ZOWIEから発売されている左右非対称マウス EC1-B と EC2-B divina を比較して紹介します。
ECシリーズは尻がなだらかなタイプのエルゴノミクスマウスです。
スペック
メーカー | BenQ ZOWIE JapanHome | |
ツイッター | @ZOWIE_eSport_JP | |
製品 | EC1 | EC2 |
形状 | 非対称 | |
長さ mm | 128.4 | 122 |
幅 mm | 70.5 | 65.9 |
高さ mm(ソール抜き) | 42.1 | 42.1 |
重さ g | 96 | 92 |
スイッチ | Huano Bluedot | |
センサー | 3360 | |
LOD | 1.2 mm | |
DPI | 400 / 800 / 1600 / 3200 | |
ポーリング | 125/500/1000 Hz | |
ソフトウェア | なし |
形状
上下
サイズ感
EC2は全長122 mmと中型、EC1は全長128.4 mmと大型なサイズ感
リア
やや右サイドに寄っているエルゴマウスらしい感じ。
左右合わせた最大幅がEC1は70.5 mm、EC2は65.9 mmある。
くびれ
最小幅はEC1は58.9 mm、EC2は54.9 mmある。
左サイド
左サイドピークからまっすぐくびれていき ハ の字になっていて親指がフィット感を得やすくなっている。
右サイド
手のひらに合わせたふくらみがある。
やや前方には小指の位置にフィットするくびれがありその先に薬指を置くふくらみがある。
深く持つ際は関係ない。
センサー位置
ホイール位置を中央とするとセンサーは右側に2.5ほど寄っている。
センサー位置はEC1は中央から5 mm、EC2は3 mm程度フロント寄り。
横
トップ
TOPは中央でどちらもおなじ42.1 mmある。
尻は結構なだらかな感じ
MB
左右で高低差のあるクリック部で指先にフィット感を得られるガイドがある。
深く持つときは関係ないが。
前後
かなりチルトグリップな感じ。
右サイドは全体的に台形で持ち上げる際の引っかかりはない。
ここがIE形状との差でIEはフロント部分はやや逆台形になっている。
また右サイドの傾斜もECの方が急になっている。
特徴
- EC1、EC2ともに高さは同じで水平方向にサイズが異なる
- トップは中央で高め、なだらかな尻な左右非対称形状
- 指先に合わせたガイドがありフィット感を得やすい形状だが深く持つと関係ない
- 左高右低のチルトグリップな形状
比較
中身
分解
二段重ねになっているPCB。分厚いシェル。
ホイール
光学式ホイールで重くうるさい。
クリック
スイッチはHuano BlueDot。
一体型のMBで押下部は後方寄りとなっている。
MBをしならせながら押し込むようなEC独特のクリック感で詰まった感じ。
divinaの方が柔らかく詰まり感は小さいが、歯切れ悪くふにゃふにゃしならせる感が強い。
ZOWIE感ありポストトラベルが大きい。
指を立てると浮いた感じでガイドに合わせ指を寝かせる方が好き。
サイドボタン
ストロークが長い。
ケーブル
交換
センサー
3360で問題はなかった。
LODは1 mmちょいでいい感じ。
ソフトウェア
本体で設定
- DPI:400 / 800 / 1600 / 3200
- 125/500/1000 Hz
グリップ
重さ
重い。EC-Cシリーズが欲しい。Cシリーズは構造が異なっていてクリック感が異なりそう。
重心はセンサー位置
つまみ
重いし右形状が台形なので持ち上げられない。つまむならIEに近い右サイドの方がよさそう。
つかみ
右サイドが台形なので指の側面でグリップできずわしづかみするのがよさそう。
やや斜めなグリップになるがフィット感がある。
かぶせ
指のガイドがあるので自然に持ててフィット感が得られる。左右で挟んで指先で操作する感じがある。
ガイドを無視して深く持つのも合うと思う。手前に引きやすい。
おわり
各指にガイドがありフィット感があって持ちやすい定番の左右非対称マウス。
合う合わないあるけど非対称マウスはまずEC2試してほしいなと思える面白い形状。
EC1はでかくて指先にうまく力が入らないと思った。手のひら全部に密着感ほしい人向けな感じ。
クリック感は一体型MBの悪いところが出てる感じがあるがdivinaはすごいしなって逆に面白い。
重い。Cシリーズで超大幅減量してるのでわざと重くしていたのだろうけど重すぎる。
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