マウス用のグリップテープとしてリザードスキンやメーカー純正のものなどゴム系で高価なものしか知らない人にほかのグリップテープの選択肢を知ってもらいたいやつです。
はじめ
マウスはグリップテープを貼ることで安定感が増し、無駄な力がいらなくなりとても動かしやすくなります。
私はサイドのみ貼る派ですが、トップにも貼るのが好きという方もいますし、貼ること自体に否定的な人もいます。貼った方がよいかは人それぞれでありますが。
マウスにグリップテープを張らないのが普通、からだいぶグリップテープを貼るということが浸透してきているように思います。
しかしその多くがリザードスキンやメーカー純正のゴム系グリップテープなど高価でありながらグリップ力に劣っていると感じるものです。
1800円です。
メーカー純正に至ってはそもそもマウスのサイドをラバー加工していたものをソリッドシェルに変更し、わざわざグリップテープとして別売りしているようなものです。搾取です。
表面に凸凹のある事のメリットも私はあまり分かりません。
他のテニス用などのグリップテープを使用した上でリザードスキンや純正グリップテープがよいというのなら何も言いませんが、ほかのタイプのグリップテープも試してみてほしいという話です。
はさみを使うことに抵抗がないのであればぜひ試してみてほしいです。
私はウェットタイプがいいと感じるのでそれらを紹介しますが、中にはドライタイプ等々がよいという方もいると思います。そういう方々が各々でおすすめを発信していただければよいと思います。
お勧めするもの
PGGからラケットウェット系のグリップテープが発売されたのでこちらもいいらしい(当方未使用)Pulsar Gaming Gears Supergrip グリップテープ
グリップテープ
グリップテープを貼ることにより良いグリップ力を得られ、またクッション性を与えフィット感が向上します。
またマウスの形状が小さいと感じるときに貼り重ねることでマウスの形状を自分に合わせることもできます。
マウスグリップテープとして定番であるキモニーとウィルソンを紹介します。
キモニーは0.33mmの薄いモデルがあり厚みをそこまで変えずに使用することができます。
ウィルソンは耐久性があり強くひっかいても傷つかない丈夫さがあります。
キモニーのほうがクッションという感じでソフトな印象。ウィルソンのほうがハードな感じがある。
質感が異なるのでっどちらがいいとは言えずどちらも試して使い分けるとよいと思います。両方買ってもリザードスキンより安いので。
また手汗の多い人にはタオルタイプのグリップテープもよいようです。使用したことはありませんが試してみてはいかがでしょうか。
TRUSCOの滑り止めシートは薄さ0.3mmと薄く、粘着剤が最初からついているのでカットするだけで使用できます。質感としては滑り止めのラバーでグリップ力は高いです。
本来滑り止め用途なので爪でこすると削れてしまうのがグリップシールと同様に難点であります。
TRUSCO(トラスコ) 滑り止めシート 片面タイプ片面粘着剤付 A4サイズ TNSSA-A4
接着材
グリップテープの接着剤としては両面テープが一般的です。3M等の普通の両面テープの薄いタイプでも十分ではあります。
より薄さを求めると工業用の0.01mm両面フィルムテープ等もやや高価ですがより薄くよいと思います。
両面テープのはがした際の糊が残るのが心配な方もいると思いますが、はがせるタイプでも長期間貼っていると残ることがあります。マスキングテープだってずっと貼ってたらノリがべたべたします。
どちらかというとテープというよりもマウスの表面加工によるところもあります。
さらさらした滑らかなものは残りにくいですが、細かいシボ加工なものは残りがちです。
パーツクリーナーを購入しておいて残ったら落としましょう。マウスやマウスパッドの洗浄等にも使えるので持っていて損はないです。
また薄さの面で有利であり、カットする面倒さのない粘着スプレーも紹介します。
カットしたグリップテープ貼り付け面にスプレーしてマウスに貼り付けるだけですが、そこそこな粘着力でマウスに使用可能です。表面テクスチャがあったり大きな局面には無理ですが
剥がすと粘着層面が残ってしまうのですがその時はパーツクリーナー等で拭き取ることができしつこい粘着層よりも除去しやすいです。
難点としてはマウス表面がテクスチャ加工されているものには性質上張り付かないことです。
グリップシール
グリップ加工のあるシールもグリップテープとしてマウスによく使用されています。
ピック用の滑り止めシールで十分なグリップ力があります。。
テニス用グリップテープに対して薄さの面でメリットがあり、マウス形状をほぼ変えずに使用できるのが魅力です。
滑り止め加工が削れてしまうので爪が当たらないように使用しなくてはなりません。
なので指を立てないかぶせ持ちマウスなどよく合うのではないかと思います。
50枚入っているのでどんどん張り替えてもいいように思います。
同様の系統の商品でpickstickのフリーカット版のようなGhostGripが販売されています。
こちらはフリーカットタイプなのが魅力です。同様にグリップ力は十分ですが爪が当たる場所には向かないと感じました。
グリップテープの表裏
グリップテープには表裏があります。たまに表裏逆に使っている人がいますが、表面を表にして使わないと性能を発揮できません。
写真じゃいまいち違いが分かりませんが、表の方がつるつるしていてぺたぺたします。
表 |
裏 |
表面は手で触れる側で、ぺたぺたしています。
そのため両面テープなしでもマットなマウス表面に張り付けることができます。
テープいらずで糊でべたべたすることもなく一見よいのですが、表面は表側にしたほうがグリップ性能や肌触りがよいです。
重ね張りする際は表と裏を貼り合わせるので両面テープを張り付けずにそのまま貼り付けることができますね。
表裏を間違わないようにしましょう。
グリップテープを貼る
グリップテープをうまくカットできないという声をたまに聞きますので特に工夫等ありませんが一例として紹介しようと思います。
マスキングテープをマウスに張り付けカットするアタリを付けます
マスキングテープをはがしコピー用紙とかに張り付けはさみでカット、型紙を作ります。
型紙を当ててフィルムにカット線を引きます。
両面テープを張り付けます
カットします。
マウスに張り付けます。
サイド全面に貼るのもおしゃれでいいですが
実用的には指が触れる部分さえカバーできればいいので個人的には形状に沿ってカットするよりワンポイントで張り付けるだけでいいんじゃないかと思っています。
おわり
デバイス界隈の方々はこのようにテニス用やピック用など様々な発想があって面白いですね。
他にもグリップ力向上によいアイデアがたくさん隠れている気がしてきます。
快適なマウスライフを
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