ZOONEXから発売されているこれ一択シリーズ・昇降式デスクを紹介します。
安価ながら昇降式で高さにこだわりのある人は一つ検討してみてはいかがでしょうか。
なかなか他にないデスクなので刺さる人は一定数いるのではないかと思います
概要
公式サイト | ZOONEX |
デスク | これ一択シリーズ昇降式デスク |
価格 | 15,800円(100cm)、19,800円(120cm) |
方式 | 手動昇降式 |
キャスター | 50~78cm |
固定足 | 45~73cm |
天板 | 100 or 120 x 60cm |
設計思想がいまいち理解できない部分はありますが、総じて今までになかったタイプのデスクで既存デスクが合わなかった人は検討しうると思います。
既存の安価な手動昇降式デスクはねじ止めの穴位置を変えることによるI字脚タイプが多いですがこちらは口字タイプで無段階という特徴があります。
無段階の昇降式デスクで机の高さを微調整したいゲーマーの方など。
組み立てはややめんどくさ(難易度でなくシンプルにめんどくさい)く、見た目もノブなどダサいためデスク機能に興味がない人は避けた方がよさそうです。が機能性を重視する人は面白さを感じると思います。コストカットしつつ機能性を付加しています。
天板周りの重量が重くバランスが上に偏ってアンバランスです。公式は脚部にウェイトを推奨しているようです。
昇降幅が広く脚は固定とキャスターとで選択することができ様々な場面に使用できます。天板は大き過ぎず小さすぎないサイズで何とも言えません。(人にもよる)
価格のための妥協点と尖った仕様で好みは分かれる製品とは思いますが、マッチする環境にはたしかにあり面白い、安価な昇降式のデスクです。
組み立て
こんなんで届きます。重いですと書いてありますがほぼほぼ天板周りの重量です。
購入したのは120cmの大きいほうの製品です。
開封するとこんな感じ
天板裏のフレームが箱出しで既にねじ止めされています。楽でいいですね。組み立ては脚部だけです。
画像天板上側、モニターアームを固定する箇所に棒がついていますが、これがこだわりで「雨カンムリ型耐震溶接フレーム」というそうです。
天板+フレームの厚さをモニターアームのクランプで固定することで天板のみを挟むよりも安定するそうです。
みんな自分で端材用意してやってると思いますが、何も考えず使いたい人にはうれしいでしょう。
取説。SDGsらしい。今となってはもう死語だよなあ
昇降式ということはそれすなわち人間工学ということですね!
私は63cm教です。
グローブついてきます。穴空いてます。
さて組み立てていきますがこのデスクは可動させたかったためキャスターを採用します。
キャスターの他に何もなし(クッション接地)と高さ調節のねじ込み固定足があり3種類選ぶことができます。
選べるのはいいことです。
キャスターをねじ込みます。狭いのでレンチ差し込んで回すのやりづらかった
床側の足部分
天板側の足部分ですが、ぱっと見 固定部小さくて心配になる感じですね。
でも大丈夫そうなのでコストカットに素晴らしく成功しています。
仮止め
床側の足にメス穴がありますので天板側を差し込みます
この穴を側面ネジで締め付けることで高さを固定するわけですね。
そういうわけでかなり差し込みづらくめんどくさかった覚えがあります。
背板を取り付けます。これで一安心一安定といったところです
足を任意の高さに調整して固定ねじを締めこみます。
天板上にして4か所伸縮させながら微調整。
かなりめんどくさいので頑張ります。気軽に高さの変更を行いたくはないですね。
完成
完成です。昇降部分が固定ねじ2 x 4か所なので見た目重視の人にはダサいかもですね。
背板があるので足を延ばして持ち上げるとと邪魔に感じるかも。
持ち上げなければ下部のスペースは十分あります。
3面が固定されていますが特に揺れに強いかというと普通です。特にがたつきはないです。台パンすると揺れます。(そもそも揺らしたくなければ周辺機器用のデスクとモニター固定部は分離させるべきです。)
今回に関してはキャスターなので揺れようが関係ないですが。
天面から天板フレーム下まで厚み5cmありヒザを過度に上げるとぶつかります。
元が厚み1cmの天板フレームを使用していたため私が相対的に厚く感じている部分はあります。
しかし気づいた。このフレームに手をひっかけて前後に動かしやすいぞと。可動デスクならではの利点である。
デバイスを置くとサイズ感はこんな感じ
最近流行のSQサイズでぴったり奥に余裕なしな感じ
モニター設置評価
ここにモニターアームをクランプしろというスペース
ergotron(amazon)シングルを装着。ちょうどいい感じ
切り欠きがあるため壁にべったりでもアームが干渉しません。でもケーブルは干渉するのでは?
ただ当然だけど中央以外につけるとき結局端材也必要になるよね。シンプルに中央に置く人向け
私はそこら辺のデメリットは特に気にしていません。
こんな具合です。
ポール型だとデスクの奥行きが狭そうだし、アーム型だとデスク奥に飛び出させたりするため切り欠きが意味をなしていない。
何を意図して設計されたのか気になります。面白ポイントです。
アーム部分を向こう側に出すこと、ないですか?
あまりしないと思いますが私は以前そういう構成をしていたこともありますのでテストします。
そもそも天板周りの重量がほとんどで重心が高いこともありますが、荷重をアームにかけるとそこそこ危なかったです。外側に回すことは微妙です。
メーカーも認知していて、脚部にウェイトを備えることで解決を推奨しています。
おわり
周辺機器を備えるためのサブデスクとして入手しておりメイン運用ではないです。
用途に対して非常にぴったりと感じており満足しています。
気になる点はあるし組み立ては明らかにフレンドリーではないですが、そこも低価格化のための工夫と思うと設計者ラブです。変な話ですがこのデスクの一番の魅力は実際の使用でなくコストカットと機能性の設計思想に感じます。
120cm幅あるとマウスパッドやキーボードやいろいろと置くのに過不足ない丁度いい幅なのですよ。
またモニターは別のデスクに設置しているため60cm奥行きも狭く感じていません。
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