VAXEEの無線マウス第2世代xe-sを買いました。最近使っていたので思ったこととか。
小型つまみマウスとして買ってみたので用途には合わず拍子抜けでしたが覆いかぶさるようながっつりつかみ持ちに合った(想定された)マウスでした。
縦にギュッとしてくびれをなくした小型zowie fk形状な平べったいかつ細すぎないマウスです。
安価な中華系製品と比べると23450円と高価, 61.3gと軽量でないという点がありますが性能がしっかりしており、国内拠点がありサポートが楽に受けられ、入手性も優れています。
1万円程度の製品よりはしっかりバリューがあり、こだわりないからいいものをくれという人にはvaxeeはlogiやrazerと並んでおすすめできます。
同価格帯のlogi razerと比較すると本体で設定を行うことができる、メカニカルスイッチ、の差別化点があります。
すぺっく
〇VAXEE XE-S
・大きさ L 119.6 x W 64 x H 36.6(ソール込み) mm
・重さ 61.3 g
・23450円
・バッテリー 400mAh 110h(1kHz), 30-38h(競技モード) (公称)
・DPI 500 / 1000 / 2000 / 4000
・ポーリングレート 1000 Hz(通常モード), 1000 / 2000 / 4000 Hz(競技モード)
・LOD low / high
・クリック応答速度 2 / 3 / 4 / 8 ms (名称)
・motion sync on / off
・設定 ハードウェアセッティング, ウェブドライバー(出るらしい)
・メインスイッチ huano pinkdot
・ホイールエンコーダ ALPS 9mm
公式サイトより、色々ありますが基本色が派手だったので地味なコラボモデルを購入しました。

形状とかグリップ
sサイズとはいうもののそこまで全長が短くはない。握った印象として薬指の当たり方がFKだなでした。(最近はクローンの方が出ている数も売れている数も多く死語になりましたが、zowieのマウスfkシリーズのことです)
トップから見たシルエットもまんまfk系統です。若干お尻が膨らんでいますが、トップシルエットはすっとんとんです。またホイールは割とフロント寄りに配置されていますね。
ボトムから見るとfkではないなと感じさせられます。くびれがほぼない形状となっています。また口述しますがこのくびれ部をグリップすることが想定されていないため、実質的にくびれは存在しません。
通常dpiサイクルが割り当てられているボタンは固定でpagedownが割り当てられています。何とも言えない。
![]() | ![]() |
サイドからのシルエットを見るとfkよりは長さ方向にぎゅっとされており高さがあるように見えます。
サイドボタンの位置はくびれ部を持つようにつまみ持ちをしようとすると奥のボタンが押しにくく、フロント寄りに配置されています。小型マウスではありますが、浅いつまみ持ちをするとサイドボタンへのアクセスは悪いです。また重心もサイドボタンの間あたりにあり、根元近くのクリックはvaxeeらしく重いので、やはり浅いつまみ持ちには向いていないと感じます。

前から見るとMBには指ガイドがあることがわかります。およそホイール横あたりからガイドの凹があしらわれています。

後ろから見ると台形のシルエットでまさしくfkのようなトップ形状をしています。他のトップ形状としては例えばsenseiやwmoなんかは丸っこいトップをしています。

私としてはつまみ持ちにどうかと思い購入したのですが、くびれに合わせてつまむと、すべて重心悪いㇵどのボタンも遠いわで想定されていないと感じました。
重心やホイールやサイドボタンが前目なこともありがっつり覆いかぶせるようにつかみ持ちするのに向いているのかなと感じました。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
vs fk2
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
???
Mbの切れ目のところですがxe-sは変な形状をして凹っとしています。インターネット上で他の方のxe-sも観てみましたが同様でした。設計の時点でどうにかならなかったのですかね。私の個体ではこのせいで左側面は明らかに形成不良といいますかばりばりしています。
不良と文句つけたいところですが、vaxee基準では良品なのだと思います。マウスのプロが一つ一つ丁寧に検品しているらしいので。


もう一つ文句を言うと、ホイールが右側にずれているのですよね。直しても使い続けていると右に寄っていきます。これも設計上の問題のようですが、使っていると気になりますね、、、。
以下はvaxeeに文句を言うわけではないですが、SNS上ではなんだか誰もがvaxee最高、ビルドクオリティが安定して良く、これこそが神まだというような神話を唱えていますが、少なくとも今回購入したxe-sや、有線モデルはxe以前のものはすべて持っているモノを見る限り全くそんなことは思えないのですよね。ノリだけでそういう事実無根のわけわからないことは言わない方がいいと思います。
てあだうん
ソールを剥がしトルクス6番ねじを4本外して上下を分離することができます。シェル中央左右に爪があります。
メインスイッチを分離して内部フレームに載せるようなこともしなくなったのですね。すべてメインpcbに乗っています。
ソールは0.6mm厚でソールガイドは0.3mmほどでしょうか。

最近はボトムシェルの肉抜きも当たり前になっていますが爆死はしない方針のようです。

メインスイッチとホイールスイッチはhuano pinkdotを使っています。爆死は初期からこのスイッチを使っていますよね。こだわりがありそうです。実際クリック感は昔から変わらず重めでクリスピーなクリック感ですね。私としては重めなのはがっつりグリップしないと押しにくくて好かないですが、一貫していてよく思います。
ホイールは光学式やめてしまったのですね。XE以前しか知らないのですが、XE以降はメカニカルになったのかな?光学式ホイールは重いしうるさいしで使用感としては何もいいところがないと思っていたので個人的にはうれしいです。エンコーダにはALPS 9mmが使われています。
pcbは0.8mmでした

謎のpage downキーとサイドボタンはトップシェルに固定されていました。
MBを固定するネジは色が左右で異なるのですが、右クリックは左ネジが左クリックは右ネジが使用されていました。過去にもそういったマウスはいくらかありましたが、どれくらい効果があるんでしょうかね、、、?
MBの先の方にはポールが生えており左右のブレを制限していそうです。MB自体は結構左右にぶれやすい部類のマウスかなと感じます。

レシーバー
中華系マウスは素直でない、デザインに振ったような形状で肥大化したレシーバーがありがちですが、爆死のVXD02レシーバーは素直な形状で大きくはないサイズでよいと思います。
取扱説明書には電波を発する機器からは2m離し、マウスとの距離は20cm以内にしてくださいと書いてあります。爆死に限らずですが、無理な用件で笑いますがメーカ的にはどうなんでしょうね。昨今はマウスパッドは最低サイズ50x50cmとか言われていますが、、

私は付属のケーブルは使用せず、エレコムの短いUSBケーブルに接続し、PCケース横に張り付けたUSBハブから垂らして使用しています。おすすめです↓
設定
本体で設定できるのが無駄だという人も多く、プロダクトもそういったものが増えている状況ですが、私は昔から素晴らしくすべてが本体設定可能であってほしいと思っています。ソフトウェアいちいち起動するのだるいしずっと裏で動いてるのも嫌なのですよね。
その点VAXEEは本体ですべてが完結します。素晴らしいです。競技モードとかモーションシンクとかは一つ複雑ですが検証とかでなければ変えない項目なのでまあよいかなと思います。最近はそこまでゲームしていないのであれですがdpiとポーリングレートを切り替えたい場面は多くはなくともそこそこありました。
さてその取扱説明書ですが、vaxeeのダウンロードページの一番下にあります。頑張ってスクロールしてください。
私は400dpi, ポーリングレート通常モード1000Hz, LOD low, クリック2ms, ms offで使用しています。
通常モード1000Hzなのは通常モードでも私としては他の無線マウスpro x 2の1000Hzと比較して問題なかったのとのとバッテリー持ち100hないのは耐えられないからです。
30hのバッテリー持ちで無線使うぐらいなら全然有線使います、、
おわり
小型つまみマウスとして買ってみたので用途には合わず拍子抜けでしたが覆いかぶさるようながっつりつかみ持ちに合った(想定された)マウスでした。縦にギュッとしてくびれをなくした小型zowie fk形状なマウスです。
中華系製品と比べると高価, 軽量でないという点がありますが国内拠点がありサポートが楽に受けられ、入手性も優れており、そこまでこだわりないからいいものをくれという人には爆死はlogiやrazerと並んでおすすめできます。
同価格帯のlogi razerと比較すると本体で設定を行うことができる、メカニカルスイッチ、の差別化点があります。
特別気に入った点も微妙な点もなかったですが、センサー遅延的には優れている感じがありますのでfps用途にしばらく使っていこうと思います。
コメント