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FPSにおすすめのプラパッドゲーミングマウスパッドにはさまざまな種類があります。 布製のソフトタイプマウスパッド、金属製のメタルマウスパッド、ガラス製やセラミック製のマウスパッド等 ハードタイプのマウスパッドの中でも種類が豊富な方ですが不人気なのがプラパッドです。 今回は プラパッド のおすすめを紹介します。 プラパッド 及び ハードパッドプラパッドに限らず、ハードパッドはソフト系と比べて滑りが早いと言われます。 滑りが速いのは確かですがソフトとハードでは当然、ハードでも材質によって滑りの性質が全く異なります。そのため布パッドと並べてただスピード系だ、速くて使いこなせない、と安直に思うのはナンセンスです。 例えばハードは止められないとよく言いますが、滑走面の違いからそもそもマウスの止め方が異なりエイムの仕方自体が異なります。 布パッドだけでみても様々で滑走速度自体が要素の一つでしかなく操作のスタイルがあるのではないでしょうか。 率直に、じゃあプラパッドは布パッドより強いのか?と二択を投げかけられたならば布のほうが強いと私は答えます。布の方が摩擦により素早く止めることができることは容易に想像できます。 足し算において布パッドが強いと私は思いますが、引き算でみたときにプラパッドは魅力的です。 布パッドではマウスをマウスパッドに押し付けると滑りが大きく変わり、押し付けないようにクリックしたとしても明らかに滑りが変化します。 プラパッドではスムーズな滑り感を得ることができ、一度慣れるとスピード系布パッドでも材質の違いからもたついたように感じます。プラパッドは均一な力で動かすことができます。 アームカバー等を使用するにも、自由度が高いです。 水関係に耐性が強い。 つまりハードタイプのマウスパッドの持つ利点の一つは、「布パッドが与える不快要素を排することができる」と考えています。 ここで言いたいことは、プラパッドは制御できなそうだから、という理由で食わず嫌いせずに一度触ってみてほしいということです。ここで挙げた私の思う利点はプラパッドを好まない人からすればそのまま欠点として映ると思います。 例えばマウスを押し付けることでコントロール性を図っている人には全く合わないでしょうし、そうでない人の中にはハードにはまる可能性があると思います。 余談ですが最近はフラットパッケージのものが増え主流になるのではないかという勢いですし丁寧な人はマウスパッドをフラットに保管しているかと思います。その意味ではプラパッドは筒らない、収納に困る、等の問題点は霧散したと言えます。 おすすめのプラパッド私の主観にはなりますが3つのプラパッドがお勧めします。以下所感と紹介になります。 GALAX XANOVA Phobos M – 強い中間層があることが特徴。 中間層があるからハイブリッドでとか関係なくシンプルに使ってみて滑りが強いのがつよみ。 初動は早く、よく止まる。滑らせると感触はあるものの滑りに引っ掛かりはなくスムーズ。 けしろぐさんの記事で紹介されていますが、表面のテクスチャに特徴があることがわかります。↓ ![]() XANOVA PHOBOS M レビュー:布とプラのいいとこ取り?弾力のあるハードマウスパッド | けしろぐXANOVAというメーカーのハードマウスパッド「PHOBOS M」をレビューします。 ハードマウスパッドと言えばまな板のようにカチカチなものがほとんどですが、PHOBOS Mは中間層にスポンジ材を用いているためか布パッドのような柔軟性も持ち XANOVA PHOBOS M レビュー:布とプラのいいとこ取り?弾力のあるハードマウスパッド | けしろぐXANOVAというメーカーのハードマウスパッド「PHOBOS M」をレビューします。 ハードマウスパッドと言えばまな板のようにカチカチなものがほとんどですが、PHOBOS Mは中間層にスポンジ材を用いているためか布パッドのような柔軟性も持ちこの操作感はテクスチャと中間層の恩恵でしょうか。 小面積のソールと相性がいいです。大ソールは小ソールと比較して滑走音すごい大きくなるし。 欠点はサイズの小ささとディスコンです。中古を拾うぐらいしか入手できませんが劣化込みでも優秀です。  ズームしきれていませんがキラキラしているのはわかります。 X-raypad Thunder X – 万能無難にお勧めできるプラパッドがThunder Xです。 正規代理店様であるふもっふのお店様がお取り扱いをしておりませんが、取り扱われたとしても公式から個人輸入したほうが安く買えるであろうため問題ではありません。人によっては個人輸入のハードルが難点でしょうか。 入手性と価格に優れます。似たようなスペックのXtrfy GP3は国内6k円する上に基本的に在庫切れですが、Thunder Xは通年購入でき送料込み5k円一週間で届きます。定価$30というのは布パッドと比べても高くないです。現環境を見ていると安定して早く個人輸入できるというだけでも入手性が高い気がします。 Lサイズなため布パッド相当の大きさを確保できます。ちょっと奇形です。比G640↓  初動や止めやすさは普通に優等生でPhobosには劣るものの優れていると感じます。サッサッとした感触の抵抗感ある滑りです。 尖った特徴はないですが普通によい、です。 また手汗耐性に優れています。季節によっては布パッドでも使用中にジトっとしてくることがあります。プラパッドでも同様で手汗で手首や腕のあたりが湿ってきたり濡れてくることがあります。 Thunder xだけはその点で気になったことがありません。水を垂らしてみると軽く浸透していくような振る舞いを見せます。その理由などはわかりませんが。多くのプラパッドは薄い滑走面を基材に張り付けているものをよく見ますが、Thunder Xは1枚の板にノンスリップゴムが貼り付けられているように見えます(実際は……?)。 表面はポリカーボネートPCです。けっこう使用したものと新品とを荒いですが比較してみます。ロット差による可能性もありますが、oldのほうがテクスチャがなまって見えます。劣化しているのでしょうね。  
 old↑new↓  滑りを比較してみると、滑走時に手に伝わってくる感触がoldは薄れ消えていました。そのため滑走面の抵抗感による止め性能が劣化しています。 それぐらいで、(個人的には)微妙と感じたプラパッドと比較するとまだまだ使えるなと感じます 比較的安くて 入手性よくて 大きくて 扱いやすくて 手汗に強くて 総合点が高いこれをとりあえずすすめるというマウスパッドです。 X-raypad公式製品ページ↓ X-Raypad Thunder X Hard Gaming Mouse Pad – X-Raypadサンワサプライ MPD-NS3-72 – でかい35cm x 72cmの大サイズプラパッドです。ローセンシなでかいマウスパッドを必要とする人に勧められます。 縦にはやや短いですが横は72cmあります。 表面はポリプロピレンPP素材でポリカーボネートとは滑り感が異なります。表面を見てみると丸っこいテクスチャをしています。  PPはPCと比べると角が取れたような滑りをしていると感じます。 私は感覚としてPPのほうがPCより”制御しづらい”と感じたのですが逆に感じる方もいて、これは素材による滑り方の特性差なのだと思っています。 MPD-NS3は表面の均一さがほかのものと比べて低いです。そのため滑りのなかにどこかゴロゴロとした感触を感じたり初動自体は軽いもののムラにひっかかり重く感じる部分があります。 ローセンシ用なのだから小さな問題とみることもできそうです。 非常に低価格で、横72cmのマウスパッドが3k円で買えます。 表面にややムラはあるものの価格を見ると批判もできない、安く大きなプラパッドです。 また今回紹介しませんでしたがこの種類の滑りが好きでPCが好ましくないという人はLogicoolのG440fが合うかもしれません。 G440tの表面↓  MPD-NS3やG440は硬めのものでひっかけただけで深く傷が入ってしまうので比較的デリケートに扱う必要がある。 おわり いろいろ触った結果お勧めしたいプラパッドは以上ですが(X-raypadで買う機会があったらついでにThunder Xを買うんだ)、 絶対にお勧めできないプラパッドとして0.X mmと薄さを謳ったものがある。薄さだけで脆く、欠けた表面がマウスソールに傷をつけ使い物にならなくされることがあった。薄いとQcK+などと同様に机表面の感触がもろに手で感じてしまうのも環境差が生まれてよくないと感じます。 個人的所感としてはセンシ上げられるならphobosで、そうでなければthunderXかというところです。 次の記事:Pulsar GamingGears ES1 マウスパッドレビュー 
 
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Keychron K3 PRO キーボードレビュークラファンで先行販売していたkeychronのk3 proを購入していたので紹介します。 k3 pro以前には無印モデルk3が存在していたわけですが、 75%デザイン、有線・無線(Bluetooth)対応、キースイッチホットスワップ対応、GateronメカニカルスイッチとLK光学スイッチの2種類、ロープロファイルスイッチ、ベゼルレスで黒を基調としたシンプルなデザイン、 といろいろな要素が詰まった面白いガジェット系のキーボードでした。 k3 pro ではハード面ではPbt製かつスフェリカルで広いキートップの採用、光学スイッチの廃止が行われ、ソフト面ではvia(remap)・qmkに対応しカスタマイズ性が大きく増しました。  スペックとか感想製品ページ Keychron K3 Pro QMK/VIA Wireless Custom Mechanical KeyboardKeychron K3 Pro low profile wireless custom mechanical keyboard. Compact 75% Layout. Ultra-slim. Wireless Bluetooth 5.1 …メーカー Kechron 横幅 30.5 cm 奥行き 11.5 cm 高さ 7.5~12.3 mm + ゴム足 キーキャップ PBT プロファイル スフェリカル 接続 Type-C, Bluetooth スイッチ gateron low profile ソフトウェア qmk/via 配列 アローキーの食い込んだANSI       付属のtypecケーブルは固いので別途用意したほうがよさそう。キースイッチとキーキャップを取り外す器具が付属します。 打鍵はコトコト系でカスタムに寄っているkeychronらしい方向でアップデートされているなと思います。 しかし打鍵音の大きさはk3無印より大きなものとなっていて、コトコトわざと言わせてるんじゃないかと思ったり。静かであることに越したことはないのではないのか。、 ちょい音は大きなものの押し込みはスムーズで不快感はありません。ガジェット系としては良い気がします。 後ろのスイッチで有線無線切り替え、winmacの切り替えを行う bluetoothはまあ普通。電池は特別持ちが悪いなとも感じません。特にいうこともないです。 スペースバー下に覗くスイッチでファームウェアの書き込みを行う K3とK3 PROまず見た目が異なりキーキャップの間がスカスカです。proではテーパーを強くし隙間を埋め、見栄えを浴しています。 素材がABSです。べたべたする安物のABSの不快さはなかったですがやはり使用しているとテカってきます。WASDあたりは剥げてます。proではPBTになり打鍵音肌触りがよくなりました。またシリンドリカル→スフェリカルにプロファイルが変更されています。 k3初期モデルはチルトを変更できないゴム足直付けタイプでした。その後のロットでは同様にチルト角を調整できたようですが。 k3ではopticalスイッチを選ぶことができました。カシャカシャ音が鳴りましたがそこそこ静かです。また光学式であることのメリットは使用してきた中で感じることはなく目新しさだけでした。     qmkとremapk3proはファームウェアが公開されています。 製品ページからgithubに飛ぶとファームウェアが置いてあります。 qmk_firmware/keyboards/keychron/k3_pro at bluetooth_playground · Keychron/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – Keychron/qmk_firmwareqmkを知らない人向けに説明すると、オープンソースのキーボードファームウェアで、簡単に編集しコンパイルするだけでファームウェアを作成でき、キーボードをカスタムすることができます。 例えばゲーム用に使用したければデバウンス方式を変更しデフォルトの5msに対して入力を5ms減少させたりできます。 他にはデフォルトだと4つのレイヤーがwinとmacに2つずつ割り振られていて、結果として最大2レイヤーしか使用できないのですがここを改善することができるかもしれません(やってないので知らんけど) キーマップを変更するのにはファームウェアをいじる必要はありません。via_jsonのフォルダから自分のものに対応するjsonファイルをダウンロードしてきます。(よくわからなければ中身のコードをコピペしたファイル名・拡張子が一致したファイルを作成すればよい) qmk_firmware/keyboards/keychron/k3_pro/via_json at bluetooth_playground · Keychron/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – Keychron/qmk_firmwareこのファイルを使用してremapでキーマップを編集できます。  remapにアクセスしブラウザ上でキーマップを編集します。 RemapRemap allows you to find, build, set up and customize your keyboard quickly and easily in Web Browser.キーボードを追加しjsonファイルをドラッグすると編集画面に入ります。    キー割り当ての変更、tap/holdの設定、レイヤー設定等行えます。 US基準なので記号等がずれたりするところは知っておく必要がありますがまあ 慣れたり右上の言語をいじったりします。 というわけで、キーマップのカスタム性は市販のキーボードにおいてかなり優れていると思います。 私はansi配列を使用するときも言語オプションのレイアウトは日本語のまま使っているので(ローマ字・アルファベットの切り替えを1キーで行いたいため)、”_”や”|”を打つためにwin+spaceでUSに切り替えて行っていたのですがremapを使用しこれらを割り当てることができ入力が楽になりました。 おわりまともな打鍵感にPBTキートップ、ベゼルレスでシンプルなデザイン、無線対応、と優等生なガジェット系キーボードに思います。なによりカスタマイズ性が非常に高いのがいいです。 ロープロファイルキーボード自体選択肢が少ないですし、ゲーミングロープロキーボードはキーキャップがまっ平だったりで使いにくいものも多いです。 めちゃくちゃいいぞという風ではないですが、問題点は無くロープロファイルキーボードが好きな人には十分お勧めできる選択肢に思います。15000円ちょっと高いかしらどうだろうか。 
 
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[自キ]8mm厚の低背左手デバイスを手配線で作るFDM3DP製のケースと手配線で自作キーボードを作ります。 デスクからプレートまでの厚さ8mmの薄型のFPSゲーム用左手デバイスです。 ゲーミングキーボードです。 カーブした配列やxiao rp2040を新しく採用しました。 設計方針今回は手配線でゲーム用の左手デバイスを作ります。 以前制作したものから乗り換えられるモノを作ります。 あと銅箔テープ使ったら楽だよなとずっと思ってたのですが手配線キーボードを組む機会がなく放置していたのでそれをやっておきたいなというものです。  もう数年使用してきて愛着もあるものですが不満点もまああります。こんなんだし。 高さ立体形状でパームレストもあり、高さがあるということです。 高さがあると現在のスライドデスクと相性が悪いことや、マウスを持つ右手と高低差ができてしまいます。 よって以前アクリル板を初めて使用した時と同じ構造で薄型のキーボードを作ります。薄くすることでパームレストも不要にします。 私は手配線のメリットは試作の早さと薄型化にあると思っています。 ピンを折り曲げた手配線でPCB分の厚さを浮かし、本体の厚み=スイッチの厚みにしたものです。 配列配列としてはwasdがひし形になっており移動キーは打ちやすいのですが、その分数字キーがやや遠く感じられます。 FPSにおいて数字キー1, 2を薬指で、3, 4を人差し指で押します。 また人差し指でx, cを押します。 このことから、FPS向けのデバイスに関しては縦の運指に特化したカラムスタガードよりも、ロウスタッガードをベースとするほうが向いていると判断しました。 引き続きANSIに比べてzは左寄りに、xcは右寄りに配置することとします。 またWillowやGRINのようなカーブした配列に挑戦してみました。 キー密度が下がるので全体としてはキー配置が広がってしまいますが、やや押しにくい5, T, G等のキーの位置が下がり押しやすくなること、親指キーが全体的に上ずっていることを解消されることを期待します。 材料3dpでケース作ればスイッチキーキャップ除いて材料費はマイコン+手元にあるものといった風で安い。 物理配列のデザイン今回配列は19mmの四角をブロック化して配列決定、後に必要な14mm四角や爪部分等を追加し一斉適用しました。 ここら辺はどうするのが最適解なのかなかなかわからずです。使いやすい2dcadソフトがそもそも見つからない続けている。 カーブ配列の決定は手作業でちまちま動かしてしっくりくるまで試行錯誤しました。 ロウスタッガードとキー位置を比較すると端のキーが手前に下がってきています。 使用者によってキーボードの傾き具合は異なると思うので人によりそうですが  親指キーが下がってくることで指を伸ばし気味のスタイルの人にとってはキーが押しやすくなるのではなかろうか。 逆に手前に下がってきている分上のキーと下のキーとで遠くなってしまったと感じる人もいるかもしれない。 私としては、親指を伸ばさずにn, m, spc, hと6キーを操作することができて親指操作性が向上しました。 5, t, gあたりは指を伸ばす関係上誤打することもあったのですがそこらへんが下に下がり近くなったことで誤打が減ったと感じます。 ここは変更点ではありませんがz, c, vの位置が左右に開いたことで薬指と人差し指を内側に入れ込まずにスムーズに操作することができます。  マイコンにxiao rp2040を採用するためピンが11なため5×6で30キーのマトリクスに収めました。(ほかのマトリクス方式を採用すればもっとキー数は増やせますが)  組み立てdxfファイルを出力してfusion360で適当に押し出してケース作ります。  とりあえず作ろうと思ったので何もこだわらずにプレートと容器をねじ止めする感じです。   出力したらキースイッチはめて接着剤で止めて配線していきます。 薄型化のためにピンを折り曲げておきます。 使用したスイッチは5pinスイッチですが、端の2pinとボトムの合わせするよりも取り除いたほうが楽なので取り除いてしまいました。  手配線で何がめんどくさかったかというと配線のはんだ付けです。 ワイヤーとワイヤーを保持してはんだとはんだごてを持ってはんだ付けをするのは腕が二本しかない人にとっては単純作業でもめんどくささがあります。またワイヤーははんだのノリがあまりよくないですからそこもちょっとめんどくさいです。 そこで銅箔 テープ の出番です。貼ってしまえば手で保持する必要はありません。また銅箔ははんだののりが非常によくささっと作業できます。 これでダイオードのみをピンセットで持ちはんだ付けするだけで済みます。 やってることプリント基板の下位互換だと言われればそうだし強度とか知りません。   colの配線もペタペタ銅箔テープで行いましたが、パッドとして銅箔テープの切れ端を貼ってすずメッキ線でやるほうがよさそうです。 単純にはんだ付けの補助として銅箔テープは有用ですね とても作業は楽でした。見た目をこだわりたいのでなければ空中配線<貼り付け配線なのではなかろうか。  xiao rp2040にetfe線をはんだ付けします。  xiao rp2040を嵌めて、colとrowにはんだ付けします。 デジタルテスター ではんだ付けがちゃんとできていることを確認します。  なんか緩衝材にevaシート 貼り付けてみたり  ボトムケースと合わせて完成です。   3dpケースだしラフな設計なのでまあゆがみが出てます(ちゃんとデータ作れ)。ゴム足として液状のスーパーX を使ってその歪みを均してしまいます 適当に塗りたくって、クッキングシートの上において固めて剥がせば平面だし完了です。  qmk firmwarerule.mk 空欄 config.h 空欄 info.json { "keyboard_name": "fd06", "manufacturer": "Tsuiha", "maintainer": "Tsuiha", "processor": "RP2040", "bootloader": "rp2040", "board": "GENERIC_RP_RP2040", "diode_direction": "ROW2COL", "features": { "mousekey": true, }, "build": { "debounce_type":"sym_eager_pk", "firmware_format": "uf2" }, "debounce":5, "matrix_pins": { "cols": ["GP3", "GP4", "GP2", "GP1", "GP0", "GP7"], "rows": ["GP6", "GP29", "GP28", "GP27", "GP26"] }, "usb": { "device_version": "0.0.3", "pid": "0x0012", "vid": "0x0121", "polling_interval":1 }, "layouts": { "LAYOUT": { "layout": [ {"label":"0", "x":0, "y":0}, {"label":"1", "x":1, "y":0}, {"label":"2", "x":2, "y":0}, {"label":"3", "x":3, "y":0}, {"label":"4", "x":4, "y":0}, {"label":"5", "x":5, "y":0}, {"label":"tab", "x":0, "y":1}, {"label":"q", "x":1, "y":1}, {"label":"w", "x":2, "y":1}, {"label":"e", "x":3, "y":1}, {"label":"r", "x":4, "y":1}, {"label":"t", "x":5, "y":1}, {"label":"caps", "x":0, "y":2}, {"label":"a", "x":1, "y":2}, {"label":"s", "x":2, "y":2}, {"label":"d", "x":3, "y":2}, {"label":"f", "x":4, "y":2}, {"label":"g", "x":5, "y":2}, {"label":"h", "x":6, "y":2}, {"label":"sft", "x":0, "y":3}, {"label":"z", "x":1, "y":3}, {"label":"x", "x":2, "y":3}, {"label":"c", "x":3, "y":3}, {"label":"v", "x":4, "y":3}, {"label":"b", "x":5, "y":3}, {"label":"ctrl", "x":0, "y":4}, {"label":"esc", "x":1, "y":4}, {"label":"n", "x":2, "y":4}, {"label":"space", "x":3, "y":4}, {"label":"m", "x":4, "y":4} ] } } }qmk_firmware/docs/reference_info_json.md at master ?? qmk/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – qmk/qmk_firmwareqmk_firmware/data/schemas/keyboard.jsonschema at master ?? qmk/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – qmk/qmk_firmwareここらの公式ドキュメントとqmk_firmware内の他の人のデータ参考にすれば書けそうです。 最近のqmkは全部info.jsonに記述するようです。 “processor”: “RP2040”, “bootloader”: “rp2040”, “board”: “GENERIC_RP_RP2040”, rp2040の使用を宣言します。 debounce_type”:”sym_eager_pk デバウンスタイムをキー入力の後入れして実質デバウンスタイム0になります。 “firmware_format”: “uf2” rp2040はhexファイルでなくuf2ファイルというのを使用します。  “matrix_pins” xiao rp2040の場合マトリクスのピンはPの数字を入れればよいです。 “polling_interval”:1 ポーリングレートを1000hzにします。デフォルトが1000hzになっているという話も聞きましたがどうなんでしょう。そもキー入力だけであれば1000hzの恩恵を受けるのか?という話はありますが。 fd06.h #pragma once #include "quantum.h" #define LAYOUT( \ K00, K01, K02, K03, K04, K05, \ K10, K11, K12, K13, K14, K15, \ K20, K21, K22, K23, K24, K25,K35, \ K30, K31, K32, K33, K34, K45, \ K40, K41, K42, K43, K44 \ ) \ { \ { K00, K01, K02, K03, K04, K05 }, \ { K10, K11, K12, K13, K14, K15 }, \ { K20, K21, K22, K23, K24, K25 }, \ { K30, K31, K32, K33, K34, K35 }, \ { K40, K41, K42, K43, K44, K45 } \ }上にkeymap.cで使用する行列を、下にmatrixで指定した行列を記述し通し番号で対応を取ります。 keymap.c #include QMK_KEYBOARD_H const uint16_t PROGMEM keymaps[][MATRIX_ROWS][MATRIX_COLS] = { [0] = LAYOUT( KC_0, KC_1, KC_2, KC_3, KC_4, KC_5, KC_TAB, KC_Q, KC_W, KC_E, KC_R, KC_T, KC_J, KC_A, KC_S, KC_D, KC_F, KC_G,KC_H, KC_LSFT, KC_Z, KC_X, KC_C, KC_V, KC_B, KC_LCTL, KC_ESC, KC_N, KC_M, KC_SPC ), [1] = LAYOUT( _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______ ), [2] = LAYOUT( _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______ ), [3] = LAYOUT( _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______,_______, _______,_______,_______,_______,_______ ) };キーコードを自由に決めます。 qmk_firmware/docs/keycodes.md at master · qmk/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – qmk/qmk_firmwareとりあえずレイヤーなしにしましたが必要に応じて増やします。 QMKMSYSでコンパイルしてuf2ファイルを出力します。 xiao rp2040のbootボタンを押しながらpcに接続するとドライブのように認識されるのでuf2ファイルを突っ込みます。自動で再起動してキーボードとして認識するので動作確認しましょう。 反応しないキーや対応しないキーがあったらmatrixピンを見直したりはんだ不良の個所を探します。 rp2040だとちょっと頑張らないとremap対応できないようですがどうなんでしょう。 完成 model->FloppyKBD06:WLP-HWとか適当に型名をつけておきます。 もともとはusbはマイコンから引っ張ってきてtypecコネクタで出したかったのですがまあxiaoそのままでいいかという感じです。xiao小さくていいですね。これから使っていきたいと思います。 本体厚さ8mmと薄型で、ロープロスイッチのキーボードと同等の高さとなりました。よいです。 見栄えもコンパクトでかっこいいのではないでしょうか。       yushakobo fairyスイッチ 多くの市販キーボード搭載品よりも静かで軽く、とてもコスパいいスイッチと感じました。強く底打ちした時ぶにっとした感じがありますがまあ実用上問題ないので。 終わり配列決めた後はちゃちゃっと作ったので完成度は高くありませんがいいものができたのではないでしょうか。 (手元のanycubic kobraに合わせてありますしこの通り不完全なデータですが)投げてあるので興味ある人は作っていただけたら嬉しいです配列は結構きれいにできたと思っているので。↓ ![]() Build software better, togetherGitHub is where people build software. More than 150 million people use GitHub to discover, fork, and contribute to over… Build software better, togetherGitHub is where people build software. More than 150 million people use GitHub to discover, fork, and contribute to over…目的としてまず手配線は薄型化に有効であるという話ができたのでよしとします。 またゲームで十分に使用できて薄いこととカーブした配列は有効だと感じました。 wootingやそれに続いて多く発表されている流行の応答性の高いキーボードとは方向性が異なりますが、MXでありながら薄型、0デバウンス、スイッチ選択の自由度、(人によるが)運指のしやすさ、とゲーム用途で選択肢に入るものができたと私は思っています。これでいえば費用7k程度で安いし。 配列に関しては今後に生かしたいところで、今まで完成度高いものをつくってきていないのもあるしゲーム用左手デバイスとしてもうちょっと詰めてみようかと思ったりもします。 
 
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[マウス]SOSPACER SS GRIPS V2 BETA レビューSOSPACER から発売されたマウスグリップ SS GRIPS V2 BETA を紹介します。 SS GRIPSはFPS等のゲームでゲーミングマウスの操作性を向上させるためのグリップテープ亜種のような製品で、シリコン製のチップをマウス表面に貼り付け使用します。 今まで各自が自作していた便利アイテムを製品化したような商品となります。Pulsar Gaming Gearsのマイクロバンジー やエレコムのケーブルリフトのようなノリでしょう。 スペック2023/2/25発送のロットになります。 SOSPACERのサイトで販売されており3組1300~1400円程度で販売されています。 色は赤黒の2色が展開されています。(V3では白も追加) 18mm x 8mm x 3.5mm程度のサイズです。    への字型で2個で1組となります。対称でないです。 トップの印字が異なり見分けることができます。まあ見ればわかりますが。 質感はハードな感じ。  内容物は3組、6片のグリップチップとアルコールで拭くやつ2つです。  接着力両面テープはがっつりシリコンに貼り付いているわけでないので、交換用の両面テープついてるとありがたかったかもしれない。自前で用意すればよい話ですが。 またシリコンが結構ハードなこともあり、曲面に貼ることに適しません、浮きます。幾分かソフトな素材であれば使い勝手が良かったと思います。 貼り付けばぽろぽろ剝がれることもなく、貼り直しも利くので十分な粘着力と思います。 使用感公式サイトでこのような例が紹介されています。マウスに貼って指の位置を固定する使い方です。 MBに貼る場合は指とマウスとの接地面積が増えて押しやすくなったりするのでしょうか。 私にはチップの盛り上がり方が急で、MBに貼る使い方ではあまり良い感触を得ることができませんでした。 もう少しなだらかであるか薄い形状であれば違ったかもしれませんが、人によるところだと思います。 そのほかプレイ中に指がどんどんズレていくような場合には素直に有効なのだと思います。    個人的には側面に貼るほうが良い感触を得ることができました。 g303等のくっきりと ハ の字型でなければマウスを手前に引き付ける感触を得られませんでしたが、チップを貼り付けることによってそうでないマウスでも感触を得られるようになりました。 おわり購入はこちらから->https://sospacer.com/ 現在個人輸入する必要(ポチるだけだけど)がありますが、ブランドが立ち上がった春ごろには代理店を通しての販売も考えているとのことなので国内で入手できるようになるかもしれません。 貼り付けるだけでフィット感を向上することができてよいのではないでしょうか。 まあ見たままの商品なんだからみりゃわかるじゃーんなんだよな。他に何か面白い使い方があったら教えてください。 こちら貼るだけでよいですが使っていると粘土等で自分でフィット感や遊びを決定して成形したくなってきますね。 次の記事:ゲーミングマウスの保管収納 
 
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[PC設定]メモリタイミング等のDRAM設定を行ってみる先日購入したゲーミングPCのメモリタイミングを調整してみて、メモリ設定によってゲーム性能が上がるのか見てみます。 ゲーム性能の指標としてはベンチマークのスコアとその際のFPS値を使用します。 またメモリの設定を行うにあたり調べ学習をしました。それらを引用しまくったメモを張り付けます。 実際に行ったのはメモリOCではないです(1.35VもOCっちゃOCなのだろうけど)。タイミング調整のみです。 参考資料参考というかパクリ元です。ここら辺を読んで、ちょろっとまとめたメモを作成しました。 なのでここよりこっちを見るとよいと思いますよ。 メモリOC・タイミング調整ハリフーン (hurriphoon)さんのゆっくり解説動画。動画なので気楽にメモリのタイミング調整について学べます。今回のFPS値検証はハリフーンさんの結果を再現させているだけではあります。 ゲーム向けのメモリ設定の最適化・選び方について述べられています。 メモリの設定手順について解説しています。大体これに従って設定してみています。 諸タイミングが何を指しているか等、メモリ設定を解説しています。 仮想メモリ・レジストリメモリ関連のレジストリ公式ドキュメント メモリ関連のレジストリについてまとめられています。 DRAMのしくみメモリって何?なざっくりとした読み物です メモリの仕組みからタイミングとは何か解説しています メモリについてデジタルな話をしています。 - https://www.micron.com/-/media/client/global/documents/products/technical-note/dram/tned03_gddr6.pdf
 micronのテクニカルノートで検索すると専門的な話をしたものがいろいろあります。 安定性テスト不安定な設定だと完走できずに落ちることがあるので簡単なテストに使えます 高い負荷をメモリに長時間かけエラーが出ないかテストします。 ほかにもいろいろあるぽいけど一杯やるのめんどくさいしいいかになってしまった メモリタイミングと設定方法等上記参考資料をパクって自分用にまとめたのです。 値の設定はBiosで行います。PCを起動したらF2を押しDRAMの設定を行います。 不明な単語は上記参考資料見たりすればいいのではないだろうか 安定性条件を厳しくしていき動作が不安定にならないところに決定します。 安定して動作する中での最良の条件を見つけます。 下記手順ごとにOSが起動したらベンチマークを回し安定性をテストする。 簡易的に安定性を見る。不安定だと落ちる。 - cinebench r23 multi
- FF15bench
 条件が固まってきたらprime95で長時間高負荷時の安定性を見る。 メモリ情報の確認Thaiphoon Burnerで見れるらしい(環境では動作しなかった) biosでinfomationから一部確認することができる ダイの種類で詰めやすさが変わるらしい シングルランクよりデュアルランクのほうが高速らしい Voltage標準は1.2V、XMP適用で1.35Vのものが多いと思います。 ~1.5VはOCと言ってよいのではないでしょうか(1.35VもOCではあるのでしょうけど) GEAR MODEメモリコントローラのクロックを決定します。GEARMODE1はDRAMと同じクロックで動作し、2は半分で動作するようです。 ますGEARMODE1にします。 Clock言うまでもないですがクロックが高いほうが高速で動作します。 タイミングAutoでクロックを上げていき起動しなくなる周波数を探り、使用するクロックを決定します。 timingタイミングの実時間速さは何クロック使用するか、であるのでクロックの高さに依存します。 primary timing- tCL
 CAS latency (Column Address Strobe) アクティブ化した行でアクティブ化した要求列のアドレスを読み込みデータを取得するまでの時間 tCLを不安定になるまで下げていき値を決定し設定します。 サイクル実時間は下記から求められます $$\sf{timing}\ast\frac{2000}{clock} [ns]$$ - tRCD
 Row to Column Delay 行をアクティブ化した後、列をアクティブにするまでの時間 行アクティブ後列データ読み込みまでにかかる時間はtCL+tRCD - tRP
 Row Precharge Time プリチャージ=非アクティブ化してから次の読み込み行をアクティブ化するまでの時間 読み取り後、非アクティブにし次の列アドレスをアクティブしようとするまでの時間 tRCD, tRPを同値で不安定になるまで下げていき値を決定し設定します。 - tRAS
 Row Active Time 行をアクティブ化してから非アクティブまでの、行がアクティブである最小時間 通常tCL+tRP tRAS=tCL+tRPを最小値として設定し不安定なら上げていき値を決定し設定します。 - CR
 Command Rate コマンド送信回数。少ないほうが高速だが、複数回コマンドを送信すれが当然エラー率は下がる クロックが割と高くなければ1で通るらしい 1から設定し、不安定なら上げ値を決定し設定します。 secondary timing- tWR
 Write Recovery Time 書き込み回復時間 書き込み終了後にバンクが非アクティブ化されるまでの時間 - tRTP
 Read to Precharge Delay 読み取りから非アクティブ化までの時間 tWR=2*tRTPとなります tWR tRTP safe 20 10 tight 16 8 extreme 12 6 - tRRD_S
 RAS to RAS Delay Different Bank Group 異なるバンクへグループの遅延時間。メモリは複数のバンクおよびバンクグループがある RRDS分だけ待機する - tRRD_L
 RAS to RAS Delay Same Bank Group - tFAW
 Four Activate Window 同ランク内で4つの行のアクティブ化が発生できる時間 tRRDS tRRDL tFAW safe 6 6 24 tight 4 6 16 extreme 4 4 16 - tRFC
 Refresh Cycle Time メモリは一定期間でリフレッシュが入る。リフレッシュにかかる時間なので短いほど良い 周囲温度が高いときつくなるためややマージンを持つとよいかも 下記表のとおりに加減も決まってるようで台に応じて徐々に下げていくとよい $$\sf{tRFC timing}=\sf{tRFC[ns]}\ast\frac{clock}{2000}$$ IC tRFC (ns) S8B 120 – 180 N8B 150 – 170 H8D 240 – 260 H8A、H8C 260 – 280 M8E、M16B 280 – 310 S8C 300 – 340 - tCWL
 CAS Write Latency CASの書き込み版。列アクティブから書き込みまでの時間 tCWL1 safe tCL tight TCL-1 extreme TCL-2 tCWL を変更すると tWRRD_dg/sg に影響し、したがって tWTR_S/L に影響します。 tCWL を 1 下げる場合、同じ tWTR 値を維持するには、tWRRD_dg/sg を 1 下げる必要があります - tWTR_S
 Write to Read Delay Different Bank Group 異なるバンクグループでの書き込みから読み込みまでの待機時間 - tWTR_L
 Write to Read Delay Same Bank Group tWTRS tWTRL safe 4 12 tight 4 10 extreme 4 8 tWTRS/L を auto のままにし、それぞれ tWRRD_dg/sg で制御する必要があります。 tWRRD_dg/sg を 1 下げると、tWTRS が 1 下がります。 tWRRD_sg も同様です。可能な限り低くなったら、tWTRS/L を手動で設定します tCWL→tWRRD→tWTRの順に設定 third timing- tREFI
 リフレッシュを行う間隔。リフレッシュ中は動作できないため間隔は長いほどよい 周囲温度が高いときつくなるためややマージンを持つとよいかも tREFI safe 32768 tight 4000 extreme 65534 - tCKE
 Clock Enable Time - tRC
 Row Cycle Time RASは行がアクティブにされてから非アクティブにするまでの時間、 RPが非アクティブにされてから次の行をアクティブにするまでの時間 よって最小値は tRAS + tRP tRAS+tRPを最小値として不安定なら増やす turn around timing- tRDWR
 Read Write Command Spacing 読み取りコマンド後書き込みコマンドまでの間隔 - tWRRD
 Write Read Command Spacing 書き込みコマンド後読み取りコマンドまでの間隔 - tRDRD
 - tWRWR
 tRDRD sg dg d r dd safe 8 4 8 8 tight 7 4 7 7 extreme 6 4 6 6 tWRWR sg dg dr dd safe 8 4 8 8 tight 7 4 7 7 extreme 6 4 6 6 tWRRD_sg/dgは上記参照 tRDWRは9/9/9/9 のような感じで1ずつ下げていきます drはデュアルランクに関するもので、シングルランクでは無視できます。 メモリ設定の違いによるFPS値の変化前回(HWiNFOとRTSSでPCのベンチマークを記録してGNU Octaveからグラフを出力してみる)作成したものを使用してベンチマーク中のFPS値を測定します。 使用するメモリはこちらです。XMP 3600MHz Patriot Viper Steel DDR4 3600MHz 16GB x 2枚 余談ですがこのメモリXMPを適用するとやや不安定で、たまに落ちます。あまり良い個体を引けなかったようです。 XMP運用できません。最初からタイミング調整するつもりだったとはいえ設定されてるんだから動いてくれよなんですけど。XMPとの比較はできません。無意味では? というわけでそもそもの目的としてOCして限界に挑むとかでなく1.35V3600MHzで安定動作する設定を探すという風です。 ついでに設定の差によるFPS値やスコアの変動も見てみます。 使用ベンチマーク7zipベンチマークcompression 3D Mark Timespy ff14ベンチマーク 条件それぞれの条件で安定動作したものを使用しています。 clock MHz - 2666(SPD)
- 3200
- 3400
- 3600
 timing - 自動
- 一次のみ
- その他も
 結果スコア- 7zip comp
   タイミングを設定するごとにスコアが上昇しています。一次のみで見てみると3200MHzがなんかスコア高いですね。 一次タイミング以降を設定するとスコアがめちゃくちゃ伸びています。 ゲームにおいてここまで差がつくかといわれるとですが、一次以降のタイミングも重要であることはわかります。 - timespy physics
   こちらも同様の傾向です。 2666MHzとの差が大きく見え、クロックが高いほうが性能がよさそうです。 - ff14
   ff14は一次タイミングでの伸びと+一次以降との伸びが同じくらいです。 fpsff14の結果から - 2666auto VS 3600 all
   拡大しないと見づらいですが、どこの地点でも20fps程度の差があります。  SPDとの比較ですが、2666等の一番安いものを買うのと数千円盛って安いOCメモリを買うのとでこれぐらいの差がある感じでしょうか。 - 3200all VS 3400all VS 3600all
   拡大しないと見えない。 3200と3400と3600とでそれぞれ調整しましたが、周波数は高いほうがFPSがちょっと高いです。 3200→3400の伸びは目に見えますが、3400→3600の伸びはそれに比べるとかなり小さいです。  - 3600 auto VS primary VS all
   自動→一次のみ、一次のみ→全部 でそれぞれ10fps程度伸びています。  まとめと調整した感想タイミングを手動調整することで、ちゃんとFPSが向上することがわかりました。 何よりBiosやメモリ設定をいじるという食わず嫌いがなくなるのがよいと思います。こうでもしなきゃめんどくさくて触ろうとすることなかったでしょうからね。 あとちゃんとOCメモリを安定させられるというのが性能面よりも大きいですよね 下記調べながら等環境でメモリを設定してみた結果です記録用。ちゃんとできてるのかは知らないけど。 Gear 1 tCL 19 tRCD 21 tRP 21 CR 1 tWR 12 tRFC 549 tRRD_L 6 tRRD_S 4 tWTR_L 6 tWTR_S 4 tRTP 6 tFAW 16 tCWL 17 tREFE 65534 tCKE 4 tRC 61 tRDRD_sg 7 tRDRD_dg 4 tRDRD_dr 7 tRDRDdd 7 tRDWR_sg 12 tRDWR_dg 12 tRDWR_dr 14 tRDWR_dd 14 tWRRD_sg 29 tWRRD_dg 27 tWRRD_dr 10 tWRRD_dd 10 tWRWR_sg 8 tWRWR_dg 4 tWRWR_dr 8 tWRWR_dd 8 仮想メモリとレジストリレジストリ参考資料のところで示しましたが あたりを読んだり試してみたりしました。 これらレジストリ自体古くて機能していないものも多いようです。 Microsoftに高スぺの場合カーネルを物理メモリに常駐させるようレジストリをいじると性能が上がる可能性があると書いてあったりします。 インターネットでも見てるとレジストリからメモリの最適化できますというのはいっぱい出てきます。 まあ等環境では目に見えたfps向上などの変化は見られませんでしたので、わざわざレジストリをいじる必要性は感じられませんでした。とりあえずデフォルト推奨です。(そのうち要検証?) ソフトウェアなどによって勝手にレジストリが変更されている、ということがあるというのも見ましたので、そういう場合は元に戻しておくのがよいかな。 仮想メモリ仮想メモリもレジストリから編集することはできますがパフォーマンスオプションから設定することができます。 win+rからSystemPropertiesPerformanceを実行するか、ショートカットを作っておきましょう。 パフォーマンスオプション>詳細設定>仮想メモリ 仮想メモリのオンオフや割当量を設定することができます。 メモリ量が十分であれば仮想メモリをオフにする方がよい、ということも聞きますがどうなのでしょうか。fps値向上等の目に見えた変化は見られませんでした。好きな方でよさそう。仮想メモリ割り当てないと不安定になるゲームもあるとか聞いたことがあります。 確かに計算機等の基本的な本等に書いてある理屈の上では仮想メモリのデータにアクセスする際遅延が発生しそうですが、そのレベルが実際に影響を及ぼすのかは疑問です。逆に物理メモリのスペースを空けることで良い効果もあるとか。(そのうち要検証?なんかどうでもよさそう) おわりメモリタイミングを調整することで10程度規模のfps差が生じました。大きいか小さいかはちょっとの値段の差をどう捉えるか人それぞれでしょうか。 おすすめのメモリの買い方は自分で設定したくない人はネイティブ3200を買う。ちょっと安いし。OCメモリならXMP当てずにタイミングを手動設定する。です ただ今回調整する中でBiosも立ち上がらなくなったのがありました(片方のメモリを抜き原因のタイミングを再設定し対処。ダメだったとしてもCMOSクリアすれば大丈夫かな?)。なのでまあなにかしらのリスクはあることは想定してやるべきなのだなあ。 ……めんどくさいしネイティブでよくね?ちょっと安いし。 XMPは不安定だったのでゴミです。どこを見てもOCメモリが当たり前におすすめされててなんだかなあと思ったりしました。不安定なことはまれなのだろうか?それでも不安定な可能性を孕んでいるよなあ……など。 何より今回はメモリに関する知識が多少身についたことと、メモリタイミングの設定を実際に行ってみた経験が収穫です。 前回:HWiNFOとRTSSでPCのベンチマークを記録してGNU Octaveからグラフを出力してみる 次の記事:Windows11インストール後の初期設定(MS-settings) 
 
 
  
  
  
  








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