Jezail FunderのCornixを紹介します。
私はZfrontierのpreorderで購入しましたがアリエクで購入するのが入手が早かったようですね。8月上旬に届きました。Cornixに特典のキーキャップセットとがついて$100でした。
specification
Jezail Funder Cornix | |
配列 | corne系の左右分割40%カラムスタッガード |
キー数 | 片側4行6列の48キー+ロータリーエンコーダ |
接続 | ①Bluetooth無線接続 ②TypeC有線接続(Master左手側からのみ) *左右間通信は無線のみ, 各600mAh |
構成 | FR4プレート PORONフォーム PCB PORONフォーム blasting anodized aluminum CNCケース テントスタンド |
テント角 | 0, 6, 12, 18, 24 deg |
スイッチ | kailh choc v2 spring mini |
キーキャップ | LAK, LCK |
firmware | RMK |
setting | vial |
40%というと42キーのイメージが強いですが48キーと多めなキー数に加えてエンコーダもついており、キーマッピングに余裕があります。40%キーボード使ってみようという人もとっつきやすいかもしれない。
最近は個人製作品でも主流となっている完全無線対応です。私は置いて行かれている有線民なのでよくわからんです。
特徴としてテントスタンドが内蔵されています。
Brand
大陸事情はよく知らないがJezailFunderはデバイスのODMやってるメーカーらしい。
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現在はchoc v2向けのLCK(凹型)とLAK(凸型)プロファイルのキーキャップをラインナップしている。Cornixのpreorderは複数個所で行っていましたがその後どう販売されるのかは知らないですが日本向けにいろいろ動いているので入手しやすい感じになりそう知らんけど。そもそも恒常になるのかという話ですね。
先日の天キーvol8にも担当者が参加されていましたし色々展開してくれそう。
PKG
四角い箱が届きました。

組み立て済みのキーボード本体。4色展開あり私はsilverケース+LAKキーキャップモデルを購入したようです。

加えてUSBケーブル、予備のキーキャップ、予備の滑り止め、WhiteRainスイッチ2個、トップカバー用装飾が付属していました。

先行特典としてポーチが付属しました。


先行特典としてキーキャップセットが付属しました。LAKの黒を選んだようです。どうせならLCKにすればよかったのに。
単体で買うと5000円するようなのでお得です。


外観
表





TypeCと電源スイッチ。左手は有線接続と充電、右手は充電専用です。

裏


テントスタンド
テントスタンドが製品自体に組み込まれています。テンティング民の方は別途スタンドを用意したりする必要があったと思うのですっきりしてよさそうです。
角度は0, 6, 12, 18, 24を選択できるようで、垂直近く立てるようなスタイルには対応できません。
テント角の切り替えはぱちぱちとスマートに行えてイイ感じに思います。


0deg

6deg

12deg

18deg

24deg

層構成
アルミケース、PCB、FR4プレート間にはPORONフォームが挟まっています。
コントローラーやエンコーダー上にトップカバーがかぶさっています。サムクラスタ上にもカバーがはめ込まれておりベゼルが表面を覆いきっています。


削り出しのアルミケースはブラストとアノダイズ処理されています。底部には600mAのバッテリーを積んでいます。

ベゼルはキーキャップ面まで高さがあります。
またケース厚みはスイッチ下から6mm程度あり、その間にバッテリーおよびテントスタンドが収まっています。他の部分はしっかり厚みがありずっしりしています。片側280gあります。

スイッチとキーキャップとタイピング体験
標準搭載のkailh choc v2 spring miniはトップPCにボトムPOM、40gfの2.8mmストロークらしい。

おまけについてきたkailh choc v2 WhiteRainはトップボトムPOM、50gfの2.8mmストロークらしい。

コンベックス

普通の

裏

家にあった静音のやつと打ち比べてみました。比べるとそのまんまspringminiはpcぽい音が、whiterainはpomぽい音がします。外で使うときは静音スイッチが便利そうですね。
打鍵音は筐体本体の味が強い気がします。しっかりあるアルミケースにフォームを挟んでいる詰まった音がします。小気味よく使っていて楽しいと思います。
打鍵感は硬質ではありますが強く打鍵しなければそんな角が立たない感じです。強く叩くと貫通するなという感じです。
体験としてよいかはchoc v2あまり使わないし市販品自体あまり持ってないのでわからんですが悪くはないと思います。結構ケースの味が強いなという印象です。静音スイッチ乗せればほぼミュートされるので機能乗せながら詰めつつも薄くまとめた設計がいい感じにまとまっていると思います。静音スイッチ乗せるのが癖ないかもしれない。

ロータリーエンコーダの回りと押しはちょっと重めでした。
設定
ファームウェアはRustのRMKで作成されているそうで設定ソフトはvialが使用できます。vialが使用できますがqmkと実装自体が異なりところどころ多少挙動は違うのかも。
vialが使えることはまともなキーボードに必須の条件ですから、Cornixは素晴らしいですね。
公式からしてデフォルトレイヤーに矢印キーを載せたレイアウトで、分割40%としては変則的かなとも思いながら総合的には使いやすいなと思います。
とりあえずこんなんで使っていこうと思います。
なんかわからんけどだいぶ使いやすいですね。



PCにbt無いので有線で使っています。私は分割はテントないと意味ないというか恩恵受けられないと感じているので、素で弱テントできるのはとてもよいですね。有線接続時は左手側は電源スイッチオフのままでOKです。スリープあるのか知らないですが右手側のスイッチだけ切り替えるのでOKです。
完全無線は試していないですが、登録回りにBT接続回りが登録されています。

ロープロキーキャップは打鍵しにくいものが多く思っていますが、LAKはトップの面積がそこまで大きくないので使いやすいです。

おわり
機能性もあり打鍵体験も悪くなく良くまとまっています。vialに対応してまともにキーマップ設定できるのもよいです。価格も$100ですから40%分割触ってみたいという人には国内安定供給来たら気軽におすすめできる気がします。
キーも比較的多めですしスイッチやキーキャップの取り付け不要、はんだや組み立てもいらないのでとっつきやすいと思います。
んーまああんまり世の製品知らないけど無線キーボード$100てのも普通な価格感なのかしらね。
こだわりを捨てこういうのでいいんだよという目線で見るととてもよく映ります。私自身最近はそんな感じで普段使い用に特化型最強よりも減点の少ないいい感じを求めがちなのであります。
左右間のケーブルないのもデスク上で取り回しやすくいいかもしれない。いやそういうの求めるなら諸々完全無線環境にしてしまえばいいのにお前は。
余談ですが左側のコネクタが何かしらの不良抱えていて、手持ちのケーブルによってはショートする感じでした。右は起きないし他でデバイスでは使用できていますしケーブルでなくただのコネクタ起因で設計不良でもないですが個人輸入だとこういうのがあれですね。同型のコネクタはストックあるので気になったら交換しようと思います。とりあえず不良起きないケーブルに接続して使っています。
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