[自作マウス]マウスシェルモデリング その1

マウス

自作する部分はシェルです。Haste2wiredの基板を使用したマウスMODに挑戦してみました。

初めてやってみているので、マウスらしきものができて感動です。今後ちゃんとしたマウスを作れるようになりたい。

はじめ

僕はsteelseriesのkinzuが好きです。

しかし終わっているクリック部と終わっているクリック遅延により実際に使用するのには難があります。

80gの重量とか古いセンサーとかは別にいいんですけど。

kinzuは素晴らしい形状なのでkinzuクローンで作りたい。

とりあえずひとつづつマウスMODから初めて行こうと思い基板を流用してシェルを作ってみる、を体験してみようが今回です。回を重ねてまともなkinzuクローンを完成させたい

基板

基板はhaste2 wiredを使いました。家に転がっていたので。

そもそもhasteのファンであるという事や性能がいいと聞いて購入していました。未開封状態でした。

Hasteは愛されマウスですが幅が広くて脱力マンかビッグハンドマンしか使えないのですよね。


分解して基板をちまちまノギスで測定してCADに起こします。

やり始めた瞬間ああこれはめんどくさいやつだとなりました。こういうのは基板から自作したほうがいいなあと感じます。

いらいらしながらおよそ起こします。これがどれだけ正確に写せているのか?などと考えると頭が痛くなります。

fusion360に移して厚みを持たせました。うーん適当

ちゃんと実装部品が乗っているところをマスクしたりするべきですね、と後から言います。

サイドボタンはめんどくさくなってやりませんでした。kinzu小さいし。

ゲームでは不要論者ですが普段使いでないと困るのでそのうちサイドボタンも含めたい。

シェル

kinzuの3Dモデルをfusion360にインポートします。

なんか頑張ってフォームをペタペタ貼り付けながらシェルの形状を作ります。

今まで何度も挑戦してはフォーム意味わからんぶち切れで強制終了を繰り返してきていたのですがなんか今回できるようになりました。

面をオブジェクトスナップ貼り付けていったらポリゴンモデルより一回り小さくなるのはそういうものなのでしょうか?

目視でフォームをちょこちょこ大きくしてサイズを近づけたのですが一連の流れはこういうので合っているのだろうか。。。

フォーム編集終わったら何も考えずマウスらしきモノを目指してスケッチを押し出したり切ったり貼ったりしました。

もっと便利なやり方あるだろうなと思いながら、

次はfusionの機能色々も学びながらやってみたいところです。

イメージ図

これでちゃんとマウスとして動く(?)のだろうかと思いながら印刷依頼してみます。

こんなんでどんなんが出てくるのか確認確認

組み立て

届いたもの。

印刷の向きで左サイドがガサガサなので微妙。

使い慣れてるJLCで頼みましたが次からは皆さん使ってるfacfoxとか利用してみたいところです。

基板をはめてみて寸法はおよそ合っててこれでいいかという感じ。

ただ基板の部品干渉するところがあってニッパーでチョキチョキしたり。

ホイールを斜めに挿入する感じなので押さえるところもカットしたり。なるほどなあ

DPIボタン載せて基板ひっかけてM3セルフタップでとめてケーブル突っ込んで完成。

色々とダメダメなのですがマウスとして使うことができるものができておおお。

出来は微妙だけどこの形状のマウスってだけで使っていて楽しい

見た目がひどすぎる。デザイン力が

感想

形状

実際に見てみるとフォームモデリングかなり粗いなあという印象。汚い。

きれいに作れるようにならないとですね。

シェルの切れ目の部分とかはきれいに処理しないと見栄えは大分悪い感じ。

形自体はkinzuという風で悪くない。

サイドとトップとの間の折れ目機能は使わないほうがよさげな感じですね

剛性

何も考えず厚み1mmで作ったのですがふにゃふにゃです。

後ほど2mm近くあるといいよという話を聞いたりしました。次は厚めに、、

ふにゃふにゃなのでクリックもふにゃふにゃだしサイドもたわみまくります。

逆に少しでも補強してあると急に固くなるなという印象。

基本的にはしなやかだけど補強を入れさえすればかなり頑丈になるような。

マラカス

ただ載せているだけのDPIボタンがカラカラ言います。

固定するように設けないとだめですね。

その他

この小さい体積を使って、いかに強度を出しながら機構を詰め込むかいいクリック感を作るかが面白さなのかなあ。形状はもちろん大事なんだけどこれらは若干別ジャンルな気はします。

いかに精度の荒さを許容した設計ができるかも大事そうな感じ

やってみると使えるスペースがかなり小さい。基板上からボトムまで6mm?とかあるし高さ方向に余裕がない。なるほど基板を分離しているマウスがいっぱいあるわけだ。

シェルの個体差もありそうだけどそもそものクリック感を後から簡単に調整しやすくした方がいい気がします。

おわり

食わず嫌いからの脱却

課題しかないのでいろいろ振り返りながら次に進みたいと思います。

徐々に自作マウスへの理解を深めたいです。

今回の駄成果物stepファイル


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