マウス用マイクロスイッチを交換・比較する

マウス

マウスのクリック部分に用いられているマイクロスイッチを使い比較したりインプレを載せたりします

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スイッチ交換

クリック感を好みに合わせる

クリック感が悪いなと感じてスイッチ交換をしてもクリック感が変化しますがシェル由来の悪さは改善はしないと思います

クリック感が合わないな、飽きたな、調整したいな、と感じたらマイクロスイッチを交換するという選択肢があります

  1. はんだをたっぷり追加して盛りスイッチの足三本を同時に熱してスイッチを外す
  2. スルーホールのはんだを吸い取り器で除去、マイクロスイッチの足を吸い取り線できれいにする
  3. 新しいスイッチを嵌めてはんだ付け

が何も考えずにできていいかなと思っています。

低融点はんだとか使えばもっと楽な気もします。

スイッチの個体差を考慮する

以前ソフマップに行ったときにxm1rが9個展示してあって、クリック感が全部違いました。同じスイッチ使用しているにもかかわらず。

最近だとメーカー側でスイッチの左右差を無いようにしていることが多いように思いますがマウス間の個体差は依然として残ったままになります

同じマウスいくつも触ってクリック感が異なるんですからこれは困る。

マイクロスイッチの動作

1 通常状態

2 力を加え銅板がしなり押し込まれる。プリトラベル

3 カチッとバンプがありクリックされる

4 クリックされた後も力を加えるとある程度押し込まれる。ポストトラベル

使用したスイッチ

アリエクとかでいろいろ売っています。一個100円とか普通にして結構高いですね

kailhgm2.0
gm4.0
gm8.0
huanoblueshell whitedot
blueshell bluedot
blueshell pinkdot
bluedot
pinkdot
omrond2fc-f-7n(20M)
d2fc-f-7n(20M)(of)
d2fc-f-k(50M)
d2fc-f-k(50M)-rz
d2fc-f-k(50M)-rt
d2f-01f
zippydf3
ttcgolden60M,80M
c&kzma030

クリックの押下圧を測定

クリックのpressとreleaseの重さを安いバネ測りで測定して比較します

クソ雑測定でサンプル数も少ないので実際どうかといわれると信頼性はないです

単位はgfに近い何かです。比較する分にはまあ単位とか関係ないでしょ厳密性は求めてません

力を加えてクリックするときの重さ、力を抜いてクリックが戻るときの重さ、その差の代表値を示しています

結果としてわかる事はプレスリリース時の押下圧の大きさで、比較したところでわかることは少なそうです。

傾向としてはreleaseの重さよりもpressの重さには差があり、差分にも違いが表れています

実際に雑測定してみて思いましたがやはり「押下圧の大きさ」と「クリック感の重さ」は別の概念であると感じました。

軽い重いと感じるのは入力に必要な重さよりも、press中の反発の強さやその変化、ストロークとかによってそう感じる部分の方が大きいのかもしれない

また、マイクロスイッチはははんだごてで熱を加えすぎると劣化するため注意する必要があります。この時熱し過ぎると物理的にクリックできなくなったり、チャタリングが起きたり、なんか耐久性あるやつはすごいクリックが軽くなります。はんだ付け作業はできるだけ素早く行い、スイッチの再利用もできるだけ避けた方がよいです。

マイクロスイッチの感想とか

スイッチを実際にマウスに嵌めてクリックしたりします

上で書いたように測定での重さ軽さはクリック感への影響はそこまでな気がします。

 なんか色々と表現していますが私の感覚質によるものだしすべてのマウスで試したわけでもないし好みもあるしそもそも感想文自体即興なので斜に構えてみてくれたらと思います。

クリックの押下圧の大きさは簡単に比較することができます。マウスのボタンを押し付け合い、先に押下された方が軽いということです。クリックの重さはスイッチの種類ごとに異なる傾向にあります。

クリックの硬さは同じ種類の中でも割とばらつきがあり、ここが大きなスイッチの個体差ポイントかなと感じます。カチッと押し込まればねが作動している段階でのキレの良さ?を硬さと呼んでいますが、硬さにも種類があるような気がします。うまく固定化できておらずふわふわした感想になります。

押下圧とは別でクリック感の重さも評価したいところ。重さと硬さのバランスが大事なのだと感じ、またこのバランスが人によって異なるのだと考えます。

プリトラベル・ポストトラベルは上記図で示したようなスイッチが作動する前・作動した後の押し込み量になります。

バンプやタクタイルと表現するのはバネが作動しバネ橋がカチカチ移動している部分を表現しています。

総じて特性は品質が低いものはばらつく傾向にあります。

使用したマウスは

asus rog keris glorious modelo- endgame gear xm1 zowie s1

の4つです。選定理由は特にないです。

gm2.0

軽めでバコバコ系な感じ。致命的に返りが弱くて連打しにくいので反発強いシェルだとよさそうだけど結局バンプのストローク長くて扱いづらいかも

測定値から見ても分かるようにそもそもの個体差がすごい。さらに硬さ、press中の反発の大きさも個体によってまちまちで良個体を選別すれば使えそう

gm4.0と比較するとプリトラベルは同程度だがよりカチッと深くまで沈み込み2.0の方がバンプが長い

gm4.0

クリスピー系で連打しやすい。プリトラベルは8.0に比べると長くそこが大きな違いかも

柔らかい個体と硬い個体があるがどちらがよいというよりはシェルとの相性で選別する必要ありそう

シェルが硬めなものには硬い個体をシェルが柔らかいものには硬い個体が合いそう

gm8.0

4.0に比べるとバンプが軽い感じでつまり系のスイッチ

4.0と比べてであって、それでもバンプは大きい部類。

全体的に柔らかめでプリトラベル部分は軽いがバンプを越そうとすると急に重くなるところが特徴かも

とりあえず困ったらこれみたいな風潮がありそう。一昔のomron50mみたいな立ち位置なのかい

blueshell whitedot

huanoスイッチはkailhスイッチと印象が異なりkailhの方がバンプにメリハリがありパチパチカチカチしていてタクタイル感が強い。huanoの方がのっぺりした感じでバンプをそこまで大きく感じないためpressがスムーズだと思うが明瞭さに欠ける。というのが青殻の印象です

huanoの青殻は黒殻に比べてまとまった感じがある。

つまり系のスイッチ

blueshell bluedot

バコバコ系

blueshell pinkdot

クリスピー系

bluedot

押し込み時は青殻より軽快だがその分バンプを超えた後がやる気ない。

pinkよりも柔らかめ

zowieに使われているもので押し込みはスムーズだけど浮かせるように浅くクリックする必要がある。pressは良い感じ

一番上はマウスから取り出したもの

pinkdot

vaxeeで使われているスイッチ

bluedotよりもプリトラベル中の反発が軽く明瞭なタクタイル感が得られる

それぞれzowieとvaxeeにマッチしていてちゃんと選ばれている感じがします

d2fc-f-7n(20M)

個体差がすごいため選別の必要がある

プレスとリリースの差が大きくタクタイル感も強いため明瞭なクリック感

安価な中華マウスとかで使われてて微妙なイメージだけどまともなシェルに乗せると軽くて明瞭な感じがする

一番下はマウスから取り出したもの

d2fc-f-7n(20M)(of)

20mを硬くした感じ。

これも安価なマウスに乗ってる印象だけどちゃんとしたマウスに乗せるとよさげ

d2fc-f-k(50M)

一昔前の定番スイッチだけど最近全く見なくなりgm8.0に置き換わった気がする

軽快でプレスリリースの差が小さく使いやすい

押し込み後の反発が強めでホールドがややしにくいかも

d2fc-f-k(50M)-rz

これはマウスから取り出したもの

プレスリリースの差が小さいスイッチです。

50mをより明瞭にした感じで50mのふにゃっとした部分が解消されています。押下後の反発も強く個人的には50mの上位互換に思えます。

d2fc-f-k(50M)-rt

50Mをより硬くはっきりさせた感じで明瞭

d2f-01f

タクタイル感が強く硬め。強めの反発が常にかかる。

ストロークを通して通して安定しているものの、底打ちさせると詰まり連打しにくくなる印象                                                                                                                                                                                                                                            

サンプルを追加し測定しましたがpress55のrelease35~45でした。押下圧が安定していてよいと思います。

zippy

hid-labsで販売されているもの

全体的に軽く柔らかいがバンプが強く独特のクリスピー感がある

ttcgolden

60mより80mの方が明瞭。

常に一定の反発力がかかる感じで微妙に重く微妙に歯切れ悪い

逆にそこが作用してクリック感がよくないマウスに乗せるとクリック感が使える程度に改善できる。

クリック感が重めな反面柔らかめなためバランスをとっている。重めなことでシェルの負の影響を低減させていると考えている。

クリック感が良くないマウスにはこれを乗せとけばいいと思っている。Hasteがいい例で、安っぽいもののクリック感はまともに感じる。

zma030

バンプが弱短いためスムースにクリックすることができストローク短い。

ただ反発は弱めなのでジッター的な連打はできなそう

購入場所

1’s PCワンズ (1-s.jp)

HID-Labs OnlineShop

TALPKEYBOARD – 自作キーボードとパーツのセレクトショップ –

freildevice

国内で入手しにくいものはaliexpressで買うとよいです。またaliexpressの方が届くまで時間はかかりますが安価です。

おわり

結局はこんなのただの感想だし好みは人それぞれだしマイクロスイッチに興味を持ったのならAliで1個から買えるのでいろいろ試してみんなで好きかって語ろうというのが望むところです。マウスシェルとの相性もありますし。

よいクリック感を得るにはよいマウスシェルを使うしかなさそう。結局ここが第一だと思う。悪いシェルのスイッチ選定はマイナスを減らして少しでもマシにするために ですが、良いシェルのスイッチ選定は好みに近づけるために です。

シェルが微妙なやつにはttcとかよいと思う。

スイッチ交換はスイッチの好みに合わせて調整するためにするもので改善効果は薄そう

人気なgm8.0ですが他にも選択肢はあるんじゃないかって印象です。脳死で付けとけというものではない気がする。2.0、4.0より優秀な感じはありますがタイプが異なってるので単純に上位互換とはいえなさそう

huano blueshellは三種類とも個性がありどれも優秀で、つまりクリスピーバコバコをタイプごとに使い分けられていいんじゃないかと思いました。もうちょっと軽快さが欲しい気もしますが好きです。

最近は使われているのをあまり見ませんがなんだかんだomronは優秀と感じた。20Mとか安価で微妙なシェルに乗せてるからomron微妙な認識になるんじゃないだろうか。50mはそれでも微妙だけど。特にrzと今回は載せてませんがg1スイッチは良いと思います。結局ロジレーザーかよ

kailh huano omron とメーカーごとに特性の傾向が見えて面白かったです。マイクロスイッチにもこのメーカーが好き!ということがあると思います。

クリックの重さ・硬さだけでなくプリ・ポストでの反発の強さ・ストロークやバンプの長さ強さなどの要素で違いを感じられました。

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