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Zowie FK2-B マウスレビュー
ZOWIEから発売されている小型対称マウスFK2-Bをレビューします。
スペック
メーカー BenQ ZOWIE Japan ツイッター @ZOWIE_eSport_JP 製品ページ FK2-B ゲーミングマウス for esports 形状 対称 長さ 127.6 mm 幅 64.3 mm 高さ 36.3 mm(ソール抜き) 重さ 84 g スイッチ Huano Blue dot センサー 3360 LOD 1.2 mm(純正ソール) DPI 400/800/1600/3200 ポーリング 125/500/1000 Hz ソフトウェア なし 形状
ブッシュを上に向かせる部分でFK2無印よりやや長くなっていますが形状は同一です。
上下
サイズ感
127.6 mmありますが平べったい形状なので小型マウスに感じます。
リア
尻の幅は64.3 mでスリムであまり深くありません。
中央
くびれは中央から7 mm程度フロントにあり54.1 mmとやや細め。
フロント
フロント部は56.1 mmまで2 mmと中程度広がっていきます。
逆台形度
くびれ部分は4.8 mm、フロント部分は4.1 mm程度逆台形となっていて大きめです。
センサー位置
センサー位置はくびれ当たりにあり7 mm程度フロント寄り。
横
トップ
TOPは大体中央にあります。36.3 mmと全長に対して低い。
なだらかな尻。
MB
クリック部分に軽くガイドがあるやや低めのMB。
前後
台形なシルエット
特徴
- L 127.6 x W 54.1-64.3 x H 36.3 mm
- 全長に対して低く細めの形状。
- なだらかな尻。
比較
中身
分解
ピンアサイン センサー基板はボトムマウント、サイドスイッチ、メインスイッチがトップマウントです。
シンプルで分厚い感じ。重量感があり高級な感じがする。
ホイール
光学式で重いいつものやつ。
クリック
スイッチが横に配置してあり押下部分もだいぶフロントにある。意図的だがなんでだ 。
huano blue dotでzowieな感じだが他のモデルと比べ重いクリック感。
スイッチ直上を押す感じなので押す感じは直感的かもしれない。
FK2無印の詰まった感じは多少改善している。
サイドボタン
低いマウスだがサイドボタンも狭めなのでそこまで干渉しない。
ケーブル
交換するのが良い
センサー
3360で普通にいい感じ。
LODは1.2 mmといい感じ。
ソフトウェア
本体で設定
- DPI:400/800/1600/3200
- 125/500/1000 Hz
グリップ
fk2は出っ張りのないなだらかで薄い自由度の高い形状で薬指もトップに乗せる1・3・1とか人差し指を左サイドに置く2・2・1とかのキメラ持ちがしやすい気がする。
重さ
84 gと軽くはない。ちょい重い。
コーティング
跡が付きやすいマット
かぶせ
低く細いので窮屈。尻は低くなだらかなので自由度はありかぶせライクに持てる。
つまみ
長めだが薄いので手のひらに干渉せず持てる。
でもつまむならmodelO-でよくね感もある。
つかみ
つかみやすいが尻が低くなだらかで細いので手のひらにグリップ感はあまりなく指で動かしやすいタイプ。
おわり
FKは他のZOWIEマウスに比べるとクリック感が重めなクリック感。
全長は中型程度あるが低く細めの形状で出っ張りがなく自由度の高い形状をしている。なだらかな尻は手のひらにグリップ感は得にくい。
結構多い幅や高さは普通で短い小型マウスとは逆の高さ、幅を抑えた全長は普通の小型マウス。
FK2-Bは重いと感じる人も多そう。他のと異なりCシリーズでも構造があまり変わってないので軽くなったCシリーズを買えばいいと思う。
フロントが広くくびれが大きいViperや中央からフロントまで幅があまり変わらないModelOその他FKクローンは多くあるので本家にこだわることもないかもしれないが。
次の記事:ZOWIE EC1 & EC2を比較 マウスレビュー
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Roccat KONE PRO マウスレビュー
ROCCATから発売されている「KONE」シリーズは左サイドにヘコみがあり、非対称と対称の中間のような特徴的な形状をしています。
左右非対称の軽量中型ゲーミングマウス KONE PRO をレビューします。
今回紹介するのは有線モデルですが同形状の無線モデル KONE PRO AIR も発売されています。
スペック
メーカー ROCCAT ツイッター @ROCCAT 製品ページ ROCCAT® Kone Pro 形状 非対称 長さ 125 mm 幅 72.1 mm 高さ 40 mm(ソール0.6 mm抜き) 重さ 65 g スイッチ Titan Switch Optical センサー Owl-Eye 19K LOD 1 mm(較正で1 mm未満) DPI 50-19K(50刻み) ポーリング 125/250/500/1000 Hz ソフトウェア ROCCAT® SWARM 形状
上下
サイズ感
全長125 mmで中型マウス。ホイールが後ろめなのでホイール基準に持つと全長ほど長く感じない。
尻
尻は丸い形状ではなく下に尖ったような三角形な形状で深く持ちやすい。これにより母指球、小指球がシェルの後部に圧迫されず持つことができる。
左右尻合わせた最大幅は72.1 mmあり非対称マウスですが幅のピークは右サイドが手前側に左サイドが奥側にある。
くびれ
左右くびれとも中央あたりにあり、左右くびれ合わせた最小幅は60.5 mm
左サイド
左サイドピークは中央から29.2 mm程度後方にあり80 mm相当ありますが親指のくぼみがあるのでそこまで太くは感じない。
中央から5 mm程度前方の親指位置は67.2 mm相当で親指を置くガイドが掘られていて前後には割とフラット。
右サイド
右サイドピークは中央から20.7 mm
くびれている部分は中央から3 mm程度フロント寄りにあり53.8 mm相当で緩やかにカーブを描きながらくぼんでいる。
フロントにかけて55 mm相当まで再び広がっていき、終端では丸まっている波打つ形状
中央部分フロント部分で幅にそこまで変化は大きくない。逆台形な感じもなく鉛直でフラット。
センサー位置
中央から10 mm程度フロント寄りのセンサー。トップは中央から4 mm程度リア寄り。
横
トップ
TOPは中央から4 mm程度後方にあり尻は出っ張っているがトップは中央寄り。
MB
クリック部分にガイドはなくそのままな感じ。左右で高さが異なる。
前後
カクカクしたなだらかにチルトグリップなシルエット
特徴
- L 125 x W 72.1 x H 40 mm
- 尻はとがっており深く持っても邪魔になりにくい
- 親指のガイドが深く掘られている
- 縦にフラットで波打った形状な右サイド
比較
中身
分解
ピンアサイン サイドスイッチ外さないと内部フレーム分離できず固定されている。MB裏がハニカムな感じ。フレーム構造だからかシェルはのっぺりしている。
ROCCAT® BIONIC SHELL
Kone Pro の堅牢でありながら軽量なハニカム構造はホコリや汚れに強く、66g という究極の軽さを実現。メインクリックの半透明フェードは、鮮やかな AIMO 1680 万色の RGB ライティングを引き立たせます。
ROCCAT® Kone Pro 軽量光学式エルゴノミック パフォーマンス ゲーミングマウスなんでクリック裏だけハニカムなんだろ。
剛性
内部フレームあるのはG PRO WLやVAXEEと同じだがKONE PROはフレームがPCBマウント。トップシェルと何か所かはまって強固にしている感じ。
しかしクリック部分とかフロント部分はスカスカ。
PROWLとかNP01は強く握りこむとサイドスイッチ押されるけどKONEPROは誤爆しないのでこの点は勝ってるかも。何に勝っているのかはわからない。
中央部分はフレームがあっていいかもしれないがフロント部分はフレームないのでかなり柔らかい。ので置いた薬指の力だけでも結構ゆがむ。
ホイール
TITAN WHEEL PRO
アルミニウムから削り出された Titan Wheel Pro は、ROCCAT® の精密なエンジニアリングの賜物です。軽量でありながら頑丈な Titan Wheel Pro は、しっかりした反応のスクロールとクリックとなっています。合金は指の温度に素早く馴染み、非常に快適で臨場感あふれるゲームプレイを楽しめます。
ROCCAT® Kone Pro 軽量光学式エルゴノミック パフォーマンス ゲーミングマウスTITAN WHEEL PROはアルミ削り出しで軽量で頑丈なのがウリなんだとか。
重さ測ってみると2.8 gなので「軽量」というのは金属製としては軽量という意味であり樹脂製のホイールとまったく同等の重さである。
エンコーダはTTC製のやつで軽めの回し心地。
ホイールクリックはチルトタイプじゃなくて下に押し込むやつで軽めだが誤爆しやすい感じ。
アルミ製の利点はいまいちわからないけど謎のこだわり要素男のロマンということで。爪が当たると嫌な感じよねアルミだから。
クリック
スイッチはTitan Switch Opticalでオプティカルらしく重く反発が弱くポストトラベルが大きい。
セパレートタイプのMBで一体型のBURSTよりは歯切れ良い感じかもしれない。
MBパーツだが固定部分の高さが異なるのがわかる。右クリックの方が固定部とクリック部とで高低差が大きい。その所為で押し下げにくく詰まったクリック感になっていて右があまりによくない。
左クリックはある程度の歯切れよさがありクリスピーさがあり悪くないかもしれない。メカニカルスイッチのKPUと比べればこちらの左クリックの方がクリック感はいいし、クリック感の悪いメカニカルスイッチを採用したものと比べればKONE PROのクリック感は普通と言っていいだろう。
サイドボタン
ふたつついている
ソール
熱処理ピュア PTFE グライドで滑りがいい感じ
エッジ処理されているのはいいが淵がわずかに盛り上がってしまっているのであまり大ソール感を感じなかった。布パッドだと気にするほどではないかもしれない。
ケーブル
コネクタが一般的なやつじゃなくて一回り小さいやつなので交換するのに注意。
市販のパラコードケーブルと比べると、細く軽いが芯があり硬め。個人的には好み。
センサー
Owl-Eye 19Kは3370カスタムで普通にいい性能をしていた。
Owl-Eye 19Kは3370のカスタムセンサーで、3370は3389よりエラーレートが下がった改善版らしい。
青がKPで3389のnp01と比べてみた。ギザギザが立つ頻度が半分以下に減っているがここら辺が改善されたところなのかもしれない。
そもそもこのギザギザは何なんだ詳しくないので知らない
LODは1 mmといい感じ。較正すれば1 mm未満にできるがmousetester波形が荒ぶりまくったりしたので環境によっては較正を使わない方がいいかもしれない。
ソフトウェア
SWARMで設定
- DPI:50-19K(50刻み、最大5ステージ)
- 125/250/500/1000 Hz
- 底面ボタン含め8ボタンに自由度のあるボタン割り当てが可能。上下ホイールも割り当て可能
- LOD設定
- デバウンスタイム
- クリック部分にライティング設定可能
- オンボードメモリ(プロファイル5つ)
今更ながらデバウンスタイムの設定あるのか。デバウンス遅延のない云々とは。それともサイドスイッチとかの話?
グリップ
KPUと比べるともうちょっと指とか手のひらをゆったりさせて持てる感じでKPUで窮屈だと感じている人には合うかも。
非対称だがそこまでチルトグリップよりではない。軽いチルトグリップに合う傾斜。
重さ
65 gと軽い。重心はセンサーあたり。無線版はもうちょい重くなる。
コーティング
マット加工で手汗全かかないる感じ。
左右サイドは横方向にスリットが入っている。
かぶせ
斜めに持つとかぶせもしやすい
つまみ
ホイール横に指を置くとつまみ持ちになる。
幅広な感じが持ちやすいが手前を押すのはクリックがやや重い。
つかみ
持ちやすく母指球小指球が圧迫されずに手のひらでグリップできる。
両サイドは割とフラットな印象
おわり
非対称ですがチルトが緩いトップと台形的でない右サイドで、対称マウスユーザーでも使いやすい軽量・唯一無二形状のマウス。
懸念点はオプティカルスイッチ独特のクリック感と詰まった感じの右クリック、柔らかいフロント部分のシェル。
クリック感はオプティカルなりにクリスピーな感じで悪くない。
前の記事:Razer Viper Ultimate マウスレビュー
次の記事:Zowie FK2-B マウスレビュー
ところどころあれだけど形状好きなので使う。
kpuの幅が細いと感じていた。持つときに手が丸まりすぎると感じていた。
kpは幅が太くなって丁度良かった。縦に長く伸びることで傾斜が緩くなり手のわしづかみ感を緩くして持てるようになった。
roccatの光学スイッチはFPSであれば慣れれば結構使いやすいと感じる。
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Razer Viper Ultimate マウスレビュー
フラグシップワイヤレスマウスLogicool G Pro Wirelessが発売されFPSに無線化の波がやってきました。
Logicoolに続いてRazerからより軽量な無線マウスViper Ultimateが発売されました。
今更ながら当時の軽量無線マウスの先駆けVPUをレビューしていきます。
FKクローンなマウスで同社Viper 、Viper 8Kが同形状です。
スペック
メーカー Razer ツイッター @RazerJP 製品ページ Viper Ultimate 接続 ワイヤレス 形状 左右対称 長さ 127 mm 幅 66.1 mm 高さ 38.5 mm(ソール 0.55mm抜き) 重さ 74.5 g スイッチ razerオプティカル センサー FOCUS+ LOD 1 mm(較正で1 mm未満) DPI 100-20k(50刻み) ポーリング 125/500/1000 Hz ソフトウェア Razer Synapse 3 形状
くびれの大きなFKクローンな形状。
上下
サイズ感
全長127 mmの中型マウスです。平べったくあまり大きさは感じませんがしっかりサイズがあります。
リア
尻の幅が66.1 mmあり中型マウスとしてはやや狭めで尻は長めに見えます。
中央
中央から5 mm程度フロント寄りに56.9 mmまでくびれています。FKに比べ深くくびれています。
キュッとくびれておりFKよりくびれに指を置いた時のフィット感があります。
フロント
59.9 mまで幅が広がっていきフロントでは丸まっています。
FKに比べよりフロントに幅が広がっていきます。FKに比べ側面のくびれとフロントの幅の差が大きいです。
逆台形度
逆台形度は3.6 mmと中程度でくびれ部からフロントまでほぼ一定となっています。
センサー位置
センサー位置は中央です。くびれはややフロント寄りでトップは中央から3 mm程度リア寄りとなっています。
横
トップ
TOPは中央から3 mm程度後方にあります。38.5 mmと低めで平べったい形状。
なだらかな尻
MB
クリック部分は指のガイドがある形状でMBは平べったい。
前後
FKぽい感じ。
特徴
- L 127 x W 56.9-66.1 x H 38.5 mm
- 全体的に平べったく、くびれは強いが指や手のひらの引っかかりがない。
- くびれが強くフロントが広がっているFKクローン
比較
中身
分解
ボトムのネジはT6特殊ねじです。
バッテリーとサイドスイッチがトップにつけられています。重心が上に寄りそう。
薄いシェルと見えない部分の肉抜きえ軽量化されている設計。
ビルドクオリティ
シェルは薄く肉抜きもされていて剛性は高くもないが普通の使用では物足りなく感じることもなさそう。悪くはない。
ホイール
kailh製のエンコーダで静かでしっかりノッチ感がある。
ホイールクリックは結構軽めだと思う。
クリック
回転するわけではないがMBに回転軸がありばねで下に押し下げられプレスを補助している。
LKタイプのオプティカルスイッチでメカニカルスイッチに比べ重めで返りが弱い。
結構個体差がありものによって硬さ等結構変わりそう。
サイドボタン
左右2つずつついている。出っ張りが小さくやや押しづらい。
ケーブル
付属のケーブルでないとケーブル根元の形状が合わず充電できないのでキーボードのケーブル外してさっと充電とかできない。
センサー
青がvpuです
入力遅延
有線マウスと比べ1.5~3 ms程度の入力遅延があります。FPSでは有線マウスにパフォーマンスが明らかに劣ります。
当時の対抗馬であるLogicool G ProWirelessと比べてみます。VPUの方が1 ms程度遅延が大きく波形がずれているのがわかります。pro wl恐るべし。
モーションシンク
3399カスタムのFOCUS+。ウリはモーションシンクというマウスの送信とpcの受信を同期させるという技術です。つまり画面とpcの垂直同期みたいなもんでしょうか。
同期ずれの分入力が早く正確になるというわけですね。
確かにジャギジャギが軽減されています。同期のずれ解消による遅延の削減はそもそも無線による遅延があるので今回は確認できませんでしたが期待できそうです。
LOD
LODは最低設定で1 mmちょっとと適切です。較正設定にすることで1 mm未満からLODを自由に設定できます。
ソフトウェア
Synapse 3で設定。G Hubもそうですが起動せずとも裏でプロセスが動いているのであまりいい気がしません。
- DPI:100-20k(50刻み、最大5ステージ、xy個別に設定可能)
- 125/500/1000 Hz
- LOD設定
- 背面含め9ボタンに自由度のあるボタン割り当てが可能。左クリックは固定。上下ホイールにも割り当て可能なマウスは珍しいと思う。
- ライティング設定可能
- オンボードメモリ(複数プロファイル)
グリップ
全体的に平べったくあまり指の引っかかりがない感じ。
フロントに幅が広がっていくのが好きな人はFKクローンの中でviperが合う。
重さ
74 g台と当時はpro wlよりも軽量なワイヤレスマウスであった。現在でもワイヤレスマウスの中で重い部類ではなく健闘している。
コーティング
細かい梨地な感じのマット。
サイドはラバーが貼ってある。滑り止め効果はそこまで。
つまみ
薄くなだらかな尻なのでつまみ持ちもしやすいがやや重さがあり引っかかりがない形状からグリップ力に欠ける。
つかみ
FKクローンなのだし合う。出っ張りが少ないので普通につかむのもわしづかみにするのも干渉せず合う。
かぶせ
特別フィット感はない。
おわり
当時ロジクールの後発として発売されたが無線技術はロジクールの方が勝っており有線と比べ1 msより大きい入力遅延がありFPSでの使用はパフォーマンスを発揮できない。
FOCUS+センサーのモーションシンクは一定の効果が見られ有線では同期ずれによる遅延を削減できるため有線モデルであるViper 8Kとかは遅延面で非常に強いかもしれない。オプティカルスイッチだし。
くびれが強くフロントに幅が広がっていくFKクローン形状。
懸念点はオプティカルスイッチの独特のクリック感と無線遅延。ホイール周りや他にはない同期センサーは結構いい感じ。
当時のワイヤレスマウスとしてはPROWLの形状が合わない人には買い。現在では最新のワイヤレスマウスには遅延面で弱くFPSでの使用は向いているとは言えない。やや高いがVPUより有線のVIPER 8Kを買う方が満足度が高いと思う。
前の記事:Vaxee Zygen NP-01 マウスレビュー
感想
もうだいぶ前のマウスなのであまり遅延があることに文句は言えないがまあrazerだしと期待していただけにちょっと驚いた。
個人的にラバーグリップは劣化するのであまり好きでなく滑り止め効果自体弱いので微妙。miniのように全面プラが好き。
このモーションシンクは面白いんじゃないかなと思います。
形状はFKベースなのでそこまで言うことはないですがキュッとした感じのくびれ部分は私はFK系にはそこまで合わない感じがしました。
VPUに限ったことじゃないですが充電部分が専用のケーブルじゃないとはまらない文化はやめてほしいです。無線のケーブルレスを快適と感じていませんし充電のために特定のケーブルを挿す方が煩わしく感じます。
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[計算機]APEXの振り向きを揃えるADS感度-Apex Sensitivity Converter By 360°
APEXのADS時の振り向きを腰だめと同じにすることができます。
基本的には一番上のスライダーを動かすだけです。設定ファイルから細かく設定している人はclscaleを入力してください。
関連:VLORANTの感度・ADS感度計算機はこちら
[計算機]VALORANTの感度と視野角の仕様を調べてみた (tsuiha.com)
APEXのADS感度を360°変換・振り向き変換
おわり
例えば等倍のADS感度を1.3にして揃えたとして、他の倍率のADS感度はどうするべきでしょうか。まあ試して強かった数値にするのが最強ですが置いといて。
このとき・他のスコープ感度も1.3にすると、等倍スコープ感度を基準としたMD0%変換となります。
他のスコープ感度を1.0のままにすると、腰だめ感度を基準としたMD0%変換となります。
つまり等倍ADS感度倍率と揃えれば等倍が基準となり、1.0のままにすればhipfire基準の感度となります。
なので等倍は1.3だけど他は低めで0.8という人がいたとすると、ほかのスコープは0.8!ではなく
1.3 x 0.8 =1.04も試してみるべきということになります。
関連:[計算機]APEXのADS実質感度と振り向きを計算-APEX ADS Sensitivity Calculato
関連:[計算機]APEXの感度・ADS感度をモニターディスタンスで変換-Apex Sensitivity Converter By Monitordistance
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Zygen NP-01 マウスレビュー
VAXEEのブランドZYGENから発売されている左右非対称マウスNP-01をレビューします。
NP01はS2をベースとして非対称マウスにした形状ですがS2とは使用感が異なった形状で今までになかった独特のグリップ感です。
スペック
メーカー VAXEE ツイッター @vaxee_Japan 製品ページ ZYGEN NP-01 形状 左右非対称 長さ 119.7 mm 幅 66.8 mm 高さ 38.9 mm(ソール抜き) 重さ 79 g スイッチ Huano Pinkdot センサー 3389 LOD 1 mm未満 DPI 400(赤) / 800(紫) / 1600(青) / 3200(緑) ポーリング 125/500/1000 Hz ソフトウェア なし 形状
NP01はS2を強調した形状の右側に付け加えた形状。
上下
右サイドが膨らんでいる サイズ感
全長的に小型だがやや大きく感じる。
尻
左右尻合わせた最大幅は66.8 mmある。
左側のリアは64.8 mm相当。右側のリアはピークがやや前方に寄り68.8 mm相当。
対称形状の右側に付け加えた感じ。なのでマウスの中心が左にずれて左側もS2より大きく感じる。
くびれ
右サイドの最も細い部分は結構奥めにある。
左右くびれを合わせた最小幅は53.5 mmと対称マウスが元になっているだけあり狭め。
左サイド
センサーあたりで特にくびれており51.6 mm相当。
S2より幅が狭くよりくびれている。
右サイド
右サイドは非対称マウスらしくフロントに向かって細くなっていく。
フロント部分は強めに逆台形になっていてS2より傾斜が強い。
センサー位置
中央から4 mm程度フロント寄りのセンサー。
対称マウスの右側に付け足した形状だがセンサー位置は対称マウスのままなのでややセンサー位置がやや左に寄っている。
横
トップ
NP01のTOPは中央から12 mm程度後方にあります。
38.9 mm。S2より高い。
MB
クリック部分が全体的にフラットな形状。S2より高い。
前後
右側に付け足した形状。
非対称マウスですがトップは傾いておらずチルトグリップを強制されることはない。
特徴
- L 119.7 x W 66.8 x H 38.9 mm
- 対称マウスの右側に付け足した非対称形状
- S2を強調した形状がベースで、S2の右に付け足した形状ではない。
比較
EC2と比べてみる
- センサーが親指側に寄っている
- 左サイドリアのふくらみが大きく、親指付け根にec2より強く当たる
- 右サイドリアのふくらみが急で手前側にも太さがある
中身
分解
ピンアサイン 初期ロットは△ねじTA2であとはTネジらしい
ビルドクオリティ
VAXEEはLogicool G PRO WLみたいな内部にフレームを設ける構造で剛性は良さそう。クリック感もいい感じ。
新型出してPRO X SLみたいに軽量化してほしいところ。
ホイール
24ステップの光学ホイール。回りは重く大きな音がする。
ホイールクリックは普通のチルトタイプじゃなくて直下にスイッチあるタイプ。
押下部にゴムが巻いてあるが取ったほうがホイールクリックはしやすい。多少軽くなるが誤爆しやすくなるので気になるなら戻せばいい。
ばねが付いておりホイールクリックを補助しているらしい。
クリック
スイッチはhuano pinkdot
軽くはっきりしたクリック感でストロークも短い。
ポストトラベルが全然ない
サイドボタン
2つついている。
支障はないがサイドシェル強く握りこむと誤爆する。内部フレームの効果はそこまでなのかもしれない。まあPROWLもサイド押し込むと誤爆するのでこんなもんか。
ケーブル
硬めの疑似パラコード。交換した方がいい。
センサー
いいセンサー
LODは0.65 mmソールで1 mm未満と短い。
純正の薄いやつでないならLowでない方が合うかもしれない。
設定
本体で設定
- DPI:400(赤) / 800(紫) / 1600(青) / 3200(緑)
- 125/500/1000 Hz
- デバウンスタイム:2/4/8 ms
- LOD:Low/ Mid / High
グリップ
重さ
79 gと軽くはない。重心はセンサーあたり。
コーティング
マットコーティング旧新ともに手垢がつきやすい。
つまみ
非対称なのでセンサー傾けて持つと自然に指を配置できる。
つかみかぶせ
S2より親指のくびれが強く右サイドは台形なため平行四辺形な感じにとてもマウスが傾いて感じる。斜め感がkerisみある。
S2と異なる点として右側に盛ってあるので小指の付け根とかにもしっかり接し密着感ある。
既存の対称マウスも非対称マウスもしっくりこなかった人に合う気がする。
トップが傾いてないのでチルトグリップせずに非対称マウス使いたい人に合うかもしれない。
おわり
VAXEEのしっかりとした作りでクオリティは申し分ない。
S2を非対称にした形状と思っていたがS2まんまでなくS2を強調したものがベース。
NP-01は対称マウスとも非対称マウスとも異なる唯一無二な形状で既存のものが合わない人に合うかもしれない。
前の記事:Logicool G PRO HERO マウスレビュー
次の記事:Razer Viper Ultimate マウスレビュー
感想
S2が好きな人には合わないんじゃないかと思っている。そもそもベースがS2をやや大きくし、よりくびれさせ、逆台形を強めた形状なのでS2でちょうどいい人にはくせが強いと感じるかもしれない。がばがば手測定だけどS2強調した形状なのは間違いない。
フィット感を得られる持ち方はできるが小指部分は台形で薬指部分は強く逆台形でそのギャップがどうにも合わず動かしにくいと感じる。
くびれが深いのとマウスの中心がセンサーより左に寄っているので左サイドの出っ張りがS2より主張してきて母指球が痛くなった。
zowie-cシリーズはどうして内部フレーム構造にまでしたのにPRO WL的なトップマウント構造を採用せずビルドクオリティを下げてしまったのか疑問。
VAXEEのマウス構造とかめちゃくちゃいいと思うがnp01とaxはコーティングと形状があまり合わなかった。もっと色々出してほしいな。