Microsoft WMO マウスレビュー

マウスレビュー

WMOの形状を元に設計されたゲーミングマウスGamesense MVP が発売されました。

せっかくなので往年のマウスWMOも触ってみたいなと思い購入したので紹介します。

Microsoftの左右対称中型ゲーミングマウスです。

スペック

メーカーMicrosoft
製品Wheelmouse Optical (WMO)
形状左右対称
長さ124 mm
66.6 mm
高さ39.4 mm(ソール0.8 mm込み)
重さ80 g
DPI400
ポーリング125 Hz(外部ソフトでOC可能)
LOD2 mm
最大速度40 IPS
最大加速度125 Hzで1 m/s
サイドボタン無し

形状

全長124 mmの左右対称中型マウス。

上下

リア

尻の幅66.6 mmで普通ぐらい。Rは大きく短い。

中央

センサー部分が最もくびれていて中央から11 mm程度フロント寄り。

フロント

くびれから先端にかけて1 mm程度広くなっておりフロントにかけて微妙に広がっていき、くびれ度は小さくフラット。

逆台形度

フロントサイドはほぼ鉛直、くびれ部は1.3 mm程度と弱く逆台形。

先端部はサイドのシェルが低くトップシェルが半分以上占めていて側面は指の置き場が満足に無い。

MB

クリック位置は少し高めで指に合わせたガイドはなく膨らんだ形状。

リア

後部はなだらかな形状となっていて高さが高いFKという感じ。

前後

丸っこいシルエット。わりと高さがある。

中央トップで39.4 mmの高さ。センサー位置はフロント寄り。

特徴

  • L 124 x W 57-66.6 x H 39.4 mm
  • フロントセンサ
  • フラットなサイド
  • 中央トップでなだらかな尻
  • ガイドがなく高めのMB

中身

Microsftって感じ。後ろにネジが2つ、前にツメがあり引っかけてあるタイプ。

クリック

メインクリックは押していてタクトスイッチだなという感じだがクリック感は明瞭で不快感はない。

MBがよく振動している。

ホイール

ホイールクリックが軽い。ホイールはMicrosoft特有のカラカラする微妙なやつ。

ケーブル

ケーブルは硬い。

センサー

感度

基本的には400 dpi・125 Hz固定。

DPIを計測したところ純正ソールでほぼ400とよい調整。

LOD

2 mm少しありLODは長い。切れはよくあまり不快感はない。

追従性

MouseTester(MouseTester Software Reloaded | Overclock.net)でマウスを振ったりしました。

G PRO Wirelessと2つ一緒に振り回した波形で青がWMO

x count。125 Hzで安定してくれなければ困りますがポーリングは安定しています。

一定の速度から正しく移動量がとれていません。途切れずにきれいに頭打ちになってるのは性能足りてないなりに強い。腕を思い切り振って160IPS程度なので40 IPSだしこんなもん。

$$\frac{128 dot * 125 Hz}{400 dpi}=40IPS$$

x velocity。125 Hzで 1 m/sから正しく読み取れていません。

x sum。ipsもGも足りていなかったのでx sumがずれる。

ポーリングレートオーバークロックしてないので125 HzでですがGPROWirelessと比べて遅延がありそう。

フリックするとエイムがずれ遅延もある性能。

グリップ

コーティング

表面は荒い梨地で多少手汗をかけば滑らないがべたつく。劣化しているだけかもしれない。

重心

80gと重くはない重量で重心はセンサーちょっと下ぐらいで中央。

サイド

薬指を伸ばして持ったとき置き場所が満足に無い。囲んだ部分シェルの淵に薬指が当たり不快感がある。

手のひら

後部がなだらかで高さもあるので手のひら全体でグリップする。

つかみ

尻はなだらかでZAやSのような主張はないがFKよりはあり、くせのない感じ。

かぶせ

サイドがフラットなのでかぶせライクな持ち方でも左右対象マウスにしては合う方かも。

つまみ

尻がなだらかなのでつまみ持ちでも多少は指の屈伸が使える。フラットな側面で指は置きやすい。

でも合ってはいない。

おわり

フラットな側面が特徴で尻はなだらかだが高さはそこそこにある中型の左右対称マウス。

薬指が干渉したりホイールのカラカラ音やMBの振動、フリックできないセンサー性能などが懸念点。

中古市場やAliexpressなどで入手可能です。

次の記事:ZOWIE S1&S2を比較 マウスレビュー

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