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2025年2月、最近買ったマウスパッド
久しぶりにマウスパッド何枚か買った使っていたのでちょこっと書いておきます。
〇ZOWIE G-SR-SE Bi
・5980円
・470 x 390 x 3.5 mm巻き巻きパッケージは場所を取らずに収納しやすくてよいですね。在庫期間にもよると思いますが巻癖はまああり、幾日か経てば気にならないぐらい。
デザインとかどうでもいい人ですが、地味な感じでよいと思います。rougeもgrisも地味でよい。
肌触りはさらっとしていて普段使いから使用しやすく、典型的な印刷された丸編みの滑りという風で糸は硬くなく編みは普通程度のきつさです。悪くなかったので最終在庫のGrisを買っちゃいました。
その翌日にはマイナーチェンジされたG-SR IIIとG-SR-SE ROUGE IIが発売されていましたが、ローセンシで絶対殺すという気概もなければAimTrainerをガチガチにプレイしたりもないライトゲーマーになり果てたので、標準的な40 x 45ぐらいのサイズがちょうどよく感じています。新型はマイナーチェンジで、布とクッション材は全くの同一、裏面に滑り止めが追加されているだけです(実際に担当者の方に伺いました。)。旧世代の裏面の時点で私の環境では全く滑らないので、旧世代と新世代で何一つ変化が感じないというわけです。以前G-SRは所有していたのですが、そのころからZowieのクッション材は比較的好きでした。硬さはありながらも荷重をかければしっかり沈み込み、押し込みに対して返りが早めです。なので新モデルとして販売されるクッション材の柔らかいTRシリーズはスカッとして個人的には合わないかなあという感じです。
値段は数年前の感覚でいえば高いですし今だとむしろ安そうです。個人的に高いなと感じます。ここ数年でG-SR SEは入手性が格段に良くなったのでその点素晴らしい選択肢だと思います。海外系のプロダクトは手に入らない高い販売終了と、リピートすることは難しい。
さらっとした滑りで使っていて普通という感じで目立った利点も欠点もなく何も考えず使いやすいかなと思います。このクッション材は押し付けて滑りを変化させたくない私のような人には割と合っています。
〇VAXEE PA
・3920円
・470 x 390 x 3.5mmこちらも似たようなサイズで巻き巻きパッケージです。B22という青いモデルを購入しました。公募デザインよりなんか普通のでいいかなと。
開封してまず臭さが鼻につきました。これはちょっと使えないかなと残念な感じ。マウスパッドの臭さについては個人差があるので一概には言えない(売れまくっているqckの臭さに私は耐えられません!)ですが私にはなかなか厳しいものがありました。
こちらも印刷の丸編み生地らしくさらっとした質感です。ただだいぶふわっとした糸でふわっと編んであり、エージングといいますか劣化といいますか滑りの経年変化が早く大きそうだなと感じました。
最初の数週間はさらっとした滑りで誰でも使いやすそうですがその後はqckとか好きな人が好きそうだなと思いました。クッション材は結構柔らかく若干スカです。PAは結構私とは相性が悪そうで、マウスの加重で滑りを変化させたいような人には向いているマウスパッドに思います。いまさら買ってこんな感じなのかと思ったりしたので、結局のところモノというやつは実際に自分が触ってみないと何もわからないですね。
〇VAXAEE PC
・3820円
・460 x 380 x 3.5 mm縁の加工がちょっと話題になったやつですね。私としてはマウス操作に関係のない部分なのであまり盛り上がれなかったのですがこういった取り組みがあるのはよいことだと思います。どうでもいいですがこれが世界初スゲーのようなことを言っていた人たちはゲーミングマウスパッド以外のマウスパッドを見たことがないのでしょうか。普通に事務向けの製品でこういった加工は当たり前に出回っています、、、。
縁のおかげで多少丸めづらいのかやや太めのパッケージです。防塵袋に入っているのは布表面が異物噛みやすいからですかね。ただ零のような噛み方ではなく凸凹の隙間にゴミが落ちてしまうだけです。ある種ソールが異物を噛みにくいともいえるかもしれません。
縁が丸くてマウスが乗り上げないとか意味不明なことは言いませんが(だったらもっと大きなサイズを使ってください)、ぱっと見落ち着いた見た目になりこの縁加工は悪くないかもなと思います。見た感じ布とクッション材ごと型でプレスして抜くような加工でしょうか。
表面は一列飛ばしの丸編みのような組織です。これを特殊なテクスチャーとして押し出しています。確かに接地面積の小ささから滑らかなタッチが実現されます。布は耐湿性繊維だそうですが、結構固めの糸が固く編まれています。
クッション材はかなり固めでPAと違いすぎて驚きます。正直最近までPCは縁加工だけ違うモデルだと思っていました。割と盛り上がりばかりで肝心の製品情報が自分から取りにいかないとあまり入ってきません。結構固く、質感はスカり気味ですが、それゆえにある程度沈み込んだ状態で使用されるので滑りの変化はそこまで、気になりません。
接地面積が小さくさらっとしていて普通に使いやすいと思います。肌当たりが良いのも助かります。
最近マウスパッドは5000円が安いと当たり前に言われるような時代だから、比べると安くてそれだけでもういいよね。
満足いくものではなかったですがG-SR-SEとPCは普通によいマウスパッドだなと感じました。(比較的)安価で入手性もよいのでおすすめ入りです。荷重で滑りを変化させるスタイルでない人はお試しあれ。
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REALFORCE RM1 マウス紹介
東プレ REALFORCEからリリースされているマウスRM1(RFM02U21 / RFM02U31)を紹介します。
2020年ごろにこれの前のモデルで似たようなものが出ていた記憶です(Realforce Mouse)。そのマイナーチェンジ版でしょうか。違いとしてはRM1は背面のポーリングレート変更スイッチが撤廃されています。他は前モデルを持っていないのでわからぬ。5ボタン+DPIボタンの有線マウスです。左右クリックに、東プレのキーボードに代表される静電容量無接点方式の、マウス用スイッチを使用していることが特徴です。他スイッチはタクトスイッチが使用されています。
形状はほぼZowie EC2です。持ち比べてみてもそんなに変わりません。背面から見るとシルエットがIEぽいです。フロント部がややEC2と異なっていますがデザイン程度の差です。ソールはIE系向けの楕円型で厚みは0.6mmです。サイドボタンは大きく、側面はラバーコートです。数か月使ってみてさらっとしていますが、10年後はわかりません。
DPIボタンの飛び出し量は少なく、かろうじて指の関節で押せます。DPI切り替え以外を割り振っておけば作業がはかどります。
尻にはREALFORCEロゴがあり光ります。10年前を思い出す中身。
ECスイッチ。タクトスイッチ。エンコーダはkailh赤9mm。ホイールはプラな質感でべたつかない。サイドボタンは横向きでなく上向きです。メインスイッチは静音性が高いです。他タクトスイッチはうるさくはないですが動作音はします。気になる人は静音タクトスイッチに交換すると面白いかもしれません。
総じて使用感は可もなく不可もなく、使っていてむかつくこともありませんが特にこれを使っている理由もないというのが数か月使用した感想です。東プレや日本製ファンの方には魅力的だと思います。
クリック感はECのそれで、癖があるのは鉛直に押し下げるように押す必要があること。作業用には十分な歯切れの良さです。他ボタンもタクトスイッチで軽く押せます。
作業向けでいうと無線が多いですがそこは避ける人も多いでしょうか。私は有線でいい人ですが。ただでさえ作業向けはゲーマーと真逆で重いものが好まれる傾向があります、きっと振り向き1cmだからでしょう。電池も載せると100数十gが当たり前です。有線ではありますが86g実測は重くはありますが扱いやすい重量です。
またゲーミングスペックで構成されていることはゲームで使用せずとも、とてもアドバンテージです。光学式3360センサーはたいていの材質上で操作することが可能でマウスパッドがなくても問題ありません。DPIも自由に設定することができ、他のポインティングデバイスと併用する際も設定に悩む必要がありません。そしてキー割り当てを”まともに”設定することができます。多くのマウスは割り当て変更ができても、用意されたプリセットもしくは設定しようとしても思い通りに動かないことがざらです。その点設定した通りにちゃんと動き、しっかりオンボードに保存できてソフトウェア立ち上げずとも設定どおり動作してくれます。RM1は作業向けマウスとして優秀です。
14000円とまあ高いのですが有線でちょっといい作業向けマウスほしいという人には良いのではないでしょうか。東プレキーボードとそろえるといい感じになりそうです。作業向けは小さい形状のものが多く、EC2形状はとても使っていて心地よいと思います。
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final ZE500 for ASMR イヤホン紹介
finalが予約販売していたTWSイヤホンZE500 for ASMRを紹介します。1万円ほどで購入し2024年12月末に到着しました。
ZE500無印モデルは販売予定ありで、このASMRモデルはこれっきりの限定のようです。
ZE500 for ASMR -Patra Black/Patra White-finalは製品ページにアピールポイントがちゃんとかいてあります。イヤーピース3サイズとノズルフィルターまでついています。
コンパクトな筐体です。寝ホン事情には疎いのですが、いままで使用してきたいくらかの寝ホンとはどれも横になったときに耳が痛くなり寝ホンとしては使用できませんでした。
ZE500は横になっても耳が圧迫されることなく、私にとって寝ホン可能なものでした。素晴らしいそれだけでも大きな価値があります。他にも寝ホン可能な製品は世にあるのかもしれませんが、ZE500もその一つということです。イヤーピースは本体まで覆う形状(一体型ソフトイヤーピース)になっています。特殊で別途買うこともできなさそうです。装着感は軽く、耳に突っ込むのではなく耳に自然にはめる感じで耳穴に負担をかけません。その分外での使用すると落下することがあるかもしれません。
ドライバ用のベントの他に、音導管からベント(ASMRポート)が引かれています。抜けが良くていいね。final connectアプリは特に使うことなかったかも。
音質は特筆することはなくまあ値段なりと感じます。音色も良くも悪くも味付けのない、味のしない、サウンドです。各音域がーとか特に言及する必要もないと思います。そういうコンセプトでもないだろうし。
リスニング的なものを求めると無ですが、装着感の軽くコンパクトなTWSとみればこれでいいと思います。ASMRに向いているのかと言われればまあそこそこかと思いますがオーディオオタクでなければ音量もちょうどよくノイズもなく良いんじゃないでしょうか。
中華TWSなどでは最低音量の時点ででかすぎるとかざらにありますからその点普通に安心です。音質やASMR適正でいってもairposシリーズなどの方が圧倒的に優れているわけですが、なにより軽く横になっても気にならない装着感から寝転がりながら使用する際には愛用しています。総合的に言えばASMR用途に優れています。適正だけでいえばHAS-0+ER-4B使えばいいわけですし。素晴らしいコンセプトです。再販なさそうなのでもう一つ買ってもよかったかもしれない
とても気に入っています。
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エレコム SHELLPHA マウス紹介
エレコムの販売する静音マウスSHELLPHAを紹介します。私が購入したのはM-SH30DBSKBKというモデルで2.4GHzドングル無線接続の5ボタン+チルトホイールのものです。
ボタン数や接続方法やサイズでいろいろモデルがあるようです。多すぎてよくわかりません。おそらく一番機能の多いモデルを購入したのですが、それでも2300円という低価格です。作りも悪くないしとても安い!
癖のあるグリップさえ合えば、安くて便利でクオリティもよい素晴らしいマウスです。サムレストがあります。サイドボタンはだいぶ長めです。
チルトグリップ向けの形状をしています。薬指用のガイドがあり、小指は折れて逆テーパーになっている下側に配置することを想定されています。
razer v3ぽいMBデザインです。ホイールはゴムぽい感じ
左右に広がったひし形のシルエット。
Mサイズですがサイズ感としては小さめです。形状に沿わせてかぶせ持ちすると指をすぼませる形になります。手の小さい方にちょうどよさそう。そのため掴むようなグリップになるのですが添わせるための形状をしているため、握りづらく感じます。ソールは上下左右4か所にあります。想定されている操作的にはもっと滑りやすいのが良かったかも。
電源スイッチがあります。センサーはBlue-LEDのPAW3212です。DPIは2000固定となっています。背面ポケットにはドングルと電池ホルダーがあります。付属の電池を使用した際のマウス重量は101gでした。
センサーは偏った位置に配置されており、カーソル操作に違和感を感じます。また電池がセンサーの反対側に配置されていることで重量との間隔もちぐはぐで、より操作に違和感を感じます。親指はかなり浮いた位置に配置されます。サイドボタンも静音スイッチで静かに操作できます。
小指は下側に配置され、折りたたむようにグリップします
メインスイッチとホイールは傾いて配置されています。私はここら辺のコンポーネントは鉛直に押し下げたい派なので、あまり好きではありません。
クリック感は割と優秀で多くのゲーミングマウスよりもよいです。メインスイッチ、ホイール周りすべて同様の静音タクトスイッチで静か、押し感もそろっています。高速連打はできませんが、PC作業に最適な歯切れの良さです。傾いた形状になっています。そのためマウス自体を持ち上げるような操作は非常にしにくいです。脱力し、マウスパッド上を滑らせるような操作に向いています。
背面はYネジです。肉厚です。
チルトホイールはよくある構造になってます。押下部はだいぶフロント寄りに配置されています。
kailh緑エンコーダに低背静音タクトスイッチです。
ソフトウェアでボタン割り振りできます。アルファベットなど正常動作するのですが、ctrlやaltやshiftなどのFnキーは設定してもうまく動きませんでした。割とそのために購入してみたところはあるので残念。
思っていたボタン割り振りをできなかったこと、センサーの違和感が大きいこと、グリップが合わなかったこと、DPI固定だったこと、と思っていたのと違う部分が多かったのですが、結構いいマウスだと思います
マウスを握らず操作するPC作業者の方にとてもおすすめできます。各ボタンの操作感もとてもよく、サイドボタンに加えチルトホイールまで搭載しています。この使用感と便利さで2300円の安さ、ちょっといいマウス使いたいという方に使ってみてほしい感じです。
MXmasterとか高いですからね。MXmasterより各ボタンの操作感こちらの方が私は好きに思うし。
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haste2基板を3Dモデルに起こした
haste2wiredの基板を3Dモデルに起こしました。最初ノギスで測ってはまるからいいやでいい加減なもの使ってたのですがちゃんと型を取ろうと思いました。
残骸たち。
型取りは細かく測るのでなく、雑に形とって3DPで印刷してはめて寸法修正してを繰り返すのが良いかなと今回思いました。30分ぐらいで1サイクル回せるので数日かかりましたがまあ取ってしまえばあとは使いまわせるし。
A1mini素晴らしい。datasheetと微妙に合わなかったりもあるので実測合わせしとけという感じ。ちょこちょこ裏面にも実装部品があります。
センサーはボトムシェルから引き算すれば嵌まるようなイメージで作成。型つくりもとりあえずセンサーのところから取り始めました。サイドボタンはメインの基板にプラのパーツで固定されます。
MB上に穴があります。直接ねじ止めではなくトップシェルとボトムシェルとで挟み込みます。ホイールには溝があり、軸受けにぴったりはまるようになっています。ホイールがぶれずによいですが位置をきれいに取らないとホイールがずれて微妙になります。ちょっとホイールの刺さりが甘いとエンコーダがガリガリいうので割とシビア。
後で楽になるかと思いねじ穴とボトムの壁をあらかじめ作っておきました。コピペで済ませよう。
ブッシュよ、なぜそんなにごついのだ。
めんどくさがりですがめんどくさがらずこういうことはやっていった方がよさそうですね。
データは配布しておきます。好きにしてください。