホンというのは重すぎるものがほとんどです。YH-5000SEは360gと比較的軽量で素晴らしいです。また装着感も素晴らしく、イヤーパッドの空間が広く深く耳を圧迫しません。つまり長時間使用しても耳が痛くなることはないです。この装着感だけでも売り出せると思うほどです。
純正のケーブルは非常に太く重く取り回しが悪いため、onso hpct_03_ub33を使用しています。細く軽く取り回しが良いです。
オーディオテクニカ ATH-R70x
もともとは無機質なモニターサウンドという印象でしたが、HASシリーズで鳴らすと途端に生っぽさが出てきて気に入り使用しています。素晴らしきトゥルーオープンエアーオーディオ、音源を聴くことを楽しめます。
210gと軽量で素晴らしいです。イヤーパッドがやや薄く、長時間使用していると耳が痛くなってきます。純正ケーブルは長すぎるため、短めのものに取り換えています。
R70xaが新型で出ていますね。どこか余裕のあるタイミングでお布施したい。

正味メイン使いしている機種はメインであるがゆえによいです以外に言葉が出ないのですよね、これが基準になっているのですから、、、。
そのほか
メイン使いしていなくてもたまに取り出したり、何があっても手放すことはないと思っているホンを厳選して紹介します。
Moondrop KATO
中華系はすぐ値下げするわモデルチェンジするわでいい印象のない機種が多いですが加藤ホンことKATOは色褪せないイヤホンと思います。エントリー向け音のいいイヤホンから特徴的なボーカルに艶のあるボーカルホンまでずっと使い続けられます。
AKG N40
これぞリスニングという音をしています。素晴らしく聴くたびに感動があります。
装着にやや難があり私は純正のフォームを使用しています。
G4イヤホン Dracula
ネットワーク無しの1BAでこの豊かなサウンドが?!音作りの鬼です。この気持ちよくクリアなサウンドは圧巻であります。筐体はめちゃ小さくて軽量です。樹脂充填で質感もよしです。
final A8000
トゥルーベリリウム振動版というやつ。非常に優れた応答性と滑らかな音をしています。シンプルに高音質で素晴らしいのですが継続的に使っているとB1とかの方がいいなという感じです。普段使いしませんが好きです。dacやアンプ、ケーブル等、音源の評価にも重宝しています。
生産終了しA10000がほぼほぼ上位互換として出ますが、純正ケーブルの太さとか見るといいかなと思ったり。A8000もあるので買わない気がします。
Fostex T60RP
素晴らしき高音質さです。特徴的な面白味はないですが順当に上質なヘッドホンです。個人的にはyh5000seやr70xに好み的な軍配が上がり普段使いこそしていませんがさすがの名機です。
MK2が出ていて気になります。
Sennheiser HD650
豊かで厚みのあるリスニングサウンドです。
Sennheiser HD600
DFカーブ系のフラットサウンドで性癖に刺さります。HD650もですが側圧強めなのがちょいとですね。ここら辺のゼンハイザーは特徴がありいいです。660sとかより昔の機種の方が個性があり好きです。好みではありますが最近のは現代的の一言で音作りが表せてしまう機種が多いです。オーテクのadx3000とかもそう感じました。
おわり
割とオーディオ周りは満足した感があります。上を見ればまだまだいい音があることは耳で理解していますしそれは大事ですが究極的には好みですしお金もないのでここらで船を降りると思います。自信をもって今の凝り固まった感性で生きていきます。
試聴に出向くこと自体年に数回なのでオーディオ周りは機会機会で新作を聴いたりする程度の頻度になりそうです。
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