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  • [自キ]「Nitingale ver.LIT」ビルドガイド

    自作キーボードのキットとして頒布しております左手デバイス Nitingale ver.LIT のビルドガイドになります。

    軽く説明

    Nitingale ver.LITは「 LIT@lit4tms監修の元、全面協力いただき設計された自作キーボードです。

    湾曲したキー配列を採用した左手デバイスとなっています。

    ゲーム用途を想定して開発しましたがマクロパッドとしても使用可能です。

    gateron lowprofile 2.0 KS-33ロープロファイルスイッチを採用しておりホットスワップには対応していません。

    通常高さのMXキーキャップに互換性を持たせましたが一方でプレートレスな構造となっています。

    *カスタムプレートを使用することでトッププレートを追加できますがその場合ロープロファイルキーキャップのみの対応になります。

    はじめに

    ・本キットははんだ付けおよび簡単な工具による作業が必要となっております。

    (瞬間でない)接着剤が別途あるとより強固に製作することができます。無くても組み立てられますがおすすめしています。

    ねじロックが別途あると、積層構造ですのでよりねじが緩みづらくなります。

    ・本キットは別途KS-33キースイッチx30個, USB Type-Cケーブル, キーキャップが必要となっております。

    ・本キーボードは制御部分が基板に実装済みとなっております。

    ・組み立て済完成品に関しましてはLIT様で取り扱っております。

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    ・別途カスタムパーツに関しましてはboothの方で取り扱っております。

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    つくったものとかOsprey58R 自作キーボードキット(¥ 5,000), ER-4S/B 切替器/リケーブル(¥ 6,000), Nitingale ver.LIT【組立済】(¥ 15,000), ER-4シリーズリケーブル用モジュール…

    カスタムプレートに関して

    boothにてカスタムプレートを用意しております。必要に応じて追加してください。

    キットはMXキーキャップ互換性のためにプレートレス構造になっています。カスタムプレートを追加することで別途トッププレートを追加できます。

    ロープロファイルキーキャップのみの対応となります(MX互換キーキャップを使用するとプレートに底打ちします)が、

    キースイッチ羽の切除、接着剤の貼付の処理が必要なくなります。(元々必須ではありませんが推奨)

     

    使用する際は組み立て(カスタムプレート)の項を追加参照してください。

    内容物

    内容物が不足していた場合、問題があった場合、お手数ですが連絡をお願いいたします。必要なパーツを送付させていただきます。

    実装基板 兼トッププレート1枚
    ミドルプレート計3枚(厚1.2mmx2枚, 1mmx1枚)
    ボトムプレート1枚
    ネジ14個+α(M2x2mm)
    スペーサ7個+α(M2x5mm)
    スイッチ固定治具1枚
    ゴム足計6枚(2mmx4枚, 5mmx2枚)

    別途組み立てに必要なもの:

    gateron lowprofile 2.0 KS-33スイッチx30個

    遊舎工房,aliexpress,gateron通販などで

    組み立て

    一度全体を通して読み大枠を把握してから作業を行ってください。

    実装基板下処理

    捨て基板を切除します。手でももぎ取れます。必要に応じてカッターで切れ目を入れたりしてください。

    やすりを使用してバリを取ります。

    USBコネクタのはんだ付け跡が汚れているため白くマーカーで塗ってありますが必要なければアルコール等で拭きとってください。

    動作確認

    実装基板はファームウェアが書き込み済みで出荷されています。

    ピンセット等とremapのtest matrix機能等を用いて正常に動作することを確認してください。

    この段階で正常に動作しなかった場合のみ実装基板交換いたしますのでご連絡ください。

    実装基板をPCに接続しhttps://remap-keys.app/へアクセスし”START REMAP FOR KEYBOARD”をクリックします。

    +KEYBOARDをクリックしキーボードを選択、接続します。

    キーボード情報が読み込まれたら3点リーダからTest Matrix Modeへ入ります。

    ピンセット等使用しすべてのキーを押して青色になることを確認してください。

    はんだ付けの準備

    スイッチ固定治具を組み立てておきます。

    治具基板と本体組み立て用のネジ・スペーサを4つ使用します。

    *ねじ止めしなくて大丈夫です。たわんでしまって抑え具としては微妙なためそのままスイッチ位置固定具としてのみ使用ください。

    今後厚みのあるものに変更予定です。

    スイッチの羽をカットしておきます。

    カットするとMXキーキャップとの互換性が向上します。

    *カスタムプレート使用する際はカットしません

    接着剤

    *カスタムプレート使用する際は飛ばしてください

    プレートレスな構造なためスイッチははんだ付けされたピンのみで固定されます。そのため接着剤なしだとピンのない奥側がキーキャップを引き抜くとき持ち上がりやすくなっています

    接着しないと使えないということはなく、キーキャップを交換するときに持ち上げないよう注意を払っておけば貼付せずともよいです。めんどくさいですねすみません

    接着剤を用意します。

    治具でスイッチの角度調整固定→はんだ付け の間固定されないほうがいいため、速乾で無いほうがよいです。

    今回はスーパーXを使用しています。

    基板のスイッチをはめる側(マイコンとかいろいろ実装してないほう)にスイッチを固定するための接着剤を置きます

    スイッチの挿入と固定

    基板にスイッチを差し込みます。

    先ほど準備した治具を上から差し込み、キーの傾きを抑制します。これを行わないとキーの配列がぐらついたカーブになりやすくなります。

    またスイッチを基板に押し付けやすくなりはんだ付けがしやすくなります。

    角度が合えばするっと入るのでふわっと作業してください。

    スッと入らないキーがあれば十字ステムをピンセットで持って動かしてみたり、基板裏からキースイッチを動かしてみてください。、

    押し付けキースイッチをしっかり基板に密着させます。

    はんだ付け

    スイッチの足をはんだ付けしていきます。スイッチが基板から浮かないようにはんだごてを離した後はんだが固まるまで基板を押し付けてきばんにみっちゃくさせてください。

    積層構造なためはんだ付けした面に直接ミドルプレートが乗っかります。

    しかしはんだ付けしたことでフラックスやはんだが飛び散ってしまっています。

    フラックスクリーナーや無水エタノール、IPAなど利用して洗浄して汚れを落とします。

    ない場合は乾いた後に爪等ではじいてフラックスの粒などが残らないようにしてください。

    めんどくさいですねすみません

    治具に使用したスペーサとネジは外して、本体のネジ止めに使用します。

    ねじ止め

    プレートを重ねます。

    スペーサを穴に差し込みます。

    最後まではまらない、硬い場合は裏からはめてひっくり返し置き、手で押さえ、ぐっと押し込んでください。

    グッと。

     

    0番のドライバーを使用してねじ止めします。プレートがずれないよう気を付けてきつめに閉めます。

    この際ねじロック使用するとサンドイッチマウントや積層マウントにありがちな万が一のネジ緩みを抑えることができます。

    ゴム足を好みに張り付けて完成です。

    キーキャップとUSBケーブルを装着して使ってください。

    組み立て(カスタムプレート)

    カスタムプレートを使用した場合剛性が増しますが、キーキャップはロープロファイル向けのものしか使用できなくなります(MX互換キーキャップを使用するとプレートに底打ちします)

    カスタムプレート11枚(top)
    カスタムプレート21枚(topと基板の間)
    ネジ(長)7本

    プレート2枚ありますが片方は正方形の穴が開いています。(top)

    もう一方は横長の長方形の穴が開いています(topと基板の間)

    カスタムプレート1(TOP)にキースイッチをはめます。

    キースイッチをはめたら裏返し、カスタムプレート2、実装基板と重ねます。

    スイッチのピンが曲がっていたらまっすぐに直してください。

    プレートが浮かないように押し付けながらはんだ付けします。

    以下同様にミドルプレートとボトムプレートを重ねて組み立てます。

    ネジ締めは片方のネジを付属している長いねじを使用してください

    プレートありでの完成です。

    firmwareについて

    qmkfirmwareを使用しています。

    あらかじめインストールされているのはゲームでの使用を想定した通称キルスイッチ機能(カスタムキーコードマクロ)とプロファイル切り替えコマンドを含んだものとなっています

    通称キルスイッチ:Aを押している最中にDを追加で押すと、Aの入力が解除される。といったものがWS, ADにマクロ機能として搭載されている。remap上のfunctionの欄にある

    プロファイル切り替えコマンド:XCVBの4キーを同時押ししている最中に1を5回連打するとlayer0に切り替わるというもの。1/2/3/4を5回連打するとlayer0/1/2/3に切り替わる。

    ピンとこない場合稚拙ながら作成しましたkeymap.cを見てみてください。

    qmkのファイルはgithubにあるので好きなものを使用したり作成したりしてください。

    またマイコンはrp2040を使用しています。

    上記nitingale_lit_gpfile_via.uf2に加え通常のdefault, viaのインストールファイルはあらかじめアップロードしてあります。

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    GitHub is where people build software. More than 100 million people use GitHub to discover, fork, and contribute to over…

    裏面の小さい穴から爪楊枝など使用してbootボタンを押してPCに接続してuf2ファイルをインストールしてください。

     

    remap用のjsonファイルはこちらになります。reapには登録済みです。

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    おわり

    ご自身の所有しているメディアで感想等発信していただけると嬉しいです!

    良かった点微妙だった点感じたこと要望等お待ちしております。

    Twitterでは#Nitingaleでつぶやくと観測できてありがたいです。

    Nitingale ver.LIT自作キーボードキット購入いただきありがとうございました


  • [マウス]マイクロスイッチテスターを作る

    14mm角の穴を板にあければキースイッチテスターになります。

    マウススイッチも同様に簡単に作って試せるテスターがあればいいよねということで作りました。

    見たままの板でマイクロスイッチを挟んだだけのおもちゃですが、スイッチ押し比べる際にあると便利だと思います。

    材料

    データは公開されているので自由に使ってください。ただ板に穴あけただけのものですが。

    基板は1.2mm推奨です。

    スイッチとの高さとの関係でこの材料の組み合わせが現時点ではベストと思っています。

    スイッチソケットはAliとかで探すとあると思います。

    マイクロスイッチはAliで色々売ってます。国内だとPCワンズとかで売ってそう

    作り方

    見たまんまはんだ付けするだけです

    youtubeに動画をあげてみたりなどもしました。

    基板を切り離します。

    手で折れますが折りにくかったらカッターで切れ目を入れたりなど

    必要に応じてやすり掛けしてください。

    ボトムプレートを組み立てます。

    もったいないのでソケットは2個で。

    上からソケットを差し込みます。

    基板に差し込んだソケットにスイッチを差し込みます。

    マイクロスイッチをマステ等で固定し位置を決定します。

    基板にソケットのみをはんだ付けします。

    6個分にカットしたピンヘッダを上から差し込みはんだ付けします。

    最初に一点だけはんだ付けし、基板と垂直に密着するよう位置を調整し残りもはんだ付けします。

    もう一方のトッププレートも組み立てます。

    6個分にカットしたピンヘッダの長いほうをスペーサを挟んで差し込みはんだ付けします。

    最初に一点だけはんだ付けし、基板と垂直に密着するよう位置を調整し残りもはんだ付けします。

    ボトムプレートにスイッチをはめた上からトッププレートをソケットに差し込んで完成です。

    若干浮いたり押し付けたりするようでしたらトッププレートを手で曲げて軽く癖をつけます

    おわり

    都度マウスに取り付ける手間なくスイッチをカチカチできるようになりました。

    キースイッチのようにマイクロスイッチも色々試して選べる感じになったらいいですね。

    国内でいろんなところがいろんな種類のスイッチを取り扱って全体的に活発になる未来があったらうれしいですね。

     

    基板データ

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    欲しい方いたらbooth投げました。

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    次の記事:Nitro Factory-devices nTechFit vg-a1 レビュー


  • ゲーミング左手デバイス 「Nitingale ver.LIT」に関するお知らせ・製品情報

    Tsuihaプロジェクトから左手デバイス「Nitingale ver.LIT」の頒布が決定いたしました。

    LIT@lit4tms監修の元、全面協力いただき設計された製品です。

    個人製作の完成済みキーボードでありLIT にて委託販売を予定しております。

    頒布価格、日程等はLITから告知予定になります。

    以下「Nitingale ver.LIT」の製品情報になります。

    左手デバイス「Nitingale ver.LIT」とは

    FPS等PCゲームを想定し開発された ”Nitingale”(ナイチンゲール)

     

    数が少なすぎずサイズが大きすぎない30キー構成

     

    ANSIで満足できなかった人のための、手の動きに合わせた独自のキー配列

     

    ゲーミングやマクロパッドとして片手入力に特化した左手デバイス

     

    マウスを広く大きく操作することが可能なコンパクト設計

     

    選択肢の少ない ロープロファイル薄型設計のゲーミングキーボードです。

    オリジナル・キー配列

    Nitingaleはwillow配列GRIN配列等にインスパイアされた配列を採用しており、

    美しく施されたカーブによる有機的な形状が特徴となっております。

    ーブした配列を採用することにより、指の長さと可動範囲に合わせたキー配置と各行の連続した接続を実現しました。

    リラックスしたホームポジション、各キーに対する自然な運指、親指での複数キーアクセスが可能となります。

    ロープロファイル・キースイッチ

    Gateron lowprofile 2.0 ks-33 リニア赤軸キースイッチを採用。*ボトムハウジング黒のものと白のものが存在しておりますが同一のキースイッチとなっております。

    ポリカーボネート・ナイロン製のハウジング、POM製のステムにより構成され

    ファクトリールブ済みでスムーズな押し心地を実現しています。

    MXスイッチと互換性があり、自由度の高いキーキャップ選択を行うことができます。

    通常のスイッチより短いストロークでのキー入力が可能です。

    ロープロファイル・ボディー

    ープロファイルスイッチを採用したのと同様に筐体も薄型に設計されています。

    筐体厚み5mmと薄型であることによりパームレストが不要、かつ手の高さがマウスを握る右手と揃えることができます。*キースイッチ、キーキャップ、ゴム足を含まない

    また手の背屈が抑えられることで、手首への負担を軽減し長時間のゲームプレイをサポートします。

    Nitingaleはアルミケース等と比較すると質感には劣ってしまいますが、ケースレスのFR4積層構造を採用しており必要な剛性を保ちながら低コスト化を行っています。またベゼルレスで無駄のないスッキリとしたデザインとなっています。

    *左側面若干浮きが発生しておりますが構造上発生するものになります、使用に悪影響はありません。

    ム足は背屈を抑えられるフラットタイプ、弱チルトタイプ、2種類を重ね張りする3パターンから各自で選択可能です。*よりチルトさせたい場合などは各自で調達ください。

    本体が軽量なため一般的なキーボードと比較して動かしやすい/動きやすいです。

    FLAT
    TILT1
    TILT2

    web上で完結するカスタムソフトウェア

    くの自作キーボードやカスタムキーボード等で採用されている「remap」を使用させていただいております。

    remapはweb上で完結するカスタムソフトウェアで、別途ソフトウェアのインストール等が不要です。

    キーマップの変更はもとより tap&holdやcombo、マクロの設定やプロファイルの作成など柔軟に自由度の高い設定を行うことができます。

    ゲーム+機能

    ームプレイのための機能が搭載されています。

    1000Hz ポーリングレート

    0ms デバウンスタイム

    左・上出しの USB Type-Cコネクタ

    定のコマンド入力を行うことで最大4つのプロファイルを切り替えながら用途に応じて使用することができます。

    ゲームやアプリケーションごとにキーマップを切り替えたい方に便利な機能です。

    プレGX1キーボードに搭載されている「キルスイッチ」相当の機能が実装されています。またプロファイル切り替えコマンドを使用していつでもオンオフ切り替えることができます。

    通称キルスイッチは常に理論値で高速な切り返し動作を行うことができます。

    本機能はW/S・A/Dキーに搭載されていますが 、WASD以外で移動を行っている方でも、ソフトウェア上でキルスイッチキーを異なる配置にすることで対応することができます。

    *当通称キルスイッチ機能はNitingale固有の機能ではなくqmk/viaに対応したすべてのキーボードで実装が可能です。またGX1を見て実装を決めましたが、東プレ(株)とは無関係です。

    れら機能は上記remap上でカスタマイズすることが可能です。またファームウェアにはQMKを使用しているため自作キーボードの知識がある方は自分でファームウェアを作り替えることができます。

    選べる2つのセット

    Nitingale ver.LITは2種類のセットの販売を行います。

    基本の内容物は以下になります。*内容物は状況により異なる場合がございます。頒布ページを確認ください。

    ①ベースセット

    1.スイッチはんだづけ済みのキーボード本体 1個(キーキャップは付属しません)

    2.ゴム足計6枚(2mm x 4枚, 5mm x 2枚)

    3.親指用ロープロ1Uオリジナルキーキャップx4

    ②フルセット

    上記内容物に加えてABS製のOEMキーキャップ、2mのUSBケーブルが付属します。

    到着しましたらPCに接続するだけでご使用いただけます。

    おわり

    ミオニさんにテスターとしてレビューいただきました。ぜひ参考にしてください。

    Nitingale ver.LIT 簡易レビュー
    Nitingale ver.LITは、ゲーム用途を想定した左手用ロープロファイルキーボードで、tsuiha.comとLITが共同で立ち上げたプロジェクトです。この記事では実際に使用してみて感じたことをお伝えしていきます。 レビューサンプル提…

    興味持っていただけましたら幸いです。

    暫定の情報となっております。部分的に置き換わる可能性ございます。

    また組み立てキットのほうも自作キーボードショップに委託したりboothで販売したり考えています。

    頒布に向けて取り組んでおりますのでよろしくお願いします あわあわ

  • 「Nitingale ver.LIT」スタートアップガイド

    LITにて完成品の頒布しております左手デバイス「Nitingale ver.LIT」のスタートアップガイドになります。

    確認事項

    購入後のサポートはできる限り対応しますが、初期不良や内容物の欠損について購入直後にしか対応できかねます。

    ネジ緩み防止に緩み止めを差しております。再度ねじ止めが不可能な場合がございますので分解はできる限り行わないでください。

    到着しましたらまずこれらについて確認を行ってください。

    内容物の確認

    内容物が全て揃っていることを確認してください。

    ①ベースセット

    ・キーボード本体

    ・ゴム足

    ・親指1Uキーキャップ

    ②フルセット

    ・キーキャップ

    ・USBケーブル

    動作確認

    ケーブルを本体に接続し、PCと接続します。接続する際に左上(写真中0キー)を押さないよう気を付けてください。オンボードプロファイルがリセットされます。

    本製品に限らずUSBコネクタに無理な力は加えないよう注意してください。

    PCに接続し各キーが正常に反応することを確認してください。

    テキストエディタやゲームで確認のほかに、remapでも確認を行うことができます。

    https://remap-keys.app/へアクセスし”START REMAP FOR KEYBOARD”をクリックします。

    ※remapに更新が入りました9月発売分はこちら旧のサブドメインを利用ください。https://qmk018.remap-keys.app/

    +KEYBOARDをクリックしキーボードを選択、接続します。

    キーボード情報が読み込まれたら3点リーダからTest Matrix Modeへ入ります。

    すべてのキーを押して青色になることを確認してください。Test Modeは若干判定が厳しいのでしっかり押して動作のの確認として行ってください。

    使用上の注意

    本製品に限らず電子機器は大事に扱ってください。

    台パンしたり無理な力を加えたりしないでください。

    裏面に小さな穴が開いていますがファームウェアインストール用のボタンになっております。必要がない場合押さないでください。

    ゴム足の貼り付け

    6枚付属していますが、下記3パターンの貼り付け例があります。

    貼り付け位置の一例です。やや内側に貼ってみたりとがたつかない位置に各自微調整してください。

    チルトが足りないという方は別途高さのあるゴム足等を購入し貼り付けてください。

    キーキャップ

    キーキャップとの対応

    ロープロスイッチですが、通常のMXキーキャップが使用できます。ステップスカルプチャーのものがおすすめです。

    当然ながら薄型のキーキャップを取り付けたほうがより薄く仕上げることができます。

    キーキャップの対応についてですが基本的には通常のキーボードの左半分を使用いただけます。

    最下行、1U親指用キーキャップは通常キーキャップに含まれないためオリジナルのものを同梱しておりますのでご使用ください。市販のものであればDSAプロファイル等がおすすめです

    SHIFTキーについては~2.25Uのサイズに対応していますがスタビライザーレスなため、ぐらつきが気になる際は小さめのものを使用ください。1.75U, 2U当たりのサイズが見栄え的には良いと思います。

    キーキャップの取り付け・取り外し

    キーキャップは軸に対してまっすぐ抜き差しするようにしてください。

    プレートレスな構造上キーキャッププラーがキースイッチに引っかかることが稀にございます。キーキャップを引っ張るようお願いします。

    キーキャップを引き抜く際は本体プレートを抑えながら行うようにしてください。

     付属キーキャップ

    ナイロン製のキーキャップを4つ付属しております。

    デフォルトキーマップについて

    誤爆しやすい全角半角やWIN, CAPSキーを除いた、ゲームに最適化を行ったキーマップを設定しております。

    キーマップはremapを使用し変更することができるため自分好みに設定してください。

    通称キルスイッチ機能

    本製品はキルスイッチと呼ばれるものと同等の機能を有しております。

    AとD, WとSがそれぞれ排他入力となっており、左右の切り替えし動作の精度を向上させることができます。

    またその性質上AとDを同時押しした際に制止するといった動作を行うことはできなくなります。

    後述しますが、デフォルト設定(プロファイル1)ではキルスイッチ機能がオンになっております。プロファイル2に切り替えることでキルスイッチをオフにすることができます。

    ゲーム中やプレイタイトルごとにオンオフしたい時でも、ソフトウェアにアクセスする必要なくコマンド入力を行うだけで切り替えることができます。

    デフォルト設定
    プロファイル1キルスイッチオン
    プロファイル2キルスイッチオフ(通常キーマップ)
    プロファイル3キルスイッチオフ(通常キーマップ)
    プロファイル4キルスイッチオフ(通常キーマップ)

    一言でいうと初期設定ではキルスイッチ有効がデフォルト設定、XCVB同時押ししながら2を5連打するとキルスイッチが無効に、XCVB同時押ししながら1を5連打すると再度キルスイッチが有効になります。

    *やっている人いないと思うのですけどBFだと正常に動作しないのでプロファイル切り替え機能等用いてキルスイッチ機能はオフにした方がよさそうです。

    remapでのカスタム

    remapでキーマップのカスタムを行うことができます

    検索するとわかりやすい解説が見つかると思います。

    下のほうからキーをドラッグしてくることでキーマップを変更することができます。

    便利なtap&holdやcombo等々も設定できます

    プロファイル1、レイヤー0のwasdの位置にWkS, AkD, SkW, DkAというキーがマッピングされています。これらがキルスイッチ有効のWASDキーとなっております。

    ここに通常のWASDをドラッグするとキルスイッチは無効となります。

    プロファイル2、レイヤー1を見てみると通常のWASDが割り振られています。そのためプロファイル2はキルスイッチがオフになっています。

    キルスイッチに対応したキーはFunctionsのタブにあります。ここからドラッグすればキルスイッチ有効のWASDキーを割り振ることができます。

    キーマップの変更が完了したら右上のFlashを押して変更を適用します。

    プロファイル切り替えコマンドについて

    最大4つのプロファイルの保存・切り替えを行い各種アプリケーションごとに異なるキーマップを使用することができます。

    X, C, V, B の計4キーを同時押ししながらプロファイル番号に対応した数字キー(1, 2, 3, 4のいずれか)を5回連打することでプロファイルを切り替えることができます。

    レイヤーとプロファイルの対応は下記になります。

    プロファイル1レイヤー0
    プロファイル2レイヤー1
    プロファイル3レイヤー2
    プロファイル4レイヤー3

    プロファイル切り替え機能の確認を行ってみます。

    例えばremap上で各レイヤーのキーにプロファイル番号をマッピングしflashします。

    レイヤー0:プロファイル1
    レイヤー1:プロファイル2
    レイヤー2:プロファイル3
    レイヤー3:プロファイル4

    プロファイル変更コマンド(XCVBを押しながらプロファイル番号を5連打)を実行し、マッピングしたキーを押してみるとテキストエディタにプロファイル1では1が、2では2が、3では3が、4では4が入力されプロファイルが切り替わるのが確認できます。

    確認した後はキーマップを元に戻しておきます。

    またX, C, V, B, 1, 2, 3, 4をキーボードに設定しなければ、コマンドの入力が行えないのでプロファイル切り替えコマンドは使用できません。


    またインジケータ等ないため視覚的に現在のプロファイルが認識できませんが、わからなくなったときはコマンド入力を行い使用したいプロファイルに切り替えて使用ください。

    キーマップのリセット

    remap画面右下の「・・・」からreset keymapを選択することでキーマップを出荷状態に戻すことができます。

    USB機器として認識されなくなったら

    PCに接続しても認識されなくなったという場合、何らかの拍子にファームウェアが飛んでしまったことが故障以外の原因の一つとして考えられます。

    この場合ファームウェアの再インストールを試してみてください。

    下記からzipファイルを解凍しuf2ファイル(インストールファイル)を用意します。

    nitingale本体裏の小さな穴に爪楊枝を差し込むとカチッとbootボタンが押されます。ボタンを押しこみながらPCに接続します。

    するとnitingaleがUSBメモリとして読み込まれますので、中に先ほどダウンロードしたuf2ファイルをドラッグアンドドロップします。

    nitingaleが再起動しファームウェアを読み込み復帰します。

    USB機器として認識されなくなった時以外でbootボタンは触らないようにしてください。

    インストール時に指示外の行為によって破損された場合対応しかねますのでお願いします。

    ファームウェアのカスタム等

    稚拙ながら下記にqmk firmwareが保存されています。

    Build software better, together
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    オープンなQMK_firmwareを使用して構成されているため自身でファームウェアを作成することができます。

    裏面の小さな穴がラズパイで言うbootボタンになります。

    おわり

    質問等あれば問い合わせください。

    また個人製作のため至らない点あると思いますがご指摘などあればご教授願います。

  • [雑記]キー部5%に参加した

    2023年7月15日に恵比寿にて開催されたキー部5%に参加しました。

    今まで日程合わなかったりチケット切れてたりで参加できていなかったためキーボード系イベント初参加になりました。

    ツイッター等で写真ではいろいろなキーボード関係のモノは見ていましたが、実物で見ると細かいこだわりがそれぞれ感じられてすごかったです。

    あまり多くの方と話すことはできなかったですが色々聞けて勉強になりました。こうしてみるとお話しした方の作品が印象深く、やはり話すのは大事なのだなあ。

    イベントとてもよいでした。

    取り忘れが多く申し訳ないのですがすべて楽しませていただきました。取れたものだけですが写真など記録に残しておきます。振り返ってみるとかなり撮影し忘れているな、、、

    いろいろ考えさせられましたがふわっと紹介します

    maglev switchを触ることができました。

    発表も行われていたのですが非常に面白かったです。ゲームに使用されているwooting等とも違う構造をしています。背景なども知れて満足です。

    デモ機や検出の様子なども体験させてもらいました。

    またmaglevスイッチに使用されている基板も分けていただきました。

    こちら配布いただいたalpsスイッチです。中の構造がMXスイッチと異なっていて面白いです。

    各部品のバリエーションで多くの組み合わせがあるのだとか

    こちらも発表(ルブ実演)されており面白かったです。使用する潤滑剤や処理にコツがあるようでした。

    右下のものはFDM印刷のキーキャップでした。

    左と上のものは親指の配置に工夫が面白い

    きれい

    カスタムの打鍵感よいです

    cadマウスデカい なかなか触れる機会もないのでおもしろいです

    リポ無線で左右磁石でくっつくようです

    レトロだ

    ケースの構造が

    oリングや板バネを使用した構造のカスタム

    本格的なケースですごい

    ナイロン3DP製のキーキャップ触れてよかったです

    アーチザンパームレスト

    一体型のよう

    1ピースの美しいケース

    天使の羽 やや放射状に開いています

    40%50%の流れの60%でしょうか 40%系はワクワクします

    親指がリニア

    動きます おもしろい

    かわよい

    沈み込みます

    grin配列初めて触りましたが面白いですね。完成度もすごい

    格子配列

    OLSKのウェイトやアクリルの話が面白かったです。

    基板がテントしています

    銀玉かっこいい

    M0ii0かわいい

    海老だ

    親指シフト

    透けた部品がかっこよい

    ひよこが

    ふんいきがある

    音が鳴っていました

    3dpならではのテントと高低差面白かったです

    アリスは迫力がありました

    トラボ搭載機たくさんありました。位置もそれぞれでおもしろい

    操球感よい

    3dp筐体は圧巻でした

    この水平面での親指エンコーダがとてもいいなと思いました

    キーホルダー基板いただきました。

    デザインセンスがすごいというかなんかもうすごかったです。

    金のminizoneの実物はやべえでした

    狭ピッチとナイロンキーキャップ

    削り出し製法!

    パームレストのアイデア

    職人だ

    左の配列なかなかに好きです。

    keyball使いやすそうでした。操球感よい

    creatorpadのキーキャップすごいきれい

    アケコンかなりよさそうでした

    フロッピーディスクの細部が面白かったです

    letsswampかっこいい

    LED搭載のこだわりなど聞けました。gateron nuphy触れました

    骨キーボードおもしろい

    このキーキャップはとんでもなくよかったです

    パームレスとをデスクからのばしていました。好きです。

    凹型より凸型がもともと好きなのもあり非常に面白かったです

    行ごとではなく全体で設計されているのが変態チックです

    私はこれら展示していました。最近のというわけではないのですが今まで人目に触れる機会なかったので良かったと思います。