Gamesense MVP Wireless マウスレビュー

マウス

アメリカのゲーミングデバイスメーカーGamesenseから発売されているWMOクローンのゲーミングマウス MVP Wirelessをレビューします。

有線版も発売されています。

MVPはWMOを元に成型しているクローンですがコンセプトが異なるように感じ、全体的にコテ入れされた形状となっています。

スペック

メーカーGamesense
ツイッターGamesense.gg
製品MVP Wireless有線モデル:MVP Wired
接続無線+TypeC
形状WMOインスパイア
長さ123.1 mm
65.9 mm
高さ40 mm(ソール0.8 mm抜き)
重さ75.6 g
センサー3370
LOD1 mm設定で1 mm未満 (ソール0.8 mm) 2 mm設定で1.1 mm
バッテリー64時間(RGBオフ)
スイッチkailh GM4.0
エンコーダF-SWITCH 11-S
DPI50-19k(50刻み)
ポーリング125/250/500/1000 Hz
ソフトウェアSoftware Download – Gamesense
値段$99.99+Shippingプレオーダー$89.99+12.87で購入

開封

面白いデザインですね。開けたらすぐマウスなパッケージ。

本体、TypeCケーブル、替えのソール、カード。説明書はなし

TypeCなのは当然な気もしますがいいですね。写真からなんとなくわかりますがソールの淵が盛り上がっています。

形状

左右対称のひょうたん型で逆台形な形状。ソール張るとこと底面は大体同じで寸法はソール抜き。

WMOを元にした形状なのでWMOと比べながら見ていきます。

上下

上から見るとWMOぽいですが下から見ると側面がWMO……?となります。Zowie Sはもうちょいくびれがリア寄りでくびれてはいますが、くびれの仕方が見た目も持った感じもZowie Sを彷彿とさせます。

サイズ感

全長123.1 mmで中サイズ。尻がなだらかなのとくびれがあることで全長より小さめに感じます。

リア

尻の幅は65.9 mmでWMOよりもスリムでS1に近い感じがします。

中央

くびれ幅は54.9 mmでくびれが弱いWMOと比べるとかなり細めです。

くびれ部はフロント寄りで中央から10 mm程度フロントにあります。くびれ度合いは異なりますが位置はWMOと近いです。

フロント

くびれ部からフロントにかけて2.5 mm程度幅が広がっていきます。

WMOはフロントとくびれで幅がほぼ変わりませんがMVPはフロントに広がっていきます。

センサー位置

センサーは3 mm程度フロント寄りにあります。

マウスのトップは7 mm程度後方にあり中央がトップだったWMOに比べると後ろに寄っているため高さはほぼ同じですがMVPの方が尻が大きく感じます。

逆台形度

くびれ部が4.1 mmと強く逆台形です。フロント部は弱くなり1.5 mm程度の逆台形。フロントに逆台形が弱くなっていく側面。WMOは逆台形も弱いので異なる点。

横から

シルエットはWMOを彷彿とさせますがトップは後方に寄り、MBの高さも高くなっています。WMOを先端を持ち上げたようなシルエットとなっている。

高さ

40 mmの高さでWMOと同じぐらい。やや高さのあるマウスです。

MB

MBが25.9 mmと高い。

クリック部分がガイドがあるわけでも盛り上がっているわけでもなくXM1みたいな真っ平な形状となっている。

前後

どちらかというと幅より高さがある形状。WMOをやや高くしたシルエットです。

特徴

  • L 123.1 x W 54.9-65.9 x H 40 mm
  • フロント寄りにくびれがあり、フロントにかけて幅が広がっていく
  • くびれ部分は逆台形が強いがフロントは弱くなっていく
  • ややフロント寄りのセンサー位置
  • 背とMBは高めだがなだらかな尻

比較

 

中身

分解

後方2箇所のネジ止め。くびれ部分と前方にツメで引っ掛けてある。

トップシェルはねじを使用せず爪のみで固定されている。外しやすい。

バッテリーを載せている台は接着剤でツメがpcbに固定されていた。

レシーバーはマグネットでカチッと収納。

クリック

スイッチはKailh gm4.0。

スイッチ自体はそこまで重く感じないのだがクリック感はやや重くスイッチを交換しても重さは残りそう。

硬さを感じ、プリトラベルが気にならず連打のしやすいはっきりとしたクリック感。

重めだが歯切れよくこういうのをクリスピーな感じというのかもしれない。

MBがガイドや山でなくまったいらな形状。

ホイール

エンコーダがFSWITCHのもの。

回りがめちゃくちゃ重い。とにかく重い。重いので力を入れて回すとたまにホイールクリックしてしてしまう。FPSでバインドを振っているとスクロール中に高頻度で誤爆する。

何をするにもやりにくくストレスな気がする。

サイドボタン

大きく押しやすいのではないか。高めにあるので親指と干渉することもなさそう。

ソール

100%PTFEらしいがやや滑りを抑えたものでよくある純正ソールよりは滑り柔らかいが市販の滑りを売りにしたものよりは滑らず硬い。

淵がかなり盛り上がっているので大ソールというよりは輪っかのソールが上下に貼ってある感じ。なので角が引っかかったりはなさそうだが。

滑りは悪くなさそうだが平面でないソール。

ケーブル

XM1の疑似パラコードケーブルを少し太くしたような感じで芯が薄く結構柔らかい。

抜き差しがガチガチで硬い。

背面ボタン

電源のスライダーのつまみが奥過ぎて動かしにくい。ツメが短い人は指で電源をオンにできないと思う。

ビルドクオリティ

多少軋みが見られる。また近くによるとクリックの際すれる音がする。

写真からわずかにわかるかもしれないがトップのDPIボタンがわずかに左に傾いている。他の人のを見てもそうなので個体差ではなさそう。

センサー

センサーの挙動に問題はない。Zowieのマウスに比べ有線では同程度であり無線接続では~1 msのセンサー遅延があった。

発売されている無線の中ではいい方ではないだろうか。有線接続には劣ってしまっているがそこそこ低遅延な部類だと思う。

LODは1 mmと2 mmで設定できるが1 mmでは1 mm未満、2 mmでは1.1 mmと短くてよい。

というか今の時点では2 mm設定でもほぼ変わらない。

ソフトウェア

背面ボタンの設定が反映されなかったりLOD2 mmに設定しても1 mm設定とほとんど変わらなかったりした。

  • DPI:50-19k(50刻み、最大6ステージ)
  • ポーリングレート:125/250/500/1000 Hz
  • LOD:1 ms or 2 ms(ほぼ変わらない)
  • 5ボタンに自由度のあるボタン割り当てが可能
  • テールとロゴ部分にそれぞれライティング設定可能
  • オンボードメモリ(プロファイル4つ)
  • デバウンスタイム(0-30 ms)

グリップ

側面はくびれを前方に持って行ったS1と感じる。前方はS1ほど逆台形ではないがその分幅があるので似て感じる。

トップは少し高くなったWMOという感じ。

くびれ位置から形状に合わせて持つと親指や小指を前方に配置するような持ち方になり深く持つように想定されていそう。

WMOは側面のフラットさが大きな特徴だと思っていたので個人的にはグリップのタイプが異なるように思う。フラットで人を選びづらいWMOと異なり奥めの深いくびれが人を選びそうではある。

重さ

重さは75.6 gで普通ぐらい。最近だとちょっと重いぐらいだろうか。電池が浮いているのでやや重心が高めな気もする。

重心はほぼ中央で持ち上げやすい。

コーティング

コーティングはきめ細かいマットで普通にいい。手汗が目立つ。

中型マウスだがくびれが細いおかげで親指小指はグリップに遊びがありその指先で操作することができる。

つまみ

くびれに指を置くとサイズ的につまみ持ちは厳しい。浅く持つとクリック部が高いので指は置きやすいがクリックは重くなる。

尻からくびれ部にかけて逆台形が強くなっていきグリップ部分の形状変化が激しいので側面の指が安定しない気がする。

かぶせ

くびれが前方に寄っているので形状が伸ばした指に沿っている感じはする。小指を内側に入れ込むのに違和感がなければ指にフィット感は得られる。

幅より高さが目立つ形状なので重心が高くなりグリップが不安定に感じる。

つかみ

つかみ持ちに合っている。WMOはフラットな側面なので同じ持ち方もできるが持った感じがかなり異なる。

前方に寄っているくびれに指を合わせるのが合い、合わせるとやや指全体を伸ばし気味でグリップすることになる。

おわり

MVP WirelessはまんまのWMOクローンだと思っていたのでくびれがつよく印象がかなり異なり驚きました。

強いくびれが前方にあり逆台形も強く、フロント部は幅が広がっていき逆台形は弱い側面。WMOと似たなだらかな尻をしていますがTOPはより後方に寄っておりMBの高さは高くなっています。

サイズ感は中型で、元になったWMOより尻が後方に寄っていることからやや大きく感じます。小型マウスと比べると手の中に収まる感じがなく中型マウスの存在感があります。

無線接続は有線接続と比べセンサー遅延が1 msちょい程度とわりと低遅延。優秀ではないがまあ悪くもないので気になる人は有線接続の方がいいかもしれない。

懸念点は背面ボタンのアクセスやソールの品質、重すぎるホイールだが初期ロットなので背面ボタンあたりは改善するかもしれない。クリック感はやや重いのと硬めでシェルが擦れる。

1万程度で高くはない穴なしワイヤレスマウスで形状が好みに合えば全体的に悪くないと思う。良マウスだと思うがところどころ不満点もあり手放しで褒めることができない。

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感想

WMOのフラットなサイドとなだらかな尻が好きでMVPにはWMOコピー形状を期待していたのもあってツイッターで形状違うよ!って発表されたときは少し拍子抜けだった。WMOを一番望んではいましたがこれはこれで悪くはない気がします。

メインマウスとして使用するならホイールエンコーダの交換は必須かなあ。

硬いんだけどこのパキパキしたクリック感は慣れるとくせになるかもしれない。

中型マウスだがそこまで大きく感じないので扱いやすさはある。WMOのなだらかな尻とくびれによる細くなったサイドのおかげかも。

電池がべた付けじゃないからか少し重心が高めに感じるのが少し気になる。

クリックすると擦れる音が聞こえるのも気になる。

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