hyousi

  • Home
  • 一覧
  • [自キ]キーボードに合わせたサイズのマイコンボード便利そうじゃない? osprey58rを作った。

    自作キーボードを作るうえでマイコンボードを使用するわけですが、キーボードにサイズが合ってないよなと思っていました。
    usb横からしか出せないし、配置もしづらいです。それにrp2040ならioピンが30あるわけですが、マイコンボードはそれすべてを引き出しているわけでもなく、duplexmatrix前提な感じです。
    rp2040を使用してioピンをすべて引き出しつつキーボード基板上に配置しやすいマイコンボードがあったら便利じゃないかと思い適当に作ってみました。

    usbを上から出せる感じでこんな感じに。結局ピンの密度高くて使いにくそうではあった。

    jlcpcbに注文して届いた。サイズはちょっと大きい

    キーボード基板に置いてみるとこんな感じで、2U分のソケットとソケットの間にピンヘッダを通せるように作っています。
    長辺側も一列下のソケットに干渉しない位置にピンヘッダを通せます。
    2U+サイズのマイコンボードで30のioピン等を引き出せます。大量に使用する際は便利そう。

    そもそも直付けすればいいじゃんという話ではあるのですけど、直付けすると、ソケットを上側に配置した状態でtype-Cコネクタを面一で配置することができないんですよね。ベゼルレスで上側に面一でおこうと思ったらソケットを下側につけなくちゃならなくなる。するとそこだけスイッチの向きが異なる状態になる。
    マイコンボードを使用すると縦長なのでとても邪魔。xiaoとかzeroも配置しにくいしpin数が少ない。

    イけてないなと思い面一にtype-cコネクタをつけるためには直付けでなくマイコンボード別付けの方がいいなと思いました。
    上の行ならスイッチ反転しててもキーキャップ干渉することないので実際的に問題が発生するわけではないけど。

    マイコンボードの動作確認をした後に実際にキーボード基板を注文してみました。
    ロウスタッガードの50%サイズキーボードです。普段使いにと作成しました。

    組み込んでみるとこのようになります。ピンソケットとピンヘッダで接続、取り外し可能です。高さ的にtype-cコネクタとソケットが干渉しないぐらいです。よさそう

    サンドイッチマウントで組み立てるとこんな感じ。チルトさせることでマイコンボードは机に干渉しません。

    どうでしょうか?

    実際のキーボードの作成までしてみて、私はそもそもサンドイッチマウントそこまで好きでないかもしれない。スペーサの位置決めたり手間があり、ねじスペーサの部品点数も結構多くなり。できるだけ薄く作ろうとするのがすべて悪いのですが、意味なく分厚くするのも好きではないのでうーん。お前そもそもマイコンボード使用するキーボード好きじゃないんじゃんという、

    ただ市販の電子工作的なサイズのマイコンボードではなくキーボードに配置しやすいこういうマイコンボードが出てもいいんじゃないかなとはやはり思います。圧倒的に設計はしやすい。ピン数や配置に悩まなくていいのは楽ちんでした。機会があればもうちょっとちゃんと作りたいかも。

    製作したキーボードosprey58rはとても気に入っていてロウスタッガードのキーボードとして使用しています。50%キーボードとてもよい。上の行はなくても十分使えますがあると便利だなという。あとぱっと見のアスペクト比ちょうどいいですよね。

    誰か影響力ある人キーボード向けマイコンボード作って規格化してください。
    ピンいっぱい引き出したいしusb上から出したいです。

  • Logicool G 「G309 LIGHTSPEED」 ゲーミングマウス 印象とか

     2024年7月にLogicool Gから発売された無線ゲーミングマウスG309を買いました。
     いわゆる卵形状のマウスで、G304などと同じバッテリーが乾電池のタイプです。

     Logicoolおなじみの卵マウスの新形状です。
     上から見ると各部丸っこいデザインをしていますね。上から見たシルエットは何となくkainをほうふつとさせます。
     下から見るとG303のようなひし形でも、PPD-001やG100のような真っすぐのラインに膨らみを持たせたものでもなく、WMOやroccat burstのような緩くくびれのないㇵの字となっています。
     後方がでかくなってます。

    g pro heroと比べるとお尻がもっこりして背が高くなりました。お尻の主張を強くしたのは流行的なものでしょうか。幅も高さも増してぽっちゃりしています。

    gproheroは側面の強めの逆テーパーが特徴でした。g309は絶壁ですっとんとんです。
    後ろから見るとテーパーがかったお尻をしていますね。

    卵、、、?私は卵系の形状が好きでしたが、g100ともgproheroともg303とも似つかわしくない形状です。卵、、、?

    これが卵マウスであるかは疑問ですというかメーカーは卵なんて一言も言っていないのですけど。
    とがった主張のない丸っこい左右対称形状みたいな感じです。

    裏面にはふたがついています。powerplayに対応する際は専用の蓋を装着します。
    ソールは0.8mm厚
    ptfe系の素材とクッション材が半々の厚みになっています。
    ソールガイドの幅は0.6mm程度

    トップカバーを外すと乾電池ホルダー。カバー裏にはレシーバーホルダーがあります。
    logiなので刺すだけで使えるコンパクトなレシーバー素晴らしい。

    ボトムとトップの嵌め合いに爪等はありません。ねじを外せばスポッと分離します。
    組み立てる際は隙間ができないようにトップシェルのサイドをぎゅっとしながらねじ止めします。
    基板は分かれていてLogicoolって感じ。ボトムの基板にでかでかと乗っているコンデンサはバッテリーレスでpowerplayでの運用をする際にバッテリーの役目を果たします。
    バッテリーレスの無線マウス!?
    powerplayを購入しバッテリーレスで使ってみていたんですが、幾日か経ったときにpowerplayでバッテリーレスで使用できなくなってしまいました。うーんたまたまなのかそもそもそこまでちゃんとしたあれではないのか、

    kailh水色10mmのエンコーダー
    ボトムシェルはそこまで補強が入ったりはしていないようです。まあそこそこ厚みあるしね。
    だから何だですがMCUはn52820です

    最近のlogiは内部フレームは柔らかい素材で作ってますね。

    スイッチはd2fp-logi無印のd2fpよりも硬いやつです。最初期のロジ光学スイッチよりましになった?なんかすごいバキバキしてた気がするんですよね初期のlogi光学スイッチ
    MB下の内部フレームレスな設計です。とはいえもとより分厚いしマイクロスイッチ基板保持のフレームがあるので問題はないです。

     バッテリーレスで運用できる無線マウスということで面白そうなので購入してみました。先述した通りバッテリーレスの部分はなぜか早々に壊れてしまったのですけど。壊れたのが私だけだとすると、バッテリーの重量を気にせずに済むのでマウスMOD用の基板によさそうだなと思いました。壊れてしまったので私はやらないと思いますけど。
     さてバッテリーレスで無線なのに軽量なマウスが!?という風であればよかったのですけど、バッテリーレス運用でも全然最近の市場的にみると重い68gという何がしたいかわからない感じです。重さを抜きにすれば11800円でロジの無線マウスを買えるわけでいい製品ですよね。
     私はG502Xを購入した時も売る気ないだろこの製品と思ったわけですがその後光学スイッチを搭載したproX2が発売されたりしました。一見logi無線の廉価モデル、高性能事務向けマウス、のような立ち位置ですが今後これを踏み台にバッテリーレスのフラグシップが出たりするんでしょうか。そんな立ち位置な気がします。そしてg309を見る限りバッテリーレスのフラグシップは出なさそうな気がします。

     形状としては太った卵マウス?でちょっと個人的には幅が太すぎました。ゲーミング目線あんまり何がしたいのかはわからなかったですがlogiは卵形状を新作で出すことはもうないのだろうなと思いました悲しみ。g303SHも大ゴケでしたしね。普段使いにはよさそうな感じです。
    この寸胴な形状が好きな人は11800円でlogi無線が使えるのでお得なんじゃないかなと思います。重いけど。


  • [イヤホン]moondrop 水月雨 KadenzとKatoの雑話

     2024年10月ごろmoondropからKシリーズの新作イヤホンとして「Kadenz」が発売されました。
     SNS上ではKatoの後継機として注目されていました。私もKatoは好きな機種ですので、Katoの上位互換となるのであればぜひ欲しいと思い、購入しました。Katoと比較などします。
     Katoについてブログで触れることがなかったのでKadenzとの比較を通しながら話したりしようと思います。
     正直個人的にKadenzはあまりハマらなかったので、およそSNSで投稿したインプレのコピペ投稿でサラリです。

     雑に言うと帯域バランスはkatoと同様の低音強めのリスニングサウンド。中音域の表現味がkatoの方がありますが全体的に性能もアップしたキラキラサウンドでオールラウンドに使える音作りになっています。アクセサリーも充実しているので3万円帯のリファレンスや高めのイヤホンエントリーにおすすめです。

     KATOが好きな人にとってはKadenzは別物のイヤホンだし、Katoを特別好きではない人からしたらKadenzは上位機種となるように思います。

     国内販売はまだ先ですので、シンセンオーディオから個人輸入しました。価格は現在のKatoと変わらずで、28000円ほどしました。ちなみにその後の11.11セールで25000円になっていましたので、今後購入する人は25000円を基準に判断するといいと思います。
    MOONDROP Kadenz 10mm Dynamic Driver In-Ear Headphone – shenzhenaudio
     価格の話をすると、最近ではKato自体が国内では28000円程度で販売されています。およそ個人輸入と同程度でちょうどいい価格です。それはそれとして比較対象としてのKシリーズ前作Katoですが、値上がりに値上がりを重ねているので同じ3万円帯の製品としてみるものではないわけです。Kadenzは3万円帯として、Katoは2万円帯として評価するべきでしょう。円安すごいですねえ2万円切ってたよね?。
     早速セールしているので今が買い時な気はします。

    イヤホン
    4.4mmケーブル
    4.4to3.5変換ケーブル
    4.4toType-C変換ケーブルecho-b
    イヤピ清泉と黒いやつそれぞれ3サイズ
    交換用ノズル
    ケース

     個人的にはシングルエンドメインなので3.5mm標準ケーブルが欲しいけどまあ4.4mmがオデ民的には主流だしきっとメーカーもバランスで聞いてほしいのだろうかしら。
     katoと比較してノズルが太くなってますね。あとノズルのイヤぴストッパー部分?が長くなってるんですね。清泉がジャストフィット。ここら辺は私がmoondropを3機種程度しか所有してないのでなんともなのだけど清泉の金型が私がkato買ったころからちょっと変わってるんですかね。これで出音が変わるとかではなさそうですが清泉の軸の部分が微妙に違いました。
     筐体は重量が片耳kato12g→kadenz13gで若干重くなってますね。普段から中華IEM使用している人は気にならないだろうし、そうでない人には重く感じそう。形状差は上述したノズル太さぐらいで装着感は変わらないと思います。表面マットでかっこいいね。
     ケーブルは中華らしい太めのもので厚めの音が出ます。銀らしい音でちょっとキラキラしすぎてるなと私は感じました。キラキラしすぎてると感じる人はリケーブルすることで解決するかも。

     音について。端的に言うとKatoが2万円帯の定番機であったようにKadenzも3万円帯の定番機になるだろうなと思います。基本的な音作りはKatoというかその系譜で、低音強めのリスニングサウンドです。
     基本性能も3万円帯として申し分なく優等生です。全体的な重心は高めでキラキラしたサウンドでkatoよりもオールラウンドに使えそうな印象を受けました。Katoも価格帯定番機の立ち位置でしたが、元々がkatoはkatoの曲に合わせた音作りなので、オールラウンドに使える一方でやはりkatoの曲を聴くときに100%を発揮するなという話があり。性能的にはkadenzの方が優れておりバージョンアップを感じますが、私はkatoの音作りの方が好きでした。もっと聴きこんだら良さが見えてきたりエージングしたら角が取れてきたりするのかもしれませんが、、、。

     帯域バランスなど見てみると基本的には同じですがkadenzの方が2-3kHzの中音域の盛り上がりがあり強めに出ています。高音域のピーク感など全体的にkatoより弱めとなってます。kato自体あまり刺さりやすい機種ではないように思いますが、挿入深さが浅いと刺さることもあるのか、、?またこの帯域バランスの変化でか、katoよりもボーカルに距離感が生まれ音場が少し広く感じます。kato自体はその近めの音もよさの一つと思いますが。
     キラキラとしたサウンドで切れが良くいわゆる寒色寄りなのかなと思いますが、katoはボーカルが前に出る傾向に対してkadenzは全体的に前に出ており輪郭がはっきり出ています。帯域ごとに音自体聴きこみやすくオーオタ受けしそうです。一方で、低域が締まった反面厚みや弾み方は失われていますし、中音域はくっきりした反面淡々としており抑揚が薄く単調な印象を受けます。

     というのがadi-2やhas-0で聴いた印象です。付属のUSB-DAC ECHO-Bでもkadenzを聴いてみると印象が変わり、率直に言って好みでないと感じていたのですが、echo-bに接続したサウンドは低音がよりしっかり前に出てグルーブ感が増しこちらの音色の方が好きでした。echo-bでの使用を前提とした音作りをしたのかはわかりませんが、相性はいいと思います。
     echo-b自体については出力が大きいなと思いました。IEMでの使用を想定しているだろうに、windowsで音量10-20程度がちょうどよいのですよね。
     据え置き環境と比べて性能的に不満は否めないですが、エントリーで2万円のイヤホンと1万円のスティック型DACを買うならecho-b付属のkadenzを買う方がいいんじゃないかなとは思います。ライトにポタオデするならkadenzとecho-bのセットでいいんじゃねと思います。

     kadenzとの比較を通してKatoも聴きなおしてみました。全体的に重心高めなkadenzに対してkatoは全体的な重心は低めなのですが、ボーカルは重心が高めなのですよね。katoがkatoの曲を聴け!という音作りをした結果だと思ってるのですけど。ボーカルが人から出る音じゃない音で再生されるように思うんですよね。これは悪口ではなくてkatoの特徴として。ここら辺が私の思うkatoの個性でここが好きなのだなと思います。なるほどな。

     SNSだとkadenzはkxxsの流れという声をちらほら見ますがきっとそうなのでしょう。
     kadenzはやや値段はしますが、音にこだわってみたいなという人、3万円帯のリファレンス機が欲しいという人、とてもおすすめです。性能的に申し分ないですし、DACやシングルエンド変換ケーブルがついてくるのも素敵です。
     moondropのこの価格帯なのでしょっちゅうaliで大セールして価値が落ちたりすぐモデルチェンジするようなこともないと思います。
     エントリーする人にはまず直刺しからDACを導入してほしいなと思ったりするわけですが、そのDACでまず1万円とかしてなかなかお勧めしづらいのですよね。その点kadenzはDACが付属しているので素晴らしいですね。変換ケーブルも単体で買うと数千円しますし、持っておくと便利なものです。kadenz買うだけでいろいろ充実するのでいいと思います。

     私はあまりハマらなかったのであまり使わなそうなのですが、キラキラしたリスニングサウンドが好きな人、まだ好みのサウンドが確立されてない人、3万円帯に手を出そうとしている人、おすすめです。現代的な音作りで2024(5?)年最新版イヤホンです。
     多ドラ機が人気な世の中ですが、1DD機もいいものですよ。
     逆にkatoを所有していて、katoの音色が好きで上位互換を想定した私のような人は合わないかもしれないです。

    その後 Kadenzは外使いメインで使用しています。echobもいいのですがアダプタがかさばるのと純正ケーブルが太いので取り回しのよいmoondropのfree dspケーブルにリケーブルして使用しています。グッド


  • RedDragon G49 PRO マウス紹介

    頂いたマウスMODの組み立てに必要だったためRedDragon G49 PROを購入したので紹介します。

    購入場所
    Aliexpress RedDragon Factory Store
    https://ja.aliexpress.com/item/1005006224684008.html
    5700円ぐらい
    安いですね。

    採用パーツは
    ホイール:fswitch黒9mm
    NCU:nordic52833
    センサー:paw3395
    メインスイッチ:huanotransparentpinkdot

    4kに対応したG49 PROの他に1kのみの無印、センサーが廉価なSEのモデルがあります。違いはスペックとマイクロスイッチの様です
    値段は大差ない

    ケーブルと4kレシーバー
    レシーバーにType-Cを直接刺すタイプでUSBポートに直接刺せるタイプではない。

    上下
    裏面にDPI切り替えボタンと電源切り替えスイッチがあります。

    左右

    前後

    その他

    分解

    表面はプラスチックという感じの質感
    メインボタンサイドボタンのクリック感は終わっている
    これぞ安いマウスという感じ

    マウスMODの組み立ての基板は使用されました。

  • [オーディオ]ジェネリックER-4B化モジュールを作る②

     Etymotic ResearchのER-4S等のER-4イヤホン筐体に使用することができるリケーブル+ER-4SとER-4Bのf特切り替えスイッチを実装しました。
     ポタオデ界隈で昔からあるやつです。取り回しのいい感じを目指しました。
     あとmmcxの変換のやつは接触ひどすぎるので使わないほうがいいです。

    はじめ

     前回ミニミニケーブルとMMCXケーブルと変換コネクタを使用したネットワークモジュールを作成しました。
     しかし問題があり、MMCXto2pin変換コネクタの接触が酷く使い物にならない。使っていただいた方からも同じような意見をいただいていました。申し訳無さもありつつ、どうにかしなければ使えないという状態です。

     というわけで市販されているコネクタを使用してリケーブル作ろうという話です。
     またSとB切り替えられたらいいよねという話も上がっていたので切り替えスイッチもつけてみました。

    こいつは接触が最悪、、、

    前の記事→[オーディオ]ジェネリックER-4B化モジュールを作る

    基板

     小さく作りたいので、切り替え用スイッチは表面実装タイプが良いです。また左右あるため2回路スイッチである必要があります。なかなか見つからずやっと見つかったのがこのCMS2212Bというやつ。アリエクでしか売ってなくてしかも400円するという。高い。
     ER-4は耳に深く差し込みかつ耳掛けタイプでない都合上タッチノイズ気を付けないと使っていられません。そこで使用するケーブルは布巻ケーブルが良いのですがなかなか見つからず、結局アリエクに売っている安いリッツ線のリケーブルを使用します。線材の質よりも鋭くないタッチノイズがここでは重要です。

    スプリッタ用基板

     そもそもER-4Sはスプリッタ部分が大きく、そこにネットワークが埋め込まれています。同じようにネットワークおよび切替器もそこに埋め込めばいいじゃんサイズも同じぐらいだし邪魔にはなりにくいというやつ。

     使う素子は前回と同じです。余りです
    片面に素子を、もう片面に切り替えスイッチを載せます。なんとなくケーブルをまっすぐ出す用のガイドをつけてみたり。

    外付け用基板

    両方あると使い分けられていいなと思うので片側出しと両側だしの2パターンを作成しました。

     素子の反対側にジャックと切り替えスイッチをつけています。

    組み立ててみたり

     スプリッタの方は ケーブルもはんだづけしていきます。

    スプリッタ部分でカットしてリッツ線をむき出して予備半田

     使用するコネクタも結局は中華製なのですがこちらのコンタクト性は問題ない。でもこれはんだづけしづらすぎませんか。どうしたって樹脂解けるじゃないですか、、、数個に一個うまく締まらない不良品が出てしまう。細い小手先を使えばまだよいのだけどFX600でステーション型ではないので交換もめんどくさい。

     基板とコネクタにはんだ付け

     はんだ部引っ張られないように接着剤スーパーXでモールドしてとめて基板は熱収縮チューブでシュリンクして完成です。
    ちゃんとケースとか考えるよりも熱収縮チューブでポンが手っ取り早く問題なくできてすばらしいですね。

     スイッチを切り替えることでER-4SとER-4Bとの音を切り替えながら使用することができます。スイッチで切り替えしてしっかりf特が出ることを確認して完成です。

    完成

     外付け用のスプリッタ部の改造なしのただのリケーブルも作りました。手元が軽いほうが良いときはこちらを外付けスイッチと組み合わせた方が使いやすいですよね。

     スプリッタタイプも使用していてそこまで邪魔にならずイイ感じです。外付けタイプでごちゃごちゃしたものをすべてプレイヤー周辺に集めるのもいいでしょう。
     なんだかんだでただこのコネクタに換装できたのが良かったですね。接触がまともなので。

     左上のはただのケーブルのみでそのままでは使えません。下のように外付けネットワークと組み合わせる必要があります。

    おわり

    これで平和に使えます。

    頒布もしていますので興味あればどうぞ →ER-4S/B 切替器/リケーブル