NPETから発売されているハードタイプのゲーミングマウスパッドSPEEDMを紹介します。
NPETといえばよくある 激安ゲーミングデバイスメーカーの1つ の認識で、あまりよいものを販売しているイメージは持ってなかったのですがSPEEDMは割とよいものなのではないかと思います。
概要
SPEEDMはプラスチック製のマウスパッドで、絵柄展開、スポンジ搭載、吸着裏面、等わかりやすい特徴があります。
また3種類のサイズが展開されておりプラパッドにしては珍しいです。
360 x 300 | 450 x 400 | 500 x 500 |
滑り
G440系とは異なるポリカ系の滑りをしています。
ぬるっとした滑りよりも乾いた滑りが好みな人に合います。
滑走感は標準的なポリカ系の滑りで特に特徴はないです。ふつう
不満点としては滑走時にややムラが伝わってきます。表面が均一でないか荒いです。気にするほどではないかもしれませんが使用しているプラパッドと比べると明確に感じ取れます。
表面
絵柄があることからわかるように、樹脂板にテクスチャ加工したものではありません。
絵柄を印刷したコア材の上にフィルムが貼ってあり、その上にテクスチャが加工されています。
そのため硬く尖ったものなどぶつけるとフィルムから簡単に剥がれてしまいます。
使用している中でテクスチャがポロポロ剥がれてくる様子はなさそうです。
中間層・裏面
コア材が十分に厚いため沈み込まず、滑走時のクッション性は皆無です。
マウス操作性のためでなく吸着裏面をデスクからはがしやすくするためのものでないかと思います。
裏面はデスクに張り付き固定されます。プラ板はフラットですから布パッドのように巻き取れず非常に剥がしにくいです。スポンジがあることでまだ剥がせます。
張り付いてしまうので単純に貼りたい位置にきれいに貼るのが難しいです。
一方で、プラパッドは通常のノンスリップラバーでも十分デスク上に固定できる事が多い様に思います。
これらは売り文句にはなるかもしれませんが、SPEEDMにおいてその意味があるのかは懐疑的で経費が高くなっているだけのような。
価格・入手性
プラパッドは取り扱いがなかったりすぐ在庫切れやディスコンになったりすることは市場を見るに明らかです。
そのため(今のところ)アマゾンで買えて在庫が潤沢にあることは入手性の面で非常に強いです。
5000円という価格はLサイズプラパッドの枠で言えば標準的な値段です。
個人的には性能面で使用を避ける不満はありませんが強みにも欠け、他に気に入ったものがあればわざわざ買い足す意味は薄いと感じました。
しかしプラパッドを使用したことがないという人には性能、サイズ、入手性、と良い選択肢に思います。
また今回セール価格2500円程度で購入しましたが、セール価格であれば プラパッド入門にこれ以上に適したものはないと思います。
おわり
5000円で定価購入するのであれば、個人輸入送料込み5000円で購入できるxraypad thunder Xの方がよいとは思います。
g440シリーズも通年買えますがMサイズしかないですし、プラパッド試してみたい人にはSPEEDMよいものと思います。
プラパッドはいいぞ
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