DarmosharkのゲーミングマウスM5を紹介します。
1万円程度のつまみ持ちショートマウスです。
国内取り扱い前に購入しており、国内版と多少仕様が異なるようですが基本的には同じです。ホイールエンコーダ―、サイドスイッチが異なるものが搭載されており、レシーバーには何も映りません(写せてないだけかも?)
スペックはn52840, 3395, 300mAh, 8kHzです。
実測L91.5mm x W57mm x H35.5mm 38gでした。
サイドはくびれのない緩いハの字、テーパー角はマウスらしいねじれが気持ち程度にありますがほぼ絶壁です。
背面にはdpi, rptボタンがついています。素晴らしいですね。わざわざソフトウェアを起動し設定を変更するよりハードスイッチの方が明らかに楽ちんです。
電源ボタンでレシーバーとBTと選択することができます。中華系はBTついてるけどうまく設定できないものもあるのですがM5は普通にできました。
ショートマウスによくある三角形なシルエットです。MBはフロントに寄るほど低くなっておりサイドボタンは絶妙な配置です。
MBにはガイドがあり緩くくぼんでいます。このくぼみは指の横方向だけでなく縦方向にも置かせようとしてくるものもありますが、M5は縦方向にも一定にくぼんでおりグリップの深さは自由に選択することができます。
つまみ持ちをすれば使うことはあまりなさそうですが、後方シルエットは角ばっており、サイドによっても高さがあります。
レシーバーはドングル型ではなくType-C接続の大きなタイプ。緑に光っているときはマウスと通信中です。消灯するとマウスがスリープになったことがわかります。
このレシーバー、フロントが液晶になっているらしいのですけど何も映らないです。やり方を知らないだけかもしれないけど中華版はこうだったりするのかしら。dpi, rpt, バッテリーなどわかるみたいだけどレシーバーから設定変更できるわけでもないのでまあどちらにせよ映す必要はないと思っていますが。
ソールは上下の2枚で0.7mm厚です。両面テープとPTFEシートの間に厚紙、、というほどでもないコピー用紙1枚が挟まっています。剥がすとPTFEのみ剥がれ、そこまでちゃんとしたソールでないことがわかります。
ショートマウスで基板も小さければMOD用にいいかなと思ったのですが、小さくはありますが幅46あります。ほぼすべてのマウスに入りますが、特別小さくはないですね。
嵌め合いはねじを外せばパかっと取れて、溝があるだけですね。MB, shellともに1.5mm厚です。射出成型なら十分ですね。スポンジが張り付けられていてバッテリーを抑えているのかしら?台パンされたときの破壊防止?
メインボタンはkailhの乳白色のマイクロスイッチを使用しています。耐久は100Mで私がスイッチ単体購入したところではWHITE SWRODと書いてありましたが、darmosharkサイトではWhite Blade Micro Motionと書いてあります。先述した通り国内版とで使用が異なるぽいので異なるものかもしれない。クリック感は軽めでkailhらしさもありつつそこまで癖はない感じです。
ホイールエンコーダはF-SWITCHの黄色いシェルの緑軸です。f-switchでコストカットが見えます。ノッチ感は大きめで軽く、ゴロゴロします。ホイールクリックはomron 20m ofです。そこまで重くないけど歯切れ悪い感じ。国内版ではTTC goldを使っているらしい。中華版も変更されているのかもしれないけど値段差もそこまでないし国内版買うのがよさそう。
サイドスイッチはkaeilhのロープロ。国内版ではGenuine TTCらしい。サイドボタンの基板は特にねじ止めもなく溝に差し込まれているだけです。
サイドボタン基板のfpcは無理な角度で差し込まれていてなんか剝がれている。使えるからいいけど雑なつくりだなとは思います。見えないしどうでもいいけどfpcの引っ張り方も適当かという感じ。ホイールも抜き差しぎちぎちです。幅を詰めている感じでしょうか。
アンテナのところも肉抜きされていて軽量化への執念を感じます。
ボトムシェルは基板とトップシェルがなければペラペラです。でもそれでいいんです。底面を無理に押してどうこう言うのはバカです。
MB下はあまり肉抜きへの執念は見られません。製造が面倒とかかしら。
マットなコーティングでふつうにいい感じです。
つまみマウスは指先だけでグリップする分、ボタンやホイールの操作感によりシビアになってくると思っていますが、その点でいうと今一つフィーリングよくないかなという感想です。つかみ持ちマウスであればこの感じで悪くないな全然ありとなりそうですが。
ソフトウェアはdarmosharkの統合のものが使えます。普通に各種設定とオンボード保存できます。中華系によくある感じです。センサーの機能は設定してもパフォーマンス向上を感じなかったのでこんな感じです。ポーリングレートは上げてもいいかも。持たなくなるけど。
センサー遅延はまあ中華マウスという感じで良くもないし悪くもなく強くはないけど普通に使える範囲かなと。
選択肢の少ないショートマウスでありながら1万円で買えてコストカットも大きく感じるけど値段なりに悪くないですが、特筆する魅力もないです。
個人的にはもうひとつクオリティが欲しかったのと、バッテリー持ちがいまいちで(中華系マウスはどれもそうではありますが、)使わなくなっていってしまいました。
BTできるしコンパクトなのでモバイル環境やipad用で使ったりしています。
なんだかんだでDarmosharkを購入したのはM5が初めてなのですが、値段なりに作りはチープなんだなと思いました。価格破壊など存在しない。各部のフィーリングはチープさは感じますが悪くないので、ガチメインマウスにはなりえませんが、安くていいものが欲しい人にはdarmosharkはいい選択肢と思います。
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