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[自キ]磁気キーボードを作りたい。2週目
磁力と距離
picoにつないだだけの同じもので距離特性をざっくり測ってみます。
前回は感度45V/Tのdrv5053eaを使用しましたが、今回は感度が半分の23V/Tのcaホールセンサを使用します。なおこれも範囲をカバーできていないのでもっと感度低いものが必要です。
通常基板からプレートトップの距離が5mmなので、1.6mm基板+3.5mmスペーサのところですが、磁力範囲をカバーするため4mmスペーサを使用しています。距離を測る機器がないため、スイッチを押していないニュートラルな状態と押し込んだ、ニュートラルな状態から-4mmの状態での平均ADC読み取り値を記録します。
またスイッチ下に1.6mm基板をスペーサとして敷いていき、4回繰り返しました。4mmスペーサで押し込んだ状態を0としています。この0mmの状態で、およそホールセンサから距離が2mm開いているのでオフセット値を加えグラフにしてみます。雑計測なのであまりなめらかでないですね。
ググってみると磁力は距離の二乗に反比例するそうです。ぱっと見反比例のグラフなのでそんな感じがします。ホールセンサは磁力に対してリニアに電圧が変化し出力されますが、肝心の磁力が距離に対してリニアではないのですね。
押していない付近と押し込んだ付近とで感度が違います。同じ1.6mmの移動でも、2 – 3.6mmの移動量でADCは350変動していますが、3.2 – 4.8mmでは95しか変動しません。
SOCD機能がある以上、fpsでの挙動においてニュートラルから押し込む動作の精度が重要に思いますが、磁力の強い押し込んだ付近の方が高精度にとれるのですね。磁力は距離の二乗に反比例するということなのでどうなのか見てみます。
それっぽさがあります。そもそもここで採用している距離というのがデタラメ(センサと磁石の距離こんな感じだよね)なので、補正値を二乗平均平方根誤差最小になるやつで求めてみます。
それっぽい感じがします。この近似式にホールセンサ読み取り値を入れれば押し込み量が求めて、press releaseの判定を処理できそうです。
何も考えていないので、もう少し正確に計測出来るようになったらモデルを検討したいですが、なんとなく押下量min, maxでの磁力を測定し、スイッチのストロークを入力すれば各スイッチに対応したキャリブレーションができそうな感じがしています。どうなんでしょう。その場合精度は筐体やスイッチの工作精度や軸ブレ量次第にはなりそうです。またこの近似式から各距離での検出磁力もホールセンサの感度を入れることで推定できますね。L45はスペックが良くわからないので何も答え合わせできませんですけど
picoのスキャン速度
とりあえずpicoで1000回ADC読んでその時間と平均値を出してみました。picoのクロックを設定できるようなのでいくつか試してみました。
const int numSamples = 1000; long sumA0 = 0; int sampleCount = 0; void setup() { Serial.begin(2000000); // 高速シリアル通信 analogReadResolution(12); // 12ビットADC } void loop() { // 1回A0を読む int value = analogRead(A0); sumA0 += value; sampleCount++; // 1000回読み取ったら出力 if (sampleCount >= numSamples) { int averageA0 = sumA0 / numSamples; Serial.print("time,"); Serial.print(micros()); Serial.print(",A0,"); Serial.println(averageA0); // リセットして次の1000サンプルへ sumA0 = 0; sampleCount = 0; } }
クロック250MHzに設定した1ms間に250回ほど読み取れるようです。単純に50キーのキーがついてるとして1msに50回です。物足りなさは感じます。
A0ピンだけでなくA1ピンも加えて、2つのピンから読み取るようにして同じように計算してみました。
A0とA1の分があるので読み取っているキー数はこれの2倍となります。A0のみから読み取るのよりも遅くなってしまっていますね。
picoのデータシートp.557にADCのサンプルレートは500kHzで1基搭載し4つのADC入力とマルチプレクサで接続されていることが書かれています。
ADCは1基しか搭載していないので2ピン読み取らせるとむしろMUXの切り替え時間とかで遅くなってしまっている感じでしょうか。もし仮に1ピンあたり500kHz出たとしても50キーあると10kHzですからpicoではADCの搭載数、サンプルレートともに磁気キーボードを作るうえでは足らないのかなと思ったり。プロトタイプなら全然よさそうですが
マルチプレクサ
16チャネルのマルチプレクサ CD74HC4067SM96 の動作を確認します。
市販の磁気キーボードには大抵MUXが乗っておりADCピン数を拡張しています。マイコンにADCピンが60個とかついてないですものね。CD74HC4067SM96は一つで16個のADCピンを拡張できます。S0~S3でP0~P15のどのピンから読み取るか指定し、dataピンからマイコンに指定したピンのADC出力が読み取れる感じの部品です。今回は抵抗で分圧して電圧値読み取れるか試してみました。
// セレクトピンの定義 const int S0 = 0; const int S1 = 1; const int S2 = 2; const int S3 = 3; // ADCピン const int adcPin = A0; // GP26 = ADC0 // 読み取るチャンネル(P0〜P3) const int channels[] = {0, 1, 2, 3}; const int numChannels = sizeof(channels) / sizeof(channels[0]); //int型は4バイトchannnel配列は4要素計16バイト、channnell0は1要素4バイト、16/4=4要素らしい void setup() { Serial.begin(200000); // セレクトピンを出力として設定 pinMode(S0, OUTPUT); pinMode(S1, OUTPUT); pinMode(S2, OUTPUT); pinMode(S3, OUTPUT); // ADCピンの初期化(Arduino環境では特に不要なこともあります) analogReadResolution(12); // Picoでは12bit ADC(0〜4095) } void loop() { for (int i = 0; i < numChannels; i++) { setMuxChannel(channels[i]); // MUXのチャンネルを設定 delay(10); // セットアップ時間待ち int adcValue = analogRead(adcPin); // ADCから読み取る Serial.print("P"); Serial.print(channels[i]); Serial.print(", "); Serial.println(adcValue); delay(500); // 待機 } } // マルチプレクサのチャンネルを選択する関数 void setMuxChannel(int channel) { digitalWrite(S0, bitRead(channel, 0)); digitalWrite(S1, bitRead(channel, 1)); digitalWrite(S2, bitRead(channel, 2)); digitalWrite(S3, bitRead(channel, 3)); } //bitreadでchannnelという引数に渡された値の、何ビット目の値を出すらしい
問題無く読みとれていそうです。使う分には sピンで指定→読み取り だけで難しいことはなさそうです。またenableピンもついているので、mux個数分のioピンを用意すればこんかいのpicoのようにADCが1基のみの搭載でも同じADCピンに複数のMUXを接続することができるようです。
速度とか切り替えとかノイズとかも次にpicoやオシロで確認したいです。
部品調達
何も知らない何も考えてないで始めているので、どれも性能が足りていないことがわかりました。
使える部品を買い足したいところです。まずスイッチがL45が数個あるだけ状態なので、定番品を入手しておきたいところです。磁気キーボード関連何も知らないので何買えばいいのかもわからない、、
少し調べてみると、ストロークだけでなく磁力も公開されているものが多いのですね。例komとjadeprogateronなどはデータシート自体公開しているようでしたが、あまり欲しい情報は得られませんでした。基本的にはストロークと1.2mm pcbでのtop, bottomでの磁力だけのようです。
本当に何も知らないのでks-20互換というのは本当に互換なのだと思っていましたが、磁力、磁石との距離、ストローク、どれもまちまちなのですね。まあ互換といっているのも名目上はユーザーなのでしょうけど。ks20互換が意味するのは極性とMXタイプであることぐらいなのですね。磁気スイッチの種類というのもめちゃくちゃ多いそうで、わけわからん状態なのですが1年後も使用され続けていそうなものを何種類か見繕いたいところです。
drv5053caの23mV/mTより感度の低いホールセンサを調達したい。また5053は出力が0-2v固定なのでもっと広く見れるものが良いかなと思いました。その分細かく見れますものね。↑のように磁気スイッチは1.2mmpcbとして700Gs=70mTは最低でも見れなくてはならないですね。適当に調べてみた感じ候補はこんな感じでしょうか。基本的にはよく見る3端子のもので、スリープ機能付きのものは6端子です。
drv5053caは350Gsまでしか見れないのですが、今回L45を0.4mm程度浮かせると振り切ることなく計測できていました。L45のスペックがどんなものかはわからないですが、距離^-2というのは感度が極端に変わりすぎてめんどくさいなあと思います、
5053他は与えた電源と同じレンジで出力が見れるものと思います。また5056は片方の極性しか見ないため、倍細かく見れそうです。
スリープ機能付きのものは、ioピンこそたくさん必要ですが、MUXなしでオンオフ制御できそうです。どちらがいいのかは何んともわかりませんが、売っているので検討はしたいなと思います。計測範囲ちょっと狭いのですけどね。その話で行くともっといろいろホールセンサもラインナップはあるはずで、個人だとまず部品の選択肢から狭いのはきついなと感じます。マイコンボードももっと高性能なものを使用したいところです。実際に使うにあたりどの程度のADC基数、sps、クロックが必要なのかは見ておく必要があります。ai君に調べてもらうとstm32がよさそうです。
市販品は8k当然な感じですがnucleoボードはUSB2.0対応のものはないそうです。でもteensy4とか高いのでnucleoボードでいったん試してみようかという感じ。そもそも8kHz必要なのかという話でもあります。
正確に押下量も取りたいのでマイクロメータもあったほうがよさそうです。mitutoyoのmhn2-25mxとかこういう感じでしょうか。どこまで正確にできるのやらとは思いますがたかがスイッチを押すだけに仰々しい設備導入とかとも思うのでこれくらいがちょうどよいとは思うけれどどうしたもんか
なんもわからなくても何もしないでもai君がarduinoコード出してくれるので楽なものですね。
もうちょいい環境整えて、具体的な話をしていきたい。
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天下一キーボードわいわい会 Vol.8 行ってきた
2025年5月4日天キーvol8に行ってきました。気になったものなどぱっと振り返ります。
以前参加した際は駅から歩く上に入り口もよくわからないということがありましたが、南北線で行きましょうね!今回は駅から直通で楽ちんでした。
どなたの展示かわからっていないのであとから調べてわからなかったものもありますがご了承ください。敬称略ごめんなさい。
awekeys
金属製キーキャップを販売しているawekeysさんの展示
cerakeyとかは結構重たいなとか思った記憶がありますが、案外軽量でした。白銅で成形され、各種金属コーティングを施しレーザー印字しているそうです。ベースキットは3色ほどありました。価格はなかなかするので富豪向けですね。absもPBTも使っているとテカってくることは防げないので表面が変わらないのはいいかもですね。
ワンポイントの元素別キーキャップもありました。金属ごとに合った表面加工をしているそうで、ぴかぴかだったりマットだったりしています。きれいでした。
Libertouch
Libertouchさんの展示。高級メンブレンキーボードです。
メンブレンとはいうものの打鍵感は優れており、底打ち感が異なりますが静電容量系の感じでした。こちらes限定版とのことで削り出しケースにフォーム、プレートとこだわり生産されたものでかなり良かったです。予約が開始されていましたが8万円とのことで、貯金0の私は予約すること敵いませんでしたが、余裕のある方是非お勧めです。
キーマップカスタマイズはソフトウェアが開発されていたりキーキャップも十字で好きなものを取り付けられるそうです。スイッチサンプル。メンブレンは接点スイッチなので装着しM互換として使用できるアダプタがあったり。
荷重の異なるラバーや、ラバーの代わりにばねを使用したリニア軸と4種類ありました。zenaim
zenaimさんの展示。60%はもうそろそろ発売でしょうか。テープアウトはしていそうです。usbは左側になったんですね。かなり見た目はよさげ
zenaimはかなりガチャガチャいいますからフィードバックも多かったのでしょうか。ハーフガスケットマウントを検討されているそう。ガスケットの位置や硬さなど自在に調整できると説明を受けましたが社内向けなのか、もしリリースされるとしてユーザーが分解し、カスタムできるようにするのか気になりますね。感触としては適度にアコースティックに吸収してくれる感じで、強く打鍵しても手が痛くなりにくそうです。
正直打鍵感音がよいと言われる中華系も値段帯問わず大抵ガチャガチャしてますからzenaimばかりそういわれるのも不憫だなとは思いますが。アケコン。筐体は結構ごつく、分厚いです。こちらはまだ先でしょうか?スイッチモジュールはたしか4ピンコネクタでした。詳しくは聞きませんでしたがどういう感じなんでしょうね。
磁気キーボード開発に関していろいろ質問してきました。まっとうなものづくりの視点から多くの意見をうかがうことができました。これからのzenaimの展開などもお聞き出来てよかったです。
まっとうな磁気キーボードですから買いたい気持ちは大いにあるのですがいかんせん高級でお金がないので買えないのが申し訳ない限りです。moimate
moimateさんのマイクロスイッチアケコン。
こちらはソケット非対応でホットスワップはできないそうです。クリック感はよくブレもないので、スイッチ周りしっかり設計されているなという印象でした。ワーカホリック
ワーカホリックさんの展示。いろんな椅子を試すことができる有料サービスのお店だそうです。予約が埋まり切っているとか。
会場にはオカムラバロンとエルゴヒューマンがありました。これらは座ったことがなかったのでコンシェルジュしてもらいました。
バロンは結構ガシッと体を固定してくる感じですね。薄めの座面とメッシュの背もたれとで全体的に強い張りがあります。仕事用だとアーロンが有名ですが、こちらもかなりいい姿勢で固定でき長時間働けそうです。逆に崩した使用はちょっと向かないかも?
エルゴヒューマンはでかい人向けという印象があったのですが、座ってみるとそういった印象は感じませんでした。勘違いしていたよう。全面メッシュで包み込んでくれます。オットもあり、また全体的に広く余裕があるので、ゲーミングチェア的な柔軟な使い方をするには向いているなと感じました。
どちらもリクライニングにアームレストがついてくるタイプだったり、リクライニング時の座面の連動の仕方が異なり(バロンはほぼ動かず、エルゴヒューマンは一緒に傾く)普段と異なり面白かったです。
買う買わないでなく椅子をコンシェルジュするサービスなので、買う気がなくてもワーカホリック行って各社の椅子を体験するのは有意義そうです。2時間3300円だそうで安いしこれは言って損することはないですね。予約いっぱいだそうですけど機会があったら行きたいさびねこ
さびねこさんの展示。Nooir Nolandというキーボード、キーボードが浮いていてなんかとてもすごかった。お高いようです。
ℝ𝕆𝕄コッポラ
ℝ𝕆𝕄コッポラさんの展示 SeaOtter Keyboard
めちゃくちゃきれいな造形でした。キーボードとしても動作するというのでなおすごいです。せきごん
せきごんさんの展示。キーボード自動生成できてしまうauto kdk、すごかった
usbが3つついているのなんでなんだろうと漠然と思っていたのでお聞きしましたが、左右共用にしながら左右間通信を、どちらからでも出せるようにするためだそうでした。言われてみればそうである。usbコネクタと左右間コネクタの位置関係など自由に選択できないと困りますね。
まだリリースされていないそうですがトラックボールがとてもよかったです。トラックボールついているキーボードでしっくりくるものが少ないのですが、こちらかなり良かったです。リリースされたらトラックボールキーボードデビューしてみようかしら。
制御ボードとセンサーモジュールを購入し、あとは基板とケースをデータ発注するだけですからほんとすごいですよね。設計試作コストを考えるとautokdk安すぎます。yohe
yoheさんの展示。corne用の円形のケース。こういうの回せば自在にチルトテントできるのでいいですよね。hutaもfdm製ながらスムーズに開閉出来て感動しました。
mass
massさんの展示。omnonというトラボとジョイスティックを搭載したデバイス。触った感触がとてもよく、とても完成度高かったです。他にない構成ですが、どのような割り当てをして使用しているのか気になります。
jezail funder
jezail funderさんの展示。cornixというcorne系譜の配列をしたキーボード。背面にデフォルトでテントスタンドがついており、非常にスマートです。テント角度は段階で調整可能でした。chocv2のキーキャップは自社製のようです。
takashicompany
takashicompanyさんの展示。キースイッチが出てくるガチャガチャが!こういう趣向も面白いですね。
ai03
ai03さんの展示 photon
以前天キー参加したときがお披露目で触った記憶ですが、無駄な響きがなくほんとに素晴らしいです。送料高く予約しなかったのですが、いつか手に入れたいと思ってはいます。ぴろりどん
ぴろりどんさんの展示
とても美しい外見をしていました。追加のタクトスイッチ?マイクロスイッチ?の押し心地が良かったです。
奥のeditor50というキーボードはコンパクトながら多機能でイケメンでした。ちぃな
ちぃなさんの展示 Childhood’s End
ロウスタッガード+アリスの配列のようです。とても手の馴染みよく、いいなと感じました。デスクにとり奥行き方向は制約がないことが多いですからスペース的デメリットも少ないです。参考にさせていただきたく思います。
https://zenn.dev/cheena_gb/articles/5804348b47bc4aラッタッタ
ラッタッタさんの展示 tome2
無線分割でケースはアルミ削り出しです。このコンパクトさめちゃくちゃいい。アルミケースも無線もやったことないですが、このコンパクトさには惹かれ、自分も無線やりたくなってきます。On Any Banana Day
狭ピッチです。40%ですが配列は大西配列を想定しているよう。こちらもコンパクトMogma Products
Mogma Productsさんの展示。Dottie FlipFlowという折りたためるキーボードです。左右間どうつながっているんだろうと思いましたが、中をケーブルが通っているんですね。ぱっと見わからなくて疑問に思いました。とても丁寧に作られています。3dpパーツですごい滑らかなヒンジを作製されています
Pentronic Lab.
Pentronic Lab.産の展示。Taclick-TKLというタクトスイッチでできたキーボード。基板の密度がすごいです。はんだ付けがとても大変だ!アルミと木の削り出しケースがありました。木製は軽くてよいですね。
かよいじ
かよいじさんの展示。手配線の立体配列キーボードです。
こちらはコントローラーやハンドルのように握りこみ使用する形状。デスクの上にとらわれず膝の上などで使用できるそう。
こちらは手前に握りこむように入力できる行があります。どのようなキーを割り振っているのか聞いてみたところ記号等割り振っているそうで、横に伸ばさずにかつコンパクトな運指でデフォルトキーをカバーできるようにしており、その思想には共感できます。
トラックボールつき左手デバイス
すみませんどなたの作品かわかりませんでしたがcad等で使用できる左手デバイスです。これ使いこなしたらアプリケーション入力これ一つで完結できそうなポテンシャルがありそうです。
dotting dots
dotting dotsさんの展示。非常に美しいデザインの作品で意匠が凝っています。様々なエンコーダを置いてあり、それぞれの特徴などお聞きし勉強になりました。
いと
いと産の展示。VRHMDのコントローラーのようなタイプのキーボードです。例えばディスプレイ搭載ゴーグル等用いて机に向かわずにPC作業が完結できるような夢のあるデバイスです。試作段階とのことでしたが指周りの馴染みはよかったです。左右の手での複合操作で文字入力を行う想定で、慣れが必要そうです。
パレットシステム よっぴ
パレットシステム よっぴさんの展示。赤外線通信のキーボード。奥側にレシーバーがあります。露出している小さなicと赤外線のこの小さな基盤だけで制御できるそうで、キーボード側の点数がすごいコンパクトです。赤外線通信のお話も聞けて面白かったです。
kailhの超薄型スイッチのキーボードをさらに薄く仕上げるというめちゃくちゃ薄いキーボード。実際に見るととても驚きます。打鍵感も悪くなく、結構いい感じなのですが、国内取り扱いがなく入手性が厳しいようで、どうにかはやってほしいですね。
おわり
久しぶりにキーボードイベントに参加しましたが、とても面白く勉強になりました。トラックボール分割無線の流行がすごいですね。その次にローすたっガードのスタンダードなタイプのキーボード展示が多く、ここら辺が大勢なのかなという感じがしました。
ユニークな作品も見ることができて、とても刺激になりました。
企業はリベルタッチとzenaimが印象的でした。zenaimさんは直接お話うかがえることそうないと思うのでいい機会でした。
天キー全体でいうと、めちゃくちゃ人多かったです。会場内を順繰りに見ようということができず、練り歩きながら隙間を覗くような感じでしたので、全部見たつもりではいますが見逃している展示もあったかもしれません。
半分抽選目当てで参加しているのですが今回は当たりませんでした残念!天キーは最終的にこぼれるとはいえチケット競争は起きないしキーボード好きだぜって人は積極的に参加するといいと思います。抽選でなんか当たるかもだし。作家さんや企業の方とゆっくりお話しする機会って他にないですしね。
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[自キ]磁気キーボードを作りたい。1週目
ちょこちょこ進捗をまとめたいなと思います。
完全無知状態なので見れた内容ではないダイジェストですがひとしきり終わったら備忘録を別途作成したいですね。磁気キーボードを作りたい
こういうゲーミングキーボードが欲しいので基板を起こして作ろうと思うと、曲面だとfpc基板で作らなければなりません。しかしホットスワップソケットではどんなにうまく固定したとしてもキーの抜き差しで破損の不安があります。
自分用なら手配線で作ってしまえば一日とかからずできてしまうのではありますが、そこは別の話ということで。というところでちょっとめんどくさいなと思っていたのですが、磁気キーボードはスイッチと基板とが非接触で入力を行うことができます。上記のようなリスクとは無縁というわけです。おまけに磁気キーボード用のスイッチはKS-20と規格化されたスイッチがたくさん販売されています。
ラピトリで精度が0.01mmでとかはちょっとよくわからないのですが、こうした立体形状のキーボードには非接触入力できる方式があっており、丁度磁気スイッチが入手性もよく、マッチしているので作りたいなと思った次第です。
目標としては自分用に磁気スイッチのゲーミングキーボードを作る。自分用でいいのでarduinoを使ってサクッと作りたいなと思っています。ホールセンサ
digikeyでホールセンサについて調べてみます。
x,y,z軸あって最大3軸検知できるものもあるようです。すごい。スイッチを押すだけですから1軸シングルでよいですね。
多軸のものは出力の関係からデジタルでi2cやspi出力のものも多いですね。出力形式ですが、まずオンオフの判定のものは適していないでアナログ値を出力するものである必要があります。
形式としては電圧、電流、PWM、i2c、spi等があるようです。磁気キーボードのイメージですとアナログ電圧が一般的でよさそうですね。
デジタル出力のものもありこれも使いやすそうではあります。マイコンにはADCピンがそんなについていないことが多いですからデジタル出力の方が直接接続する場合はよいのかもしれない。もっともアナログ電圧出力のものでもpicやattiny等使用すれば同じことができそうではあります。
標準的なアナログ電圧出力をマルチプレクサで増やすのが簡単そうなのでこれでやろうと思います。実装方法は面実装とスルーホールありますが当然面実装です。
温度補正機能がついているものも多いですね。これは実際に試してみたいところです。
そんなところでTexas InstrumentsのDRV5053シリーズを買ってみました。理由としては上記条件でソートし、安めだったこととモデルがいくつかあり、感度違いで試してみようと思ったからです。
磁気スイッチの磁力がどんなもんなのかもわかっていないので。+と-がありますが、磁石にS極N極ありますからそれです。+のタイプではホールセンサに対して上からS極を近づけると出力電圧が大きくなりN極を近づけると電圧が小さくなります。
KS-20スイッチはN極が下側にあります。通常ホールセンサの下からN極が近づくので、+感度の製品を使用していそうです。電源ラインに0.1uFのコンデンサが必要なので、それも一緒に買います。基板はブレッドボードに刺せそうな感じでJLCに発注しました。
読み取ってみる
まずは+45mV/mT (EA)で試してみます。
pi picoでarduinoを使いホールセンサの出力を読み取ってみます。
電源3.3VとGND、あとはホールセンサの出力をpi picoのADC端子につなぎます。void setup() {
// シリアル通信を初期化
Serial.begin(115200);
// ADCピンの設定 12ビット分解能(0~4095)
analogReadResolution(12);
}
void loop() {
// GP26(ADC0)からアナログ値を読み取り
int A0Value = analogRead(A0);
Serial.print(“A0,”);
Serial.println(A0Value);
delay(100);
}シリアルモニタにホールセンサの出力電圧を12ビットで表示されます。
基板のみの状態 1280 1280/4095*3.3でおよそ1V出力されています。 スイッチを載せた状態 1640 およそ1.3V スイッチを押した状態 2560 およそ2.06V 裏にスイッチを載せた 350 およそ0.28V 裏にスイッチを押した 65 およそ0.05V データシートに磁石ない時は1Vと書いてありますからその通りです。
出力は0.2V~1.8Vのようです。arduinoでは0.05V~2.05Vで読みとられています。0.05Vのオフセットが入っているのかしら。
使用範囲が0.2V~1.8Vに収丸用にするべきなのでしょうか。また表裏でスイッチを押したときホールセンサの出力が振り切ってしまっているのがわかります。EAの45mV/mTでは感度が高すぎるようです。もっと範囲の広いホールセンサを使用する必要があります。読み取り値をグラフにしてみました。
基板のみ→スイッチを載せる→押す→裏にスイッチを載せる→押す結構値が揺れていることがわかります。これでは既製品でいっている精度0.01mmとか土台無理ですよね。電源と一緒に見てみたりしましたが、電源と連動して揺れているわけでもなさそうです。
思うに想像ですが、カタログスペックの強いものはアナログ計測精度がものすごいんじゃなくて、スキャンレートを上げて、データ処理して、精度を向上してたりするんでしょうか。オンオフしかないキーボードごときでスキャンレート数百MHzなんだろと思っていましたがそういうのなんですかね。また、隣のスイッチから干渉したりしないのかと思っていましたが近くの磁力にしか反応しないようです。これは干渉を気にせずありがたい反面、できるだけホールセンサとスイッチは近く配置し可能な限り感度の高いホールセンサを使用する必要がありそうです。
感度
スイッチと基板の間に追加でスペーサとして基板を挟み遠ざけて値を読み取ってみました。スイッチと基板の距離での感度の変化を見てみます。横軸が追加で設けた距離で縦軸が読み取り値(押し込み量0→4mm時の読み取り差分)です。
0mmの時、先述のように頭打ちになってしまっていますから実際はもっと大きな数字を取っているはずです。スペーサ1~4枚を見てみると、線形ではないことがわかります。指数関数というか2次関数というかそういう感じです。距離が離れるごとに感度が悪くなっています。できるだけ近づけることは重要そうです。
となると使用するホールセンサの感度ももう倍ぐらいのものが必要そうでしょうか。平均
値が揺れすぎていてなんもわからん状態なので平均を取ってみます。
直近50程度で平均を取ると揺れが収まってくる様子です。1000Hzのキーボードを作るとしたら1msに50回はスキャンしないとというところですね。const int numSamples = 50; // サンプル数
int A0Values[numSamples];
int A1Values[numSamples];
int sampleIndex = 0;
bool filled = false;
unsigned long lastPrintTime = 0; // 最後にシリアル出力した時間
void setup() {
Serial.begin(2000000);
analogReadResolution(12); // 12ビット分解能
}
void loop() {
int A0Value = analogRead(A0);
int A1Value = analogRead(A1);
A0Values[sampleIndex] = A0Value;
A1Values[sampleIndex] = A1Value;
sampleIndex++;
if (sampleIndex >= numSamples) {
sampleIndex = 0;
filled = true;
}
// ここで現在時間を取得
unsigned long currentTime = millis();
// 0.5秒(500ミリ秒)経ってたら出力
if (filled && (currentTime – lastPrintTime >= 10)) {
long sumA0 = 0;
long sumA1 = 0;
for (int i = 0; i < numSamples; i++) {
sumA0 += A0Values[i];
sumA1 += A1Values[i];
}
int averageA0 = sumA0 / numSamples;
int averageA1 = sumA1 / numSamples;
int timeMicro = micros();
Serial.print(“time,”);
Serial.print(timeMicro);
Serial.print(“,A0,”);
Serial.print(averageA0);
Serial.print(“,”);
Serial.print(“A1,”);
Serial.println(averageA1);
lastPrintTime = currentTime; // 最後に出力した時間を更新
}
}平均をとるようにして個体差を確認してみました。
ホールセンサの実装基板を複数用意し比べてみましたが差はADCの値1程度の差しかありませんでした。多少の実装精度、ホールセンサの個体差はそこまで深く考えなくてもよさそうです。
一方でスイッチの個体差はADCの値で20程度はあり、結構差があるのかなあという感じ。スイッチを取り換えた際はキャリブレーションを実施したい気になりますね。またこの差はオフセットすることで解消できそうなので、割と単純かもしれない。また直近50の平均を取ってスイッチを押したり話したりしてみました。
とりあえずホールセンサの値を読むことができました。ただadcピンを読み取るだけなので単純であります。
次
DRV5053は出力が0-2Vでしたが、0-3.3Vで出力してくれる例えばdrv5055とかの方がSNも解像度も上がってよさそうです。
45mV/mTではクリップしてしまったため適切な感度のものを選ぶ必要があります。
読み取り値が揺れまくるので、マイコンもスキャンレートをより早くできるものを実戦では使う必要がありそうです。ホールセンサの買いなおしとデータ処理の仕方など検討する必要があります。マイコンボードもより高速なものを使いたいですね。
ホールセンサの向きも考えなくては。どうせケース下に基板を配置するのならば-感度にした方がスイッチとセンサーの距離が近くできます。
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25年4月 eイヤ試聴記
25年4月28日にeイヤホン言っていくらか試聴してきたので雑感です。
久々だったのでいろいろ変わってました。イヤホンのフロアが一つにまとまったんですね。イヤホンもヘッドホンもなんか全体的に試聴機の数少なくなったかしら、、、?あまり批評的であったり価格を考慮しておらず最近の新作どんなんだろという風で聴いてきたのでそんな感じです。試聴環境はm300/space/has-0になります。
panasonic technics eah-az100
インターネットでは賛否が荒れ気味だったのが記憶にあります。最近パッチが当たって低音の量感が改善したとかしていないとかもありました。磁性流体ドライバーがこの値段で!?みたいな話題でしたが、一聴して低温の量感がイカれていました。長時間聴いていたら気分悪くなりそうな
確かにこれは賛否分かれるというか、正直音質以前の問題でナシでした。パッチが当たっていないのではないかとか、アプリのイコライザーで変にいじられていたのではないかという可能性はありますがそこまでしてaz100を聴きこみたいかというとそういうわけでもないのでなんだかなあという感じでありました。
これがaz100の通常の音であったのならば、このチューニングでリリースしていることに驚きを禁じえません。音質はわからず。装着感はよかったです。次機会があったら音質に着目して聴きたいところです。
finalがa10kとかdx6kとか発表しています。a10kは2日前のヘ祭でお披露目していたようです。dx6kはすでにリリースされており、また最近の製品も聞けていないので、一通り聴いてきました。a10kも早く聴きたいですね。
final S4000/S5000
finalが最近開発しているBAドライバのシリーズです。s4k, s5kは筐体の金属ステンレス/真鍮違いでトーンチャンバーと水平対向ドライバーの構造が売りのようです。見た目はEシリーズを踏襲している感じですね。商品ページに構造図も掲載されています。多ドラでレジンやプリンタ製が多いので面白い。
肝心の音なのですが、水の中にいるようなこもったサウンドでした。モデル別でいうと真鍮のほうが低音の量感がさらに強く。わりとインターネットでも酷評が目立った2機種ですが、これは私も同意というところです。究極的には好みでありこういったものがリリースされることに異論はないですが、私の感想としては音作りがなにも理解できませんでした。e5000も低音に癖のあるモデルでしたが、あれは傑作だったのになあと思うなど。
個人の想像としては、final側も新構造のお披露目でしかなく好評で売る気はないんじゃないかと愚考します。
これに関しても音をどうこう評価する以前に私では聴くことができなかったので、今後の同構造モデルには着目です。final s3000
同じSシリーズですが4k, 5kとは異なり1BA機です。黒でシンプルなデザインですがしっかり3万円します。4k, 5kと同様に接着剤レスな構造でファンネルノズル構造だそうでどちらにせよsシリーズは接着剤レスとノズルのアコースティックな設計がテーマのようです。S3000は4, 5と一転してよいなと感じました。1BA機の一般的なイメージと比べるとクリアさに欠けると感じましたが聴き疲れしにくいとも言えます。表現は割とえっちな感じがします。というのはドライバからの出音が素直に耳に届いている感覚とでも言いましょうか。
音響エンジニアではないので知りませんが、これが新構造によるものであるならば、いい感じではと思います。音自体は尖った部分はなく素直なチューニングです。
値段を見ても仕方ないですが魅力もありますが粗も同程度あります。より上位の機種を所有している人からすると魅力は少ないかもしれません。final a5000
かなりいまさらという感じですが聞いて来ました。Aシリーズなのでドライバはfcoreduです。価格は3万円程度でs3000と同じグレードですね。s3000なんかと同じで尖った部分のない普通の音でよかったです。音質は割といいなと思いました。(値段比ではなくただ聴いた感想として)あまり艶などある感じではなく、全体的に締まったサウンドでそこが特徴かなと思う。
a, vrシリーズって全部fcoreduだと思ってるんですけどどこで音質差価格差を出しているんでしょうね。
final a6000
もはやaシリーズ見た目で違いがよくわからないですけど、6万円するので結構いい値段の機種ですよね。手に取って、めちゃくちゃ軽くてびっくりします。めちゃくちゃ軽くて、これならイヤモニとかじゃなくても激しく動いても気にならなさそう。軽い設計も相まってか、響きが少なくあっさりしたサウンドと感じました。シンプルに音源を楽しめそうだなと思うなど。
s3kもそうですが最近のfinalのチューニングという風な音場表現ですね。final DX6000
今のfinalのヘッドホンの印象は平面駆動ですが25万円でダイナミック型を出したようです。youtubeでインタビューがあるので見るとよいと思います。ヘ祭や試聴の感想を見るとかなりボロボロにたたかれている印象です。個人的にはこれに限らずfinalは確かに言ったとおりの音作りを各製品していると思うんですよね。ただその音作りがなかなかユーザーに刺さらないだけで、、。
視聴した感想としては驚くほど感動はなかったです。ただ究極の無味も感じました。たしかに音源を聴きたいならこういうのもあるのかなあと思いますが、それに25万を払うかというと私は金持ちではなく貯金0の会社員なのでナシという風でした。総評として、finalは独自の製品開発を続けているなあという感じ。それはとても素晴らしことですが製品としては当たり外れが激しいなと感じます。s4k, s5kは明らかに外れ(個人の感想)ですし、S3000やA6000は非常に好印象でした。s3k, a6kは価格を考えるとなかなかとっかかりがないと私は手が出ないのですが、欲しいと思います。またこれらはfinalが最近目指しているんだろうなあという、尖った特徴のない音で、音源を楽しむような使い方が向いているなと感じます。そういった趣味の人は最近のfinalは追っていて楽しそうです。
a6kなんかは非常に効果で価格帯で見ると色々ですが、音と非常に軽量な重量を合わせて、とても魅力的に感じます。マジで軽くてよかった。audio-technica ath-r70xa/ath-r50x
こちらも聞いてきました。r70xaはr70xを持っているのでいうことはありませんが、お布施もかねてそのうち買いたいなと思います。r50xの方は廉価盤ということで、70にあるような生っぽさはなく淡々としているという印象です。モニター的な用途ならこちらの方がよいかもしれませんね。リスニングなら70の方がいいし3万円だとk712とかもいるので何ともかもしれないaudio-technica ath-adx3000
オーテクのリスニング高級機です。割と楽しみにしていましたが、味付けとしては結構キラキラした感じで、明るく最近の音作りといったサウンドでした。個人的にはr70xの生々しいサウンドの方が好みです。
音質的には素晴らしいところがありますからまた聴きたいですね。オーテクのトゥルーオープンエアーサウンドと軽量さが相まって好みドンピシャなハイエンド出たら間違いなく買います。価格帯は異なりますが、リスニングの味付けとしてはad2000xの方が好みでした。最近生産終了しているので今が手に入れる最後のチャンスかもですね。金ないので買いませんけど。
hi-unit 有線ピヤホン5
最近芸能人が取り上げて有名、、なやつ。実際そうでなきゃ試聴もしていないので話題性というのは皮肉にも大事ですね。距離遠目の音作りで見通しがよく、割と分析的なサウンドでした。リスニングだけでなくモニター用途にも使えそうと思います。普通にバランスいいかな。6万円だそうです。高いですが非オーオタに受けよさそうなおすすめな気がします。nicehck Himalaya
中華5万円DD一発機です。話題に上がるもなかなか国内に入ってこなかった印象。nicehckらしい寒色系の音で他には特徴に欠けるといった風で、音質は価格的に悪くないと思います。多ドラばかりの中華ですが一発でちゃんと音作っているなと感じました。ボーカルの空間表現が豊かで、寒いながら楽しさもあります。
個人的にはやはり特徴にかけ、高音質感高解像度感を楽しみたい人にはよいと思います。中華ecでセールされ、高音質なイヤホンが欲しいみたいな人は割といいんじゃないかなと思います。そういう人はドライバ数の多いものに目を引かれそうではありますがdita projectm
レジン充填のシンプルなハイブリッド機50000円。多ドラが多い中でシンプルなハイブリッドは安心します。全体的にすっきりした音で素晴らしい音です。ただ高音が異常にシャリシャリ鳴りますからそこさえどうにかできれば、かなりほしいなという風です。
moondrop meteor
隕石をfpにつかってるやつ。多ドラで8万円します。一聴して非常にクリアなサウンドで驚きました。全体的に冷たい印象ですが寒色です!というのではなく柔らかさも併せ持っています。ドライバもりもりですがかなりまとまりがよい印象。duskは多ドラによる音の濃密さが特徴に感じましたが、一転してチューニングが変わっているなと思いました。個人的にはこちらの方がうまくなっているなと感じました。ドライバのまとまりというだけでなく、音全体がよくまとまっていると感じます。
moondrop自体、根元のところで大事にしているのはチューニングでその思想が強いと感じます。meteorでいうとその結果ボーカルは多ドラの割に線が細いのですが非常にノリがよく、いつまでも聞いていたいと感じさせるボーカルホンでありました。実際試聴機から離れるのが惜しかった。
ただ、筐体がめちゃくちゃでかくて装着感なんですよね。久しぶりにいろいろ?聞いてみましたが、製品としてはs3000, a6000, meteorあたりが気になりました。ぜひ聴いてみてください。私はお金に余裕がないので今後機会があればという感じですが、、、。割とオーディオ周りの機器は満足してしまっているのが現状なのでメインを置き換えるというよりは一つの方向性として持っておきたいなという側面も強いので難しいところです。安いなら安いで音質的に不要だし高いなら高いで手が出ないという悲しさであります。
近く機会があったら数分の試聴でしかないのでもう少し理解を深めたいですね。 -
[自キ]キーボードのサイズ%
キーボードのサイズは大きなものから小さなものまで多岐にわたります。
人の数だけスタイルがありそれに合ったキーボードサイズがあります。100%サイズが一番普及していますが一方で自作キーボードでは30%などのコンパクトサイズも非常に人気です。
KLEで作成した図を例にしながら所感を述べます。フルサイズ
フルサイズ、あるいは100%キーボード。もっとも一般的でありpcを買うとついてくるやつは基本的にメンブレンのこれだと思います。
特徴はその名の通りすべてのキーを搭載していることです。雑に言ってしまえば指一本でほとんど事足りてしまいます。複合入力を考慮しても左右指一本あるいは片手で足りてしまい、印字を探しながらポチポチするのに適しています。
とはいえscrolllock, pausebreak, insertは一生に一度も私は使わない気がします。フルサイズの配列も合わせ変化するとよいのかもしれない。
自作キーボードらしい、個人に合わせたカスタマイズが不要です。(行うことでより使いやすくはなると思いますが)逆に完全にブラインドタッチで全面をカバーすることは厳しいです。メインのエリア以外はホームポジションから手を大きく動かす必要があります。そもそも完全にブラインドで全面カバーしようとするよりも、多少ちらちら見ながら操作する方がフルサイズではやりやすいかなと感じます。
テンキーがくっついているはフルサイズのみです(例えばniz x99などはありますが特殊例ということで)実務においてテンキーはやはりあったほうが使いやすいですからpcに付属してくるから使っているという事実を抜きにしてもフルサイズは一般的であり、まずフルサイズを使った上でキー数を減らすことを検討するべきかなと感じます。
テンキーについていえば機体が増えてしまいますがテンキー単体を用意し使用することの利点は多くあります。フルサイズは大きく、ポインティングデバイスのためのスペース確保が難点です。占有スペースという問題を考えなければ、フルサイズ+サムクラスタ等で複合入力も駆使できる環境が最も効率が良いということになりますね。しかし実際のところ占有スペースこそが最も大きなファクターであり、人はコンパクトキーボードを求めキー数を減らしていきます。
テンキーレス
テンキーがないのでテンキーレスです。テンキーがありません。
フルサイズは場所を大きく取りますから、テンキーを削りました。テンキーレスはその分コンパクトで一般的な用途に良く向いています。
矢印はあったほうが良いのでテンキーレスはその点バランスが良いです。一方で矢印上のキーはデリートぐらいしか使わない人が多いと思いますから、スカスカで若干スペースの無駄を感じます。なんならFnキーも使わない人が多いですよね。まだ削れそうです。75%
テンキーレスの無駄なスペースを排除しぎゅっとしたのが75%です。
キー数的な使い勝手はテンキーレスと変わりませんが2U分幅が狭くなっています。キーボードをハードに使わなくてコンパクトに済ませたい人に向いています。75%までは極論左右指一本ずつで十分タイピングを行うことができます。
一方で密すぎて視覚的に見づらいですしぎゅっとした部分が誤打しやすそうです。メインの60%部分以外を打鍵するときはちらっとキーボードを見て打鍵した方がよさそうです。65%
75%まではおよそ使用しうる全キーが搭載されていましたが65%ではFnキーが除去されています。
Fnキーは使えば便利ですが無いなら無いで全然何とかなります。しかしEscあるいは全角半角、`~がありません。これはちょっと不便かもしれません。その分65%以下のサイズではレイヤー機能が搭載され、最下行にファンクションキーが搭載されているものです。ファンクションキーを押すことで、数字行をFn行に切り替えることができます。なのでワンクッション挟めば無くしたキーも打鍵することができるわけです。
ワンクッション挟む必要があるのでコンパクトではあるものの入力のための打鍵コストは1増えています。(あるいはホームポジションからの移動は小さくて済むので移動コストが1減っているともとらえられます。)60%
60%はメインの部分のみの配列です。矢印キーも排除されています。以外のキーはすべてファンクションキーを用いてレイヤー移動し入力することとなります。
ここまでくると非常にコンパクトに感じます。HHKBなども60%で人気です。60%以下と75%以上とで複合入力のコストを取るか移動コストを取るかで好みが大きく分かれていそうです。65%は何とも微妙な立ち位置だと感じます。慣れてしまえば60%キーボードはホームポジションから動かずにすべての入力作業を行うことができ、移動コストが低く効率的です。慣れなければ複合入力のコストが高くストレスが高そうです。
というか矢印ぐらい欲しくない?という話であります。
そこで60%にはもう一つの系統があり、2Uシフトを採用したdz60などで見られる配列です。通常の60%に矢印とDelを加えています。この配列はコンパクトでありながら、普段使いで使用するキーを網羅しており実務で使用せず、ネットサーフィンやゲームでのみ自宅でpcを触るという多数の方にとって魅力的な配列です。
思想としては75%や65%に近くとにかくぎゅっと詰め込んだ配列です。・・・75%や65%でも言うようにコンパクトさは優秀ですが右下周りがちょっと使いにくそうですよね。ラフな使用には素晴らしい一方でちゃんと使おうとするとちょっと不便に感じます。
(個人的な好みを言えばshiftを1.75Uのまま矢印の右側に持ってきた下記のような配列の方がぎゅっと詰まらず使いやすいと感じていますが、使用している人は私含め数人しか見たことがないです。お試しあれ)
50%
60%から記号群を除去した配列です。ここからは市販品には基本的になく、自作キーボードらしくなってくると同時に基本的な入力にもレイヤー移動を多用するようになってきます。
個人的に縦横のアスペクト比が美しいのがこのサイズと感じています。50%はISOエンターの方がバランスが良いと感じますがどうでしょうか。
レイヤー移動を行うためにコンパクトサイズのキーボードではスペースが横長なものから分割し複数のキーを搭載するものが増えます(俗にいうサムクラスタでしょうか)。ここにレイヤー移動のキーを割り振るわけです。例えば下記のように6.25U→2Ux2に分割したり
60%より小さくなるとそもそも市販品がないし、キーの配列にそれぞれの独自性が出てきます。同じ%でも、作者によってキー配列が異なってきます。コンパクトキーボードの面白さでもあります。構成したレイヤーのキーマップを覚え慣れる必要はありますが文章を入力することにおいては必要なキーが搭載されています。右列のキーが2U分近くなり、ホームポジションから動くことなく、手首をひねることなく、入力することができます。この基本的に指以外の動きがほぼいらないというのが大きな強みと思います。
60%より小さくなると一般性が大きく下がり、自分以外が初見で使いこなすことは、レイヤー移動先のマッピングも印字するのでもなければ、不可能になってきます。一般性が下がるのはコンパクトなキーボードの明確な弱点です。例えば他の人も使用する機会がある学校や職場に持って行きづらいですね。
40%
50%からさらに数字行を取り除きました。
50%で既に基本入力にレイヤー移動が必須となりますから、数字もレイヤー移動でいいということですね。例えば下記のようにレイヤーに数字をマッピングすれば、ふつう数字を打つのに、ちょっと指を奥に伸ばす必要がありますが、それが不要になるということですね。複合入力コストを払い移動コストを削減しています。
例えば記号群入力のためにレイヤーを1枚追加し、数字入力のためにもレイヤーを追加したとすると、キーボードサイズを小さくするごとに覚えるべきレイヤーが増えていくことになります。移動コストはどんどん下がっていく一方で覚えることは増えるわけです。
また見てもらうとわかるように、backspaceやenterが通常と異なるサイズをしています。一概にこのサイズとは決まりませんが、それでも普通のキーキャップで補えなくなり、印字も合わないことが多くなってきます。そもそもレイヤーを多用しますから印字が合わないことは使用の上で問題になりませんが、キーキャップの行ごとの形状が合わなくなってきます。
そう言った理由もあるので、全行が同じ形状であるロープロファイルキースイッチを採用することは薄さ以外にもメリットがあるのですね。そのほか今回は言及しませんが40%以下では一般的なansiやjisから外れたキー配列のものや左右分割したタイプが顕著に増えてきます。(もちろんキー数が多いキーボードでもありますが、40%以下がキー配列の多様性では主流に思います。)
30%
40%からさらに1列ずつあるいは1行削ったものが30%になります。
1列ずつ削ったものが上のもので俗にQAZなどと呼ばれています。アルファベット+最下行のみになります。
最下行を削ったものも30%と呼ばれます。親指キーがなくなっています。
大別してこの2種類があると思います。一見して、入力に必要なキー数が不足しているじゃないかと感じると思います。30%からはレイヤー移動だけでなく、同時押し等の複合入力も必須となってきます。
例えばtap dance(単押し、長押し、連打等にそれぞれに割り振る)、combo(あるキーとあるキーの同時押しに割り振る)等です。可能な入力数でいえば無尽蔵に増やすことができます。個人個人の好みや入力しやすさに合わせた複合入力が設定されます。非常に思想が反映され、面白いと思います。
また複合入力を設定し駆使するということは、想定外の入力を求められたり、アプリケーションのコマンド操作など想定すると合わない場合があります。そのため30%キーボードに合わせてマクロパッドなどを別途用意することも多いかと思います。
30%に限らず、一般にテンキーを単体で使用したりするように、複数デバイスを効率的に使用することは有効だと思います。30%以下についてはもはや入力方式が異なったり、キーマップがqwertyでなかったり、良くも悪くも普通ではないと思うし経験もないので割愛します。
おわり
個人的な好みでいえば50%が美しく、40%が気持ちよく、60%(矢印含)が汎用性が高いと感じています。しかし効率を求めるとサイズ別に複数台用意し使用用途によって使い分けるのが良いですし、1台で済ませようとすると公約数を取り60%という妥協にまみれたつまらない答えに至っています。
GUIアプリケーションを使用するとなると結局60%以上かそれ用のマクロパッドを用意するかは必要なのですよね。
またテンポが悪くなるのでレイヤー移動以外の複合入力はあまり好かないです。30%をあまり使わない理由です。ちょっと必要になったのでサイズについてテキトウにまとめてみました。加え配列についても所感を述べておきたいところであります。
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オーディオ周り整えたい
最近数日3DP使ってイヤホンの収納形にしてみたりなど。それを実用しようというのでもなくオーディオ周りのアイデアだしという感じです。机の上イヤホンとかとか散らかっちゃっているので、、
イヤホン収納の要件というのは考え始めると頭が痛いのです。収納というからには少なくとも所有している一般的なモデルには対応できなければならないわけで大きいものに合わせねばなりません。斜めに置かないことを考えると厚み3cmは最低必要なのですよね。中華IEMイヤホンってでかい。そのほか個人的な要望を言うと、ケーブルの巻癖は好ましくないのであまり小さく巻きたくなかったり。これは長期保管用には関係ないですが→そういうので本当はゆったりとしながらも効率の良い収納をしたくはありますが、まあなかなかないですよね。
ケーブルの耳掛けガイドの部分もあるので、筐体+そのガイド部分の面積は最低でも取りますしね。イヤホンのディスプレイは考えてもありかもしれませんが飾る趣味はないので何とも。
こういうフィギュアスタンドかって、上にアンプを置いて下に複数メインイヤホンおいておこうかなと今考えていますamazonでぽちりました。そのイヤホン入れておくトレイはとりあえず山崎実業のやつが目に入ったので買ってみました。どうかな
環境整えるにあたって、割と3,5mmの延長ケーブル噛ますのはありだと思っている人間なのですが、延長ケーブルっていい感じのがなかなか打っていないのですよね。長すぎたり終売していたり。以前はオーテクのat645lの50cmを使っていたのですが気づいたら終売していました。複数個確保しておけばよかった。そのほか、50cmのものはなかなかありません。基本的に1mから。
後はプラグジャックがでかかったり、ナイロン巻きで取り回し最悪だったり、、、まあ需要がないのでしょうね。オーディオ的にも接点が増えるうんぬんかんぬんであまりこだわる人には売れないでしょうし、こだわらない人もこだわらないので延長ケーブルなど買わないわけです。知らんけど。何やらグレードが下がりそうですがオーテクのat3a45at 50cmと、どんなもんかエレコムのEHP-35ELS10 1mを買ってみました。まずジャックがこのサイズのものでないと取り回し悪いですよね。
オーディオ環境いい加減エンドゲームしたいなあ。
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分割キーボード発注、松屋のすすめ
土日は分割キーボードデザインして発注したぐらい。そもそも活動していた時間が少なかった、体が弱っている。土日何もできず平日仕事なのだから人生絶望しかない。
二十代後半に入ってから衰えるとはこういうことかと実感し続けている。運動でもすればいいのだろうが私のようなよくできていない人間には難しい。
最近の松屋は牛丼小のつゆだくに生卵と納豆が個人的おすすめです。納豆食って卵かけご飯牛乗せにたっぷり七見かけて召し上がります。小なのは、二十代後半入ってから、食べるだけで体重増えるからです。
おそろしい。老化すると、一日これ+朝昼用菓子パン一袋でも体重が増えていく。運動する体力も気力もない。まだ二十代半ばになっていない人は今のうちに好きなだけ食べておこうという話である。分割キーボードも発注まで済ませました。結局スペースなくてトップとボトムプレートをスペーサはさんでねじ止めする感じに。間違いはないはずだけど動くといいですね。jlcがpcba正月で止まっているのでpoker互換より先にこっち出てくるかもしれん。
これでとりあえずエンドゲームではないですが、可もなく不可もなく使える環境ができるはず。3-4年自キ続けた結果、非常に特徴にかけるものを作るという。このKHシリーズというやつのコンセプトはコスト、妥協、汎用性ですね。色々な意味でのコストを削減するために妥協に妥協を重ねて汎用性を手に入れたデザインです。面白さや僕の考える最強のキーボード要素は皆無です。マイナスな部分もなければプラスの部分もない0点を目指したキーボード。
とりあえずこれらを使えば耐えられるので、これでこんなもんかと終わりにしてもいいしきもいものをゆっくり使ってもいいわけですね。キモイ物は特化型で、どうしても人によってはマイナス要素の方が大きくなったりその逆で激嵌まりしたりですからね。実際そのせいでansiもjisも他作キーボードもスポっと嵌まらなかったわけですし。まあこのKHシリーズも嵌まるものではなくフツウなものなわけですが。いったんこれでしばらくキーボードは作らないはず。ゲーミングは作りたいけど正味ゲームをほぼほぼできていないのであんまモチベがない、ですがゲームするときはちゃんとnitingale使っているので、新作とりかかる意義はちゃんとある。
ここも多少仕様変更しようと思っていて、キー数もりもりでなんでも対応できるにしようとしていたし造形していたのですけど、横幅コンパクトの方が重要かなとか最近は思っとります。 -
分割キボ、zowie新作気になる
今日に限った話ではないけど最近風が強くてああ2月型の気候だななどと感じます。どうせ家と会社行き来するだけの生活でしかないのですけどね。
zowieの新作マウスパッドが発表されました。
BenQ ZOWIE ゲーミングマウスパッド新製品 「G-SR-SE ROUGE II」「H-SR-SE ROUGE II」「G-SR III」「H-SR III」 2月6日(木)にBenQダイレクトオンラインショップにて発売 | ZOWIE Japansqサイズのサイズ展開と裏面に滑り止めを張り付けた変更点のgsr3とgsrse2のようで。一応聞いてみようと思いますが、布とスポンジに変更がないなら性能的には据え置きというわけですがどうでしょうか。
使ってみないことにはわかりませんが滑り止めが改善点であるならば、ですが、gsrsse2は値段据え置きの6000円なのでお得感があります。gsr3は1000円値上げしての6000円なので滑りが変わらないのなら旧版のgsr2を買う方が安くてよさそうですよね。この値上げは為替とか要因でしょうか。gsrseはbiを所有していますが、gsrは数年前に買ったっきりで2は持っていないので買おうかな、、
個人的には好みとか強さとかとは別として、マウスパッドとして比較的まともなのはzowieだけだと思っているので、滑り止めの変更はよいほうに働くのか気になりますね。柔らかいTRモデルは悪いほうにしか働かない気がしていますが、分割キーボード、構成は特に何もないので雑検討はじめました。
xiao rp2040とicジャックとキースイッチだけなので何もない。でもまあ、この程度だと手配線する方がはるかに速いんだよな。それはそれでちょっと考えているのがあるのでそのうちやる気が出たら、、
回路図片手分しかないように、左右共通基板にしてみようかなと思っています。ネットリスト取り込んで適当に置いてみるまでですが穴だらけですな。左右共通にするからもっと穴増えます。置く場所がなくて、xiaoとジャックはここら辺に置かざるをえなさそうです。
mx&chocv2の左右共通ようフットプリントが見つからなかったので作らないといけない。ひっくり返し他のコピペするだけですけど。何気にこの手の基板を起こすのは初めてかもしれない。週末で終わらせて試作入れたい。choc v2も使えるようにしたいわけですけど、choc v2事情を全然知らないんですよね。なんか色々出ているらしいというのは小耳にはさんでいましたが、使う予定がなかったので、、
調べてみるとアケコン用とかで色々出ているのですかね。choc v2とか一生不遇だと思っていましたが、思わぬところで爆発的に?需要が色々あるんですね。アケコン界隈も全く知らないので何とも。snsやgoogleで調べてもあまりまとめ情報がなかったのですが、daihukuさんが動画で解説なされていました。なるほど。アリのchocfoxストアでdeepsea白スイッチを購入してみました。固定ピン、形骸化しているんですね
これ以外にもスイッチ種類あるのかな?わからぬ
ロープロは昔はk3を好んでいましたが結局キーキャップがなくて生き残れなかったという感じです。今のようにスイッチが色々あってロープロ自体が盛り上がっていたら話は違うかもしれませんが
それでもハウジングの形状的に薄くトップ面積が小さいキーキャップ難しいですものね。トップ面が広いキーキャップ誤打が増えて苦手です。。。
手配線で極限まで薄くすると市販のロープロとmxキーボードの高さ同じぐらいなんですよね。そういう点で、手配線はやはり強みがあると思います。打鍵感とか音とか言い出すと話は難しいですがロープロとmxとで2台分割組んで使い比べたいなと思います。親指キーだけchocにできますが直付けでリカバリーが難しいので悩みます。チルトテントすることを考えると親指キーは低いほうが得とは思うのですが。
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分割キーボード検討
数年前も同ドメインで日記付けていたけど広い期間での最近、twitterがほんとにくそなので検討した結果カスタム投稿でいいかというあれ。
さてとりあえず文字打ち用のキーボードは、とりあえず何の面白みもない、比較的誰でも使えて迷わないくそつまらん無味キーボードを作ろうというので最近動いているわけです。でpoker互換のdz60配列とは違った矢印込み配列を作って改善版はもう製造してもらっているところです。それを自宅サブと会社用にする予定。
(会社でも使えるというのはとても難しい意味を持ちます。自キとしての使いやすさを持ちながら、会社の人が触って迷わず使用できなければなりませぬぬ。)
で次は自宅用メインのものを作りたいわけですが、最近は格子配列ベースのキーボードをいくつか作って(精神的時間的余裕なくてブログにはまとめていない)(どうせいつものrp2040直付けなのだからまとめても意味はない)使って色々フィードバックしていました。で結局分割40%がよくて画像のようなのをつくろうかと。配列的にはまあ3年前に作ったのリバイバルで、昔からこのノリがすきなのであるよ。
簡単に解説すると、ベースは4×6格子分割。ずれているのでカラムスタガなのですが思想的には格子が近いです。小指は格子使っているとどうしても位置が高いので0.25下げました。カラムスタガは素晴らしいですが今回採用しないのは2点あって、
・内側列を下げると、運指効率が下がる。例えばeを打った後にbを打つことを考えると、カラムスタガだと前後の距離がカラムスタガ度合いが高いほど離れていって微妙なのですよね。逆にc→tの順だと高速化するわけですが、すべてのキーを満遍なく使うと仮定すると(そんなことはないが)格子が最も運指効率というか次の動作に対するコストが安定すると思っている。偏ってキーは打鍵されるのでそんなことはないしであれば論理配列を変更代ではある。
・ラフに使う、例えば片手の人差し指でポチポチ触ることがあると考えると、格子やロウスタガが扱いやすい。これはansiが標準という慣れはあるにせよ、カラムスタガは非常にキーを探しづらく押しにくい。そういった点で汎用性がないのだ。
安定してホームポジションを維持できるときカラムスタガが最強であることは疑う余地もない、がというのが汎用性重視である。ほか、汎用性xエルゴノミクス()的な観点からチルトテントは無段階調整ができた方がよく、様々な構造案があるものの、(無限語り割愛)まあいいやという感じで今回はfr4プレートでテントしてゴム足でチルトするような角度固定の単純なのでいいかという感じ。
こうやってどんどん実用性度外視で面白いことをやる精神が薄れていくんだね。アイデアだけはあるし、しょうもなくてもそれでいいはずなんだけど、行ってしまえば精神的にも物理的にも参っていて限界だから余裕がないbotになる、、、poker互換ははんだ付け不要(オプションあり)の買ってすぐ使える仕様にしたけど、これはpwbのみchocv2とmx両対応のサンドイッチでいいかな。マイコンもrp2040 zeroとかxiaoとかで。両対応のプレートをアクリル3mm+2mmでロープロ組の時は3mmを不使用にすればいいかなと思っていたが、例えば親指だけchocにするかもしれないなとちょっと思ったのですよ。するとプレートは切り離せないといけないので、fr4かなあ。スカスカサンドイッチです。
シリコンフォームとか型作って簡単に製造できるのだけどめんどくさいよね。という感じでやる気出たときに作りたいね
作るのはこの説明投げれば誰でも設計できる簡単さなので難しいことはないのですけど、本当に元気と時間がないわね、、、金もないわね、、、試作してブラッシュアップしてしたら一瞬で数万消えてしまう。