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Pulsar GamingGears ES1 マウスパッドレビュー
PulsarGamingGeas様にES1マウスパッドを提供いただいたので紹介します。
5000円という強気の価格ですがサイズ、ステッチ、裏面、フラットパッケージ等を考えると価格が高いことに納得できます。
細部の品質にこだわりがある一方で、スカスカな中間層、マウスを押し付けるエイムスタイルに限定される(と感じた)ことを考えると「とりあえずこれおすすめだよ」と万人にお勧めできるタイプではないため即ポチらず検討を挟むか試用するのがよいと感じました。
スペック
公式サイト https://pulsargg.jp/ 公式ツイッター https://twitter.com/PulsarGears 日本ツイッター https://twitter.com/PulsarJapan 商品名 Pulsar ES1 価格 4980円 幅(XL) 490 mm 奥行(XL) 420 mm 厚さ 3 mm - 超精密で均一なポリハイブリッドsurface
- 超高密度メモリーセルポリウレタン
- 究極の滑り止めアルファセル
超究極のマウスパッドらしいです。
フラットパッケージ
フラットパケージで巻き癖とは無縁
巻き癖によるストレスがなく開封からその点快適に使用できる。よい
サイズ
一般的Lサイズよりも一回り大きい。よい
無意識に大きく振ったときにマウスにストップをかけてしまうことがない。
こればかりはトレードオフだが梱包がすごいでかい。
artisanサイズ
ステッチ
ほぼ面一。またステッチ幅が細くこだわりが見える。
面ソールでステッチ上に乗り上げても違和感はなく、XLサイズに加え有効範囲は広くとれる。
滑走面より低くはないものの気になることはないように思う。よい。
ロゴ
シルクスクリーンプリントタイプの、触って感触があるタイプのロゴ。
マウスが乗り上げてしまうため実用上は邪魔。見た目要素。
におい
開封時かなりキたのだがすぐに収まり、使用時に におい自体は気にする必要はない。
裏面を貼り付けているとゴム臭が貼り付け面に移る。実用上問題ないが神経質な人は気になる瞬間があるかもしれない。
裏面
ぺったり貼り付けることを説明されており、よく吸着し張り付く。
貼り付けずともただ乗せるだけでも滑らないのでよい。
同一ではないがartisan的機能性。よい。
滑走面
アムンゼン記事でいわゆるハイブリッド系というやつ
非常に細かく織られており一般的なアムンゼンと印象はやや異なります。
高摩擦で腕やアームスリーブとの相性はあまりよくないと感じました。
中間層
やわらかいです。
今まで触ったことがないタイプのスカスカな中間層です。
指でつまんで押してみるとおなかと背中がぺったんこ状態で、指の間にマウスパッドを挟んでいるという感覚が弱いほどです。触ればわかります。
そのためソールは沈み込みます。多くの純正ソールではエッジの擦り感が得られ、分厚くまたエッジがプレス処理されているサードパーティ製のソールあるいはPulsar社も出しているガラスソール等がその点からおすすめに思います。
柔らかいporonシートと比較してみると明らかで、押し込んだ後の戻り時間が非常に劣っており弾力反発力が弱いです。
デザイナーの意図したものかもしれませんが、私には汲むことができなかったです。
滑り性
手とマウスの自重のみかけるスタイルではそこそこ軽快に滑りブレーキも掛けやすいと感じはしますが、これはES1の特性を避けており”ES1″を使用する意味は見出せませんでした。
マウスを押し付けてエイムするスタイルの人、あるいはそういったエイムをしたい人向けであり、特性を生かすにはマウスを押し付けしっかりソールと接させてやるのがよいと感じました。
その性質からも大きめの面ソールと相性が良いと感じました。
マウスの押し付け具合で滑りを変え操作するのがよく、万人にお勧めできるタイプではありませんが合う人に合うタイプという印象です。
またそうした操作を仮定したうえで滑走速度はやや早め、抵抗感はソール面積により大きく変わります。(大:きめ細かな抵抗感←→小:ざらざらとした抵抗感)
押しつけ操作するのであれば初動の重さと滑走時のギャップなど大した要素ではなく、劣化等の影響も少ない、簡単な手入れで長く使うことができそうです。
おわり
価格5k円と高い部類ですがそれに値するかというと フラットパッケージ、490mmのサイズ、スリムなステッチ、吸着裏面、とプラスな要素が多くあり価格が高めであることには納得できますし評価できます。
マウスを押し付けコントロールするタイプの人には試す価値があると考えます。お金に余裕がある人であればこれらプラス要素に金をかけることはよい選択肢に思います。中間層スカスカですけど。
フラットPKGや吸着裏面の採用は思いのほか少数派であり、こういったPulsarの流れからよりそれらが普及していくと面白いと思います。
しかし同価格帯にartisanが存在し、明確に勝てている部分が入手性のみ、中間層の品質に関しては完敗どころか酷いです。これは逆にartisanが安すぎているのかもしれませんが。
ソフトなタイプにしては3mmと薄めですが4mmと厚くすると使えたものではなくなるのではないかと予想します。
やわらかい中間層はただ沈むだけになりがちで難しく、コスパ定番のG640やGigantusV2のように雑に硬い発砲ゴムを使用するほうが楽に性能も割と良いものが作れると思っていますが、ソフトスポンジに挑戦しているのだと見れば評価することもでき、次回作では弾力性のある柔らかさを実現していただければおもしろいと思います。
質以外のマウスパッドの滑りに関しては完全に主観的である部分が多いと思っています。いろんな人の感想と合わせて読んでいただければ。
前の記事:FPSにおすすめのプラパッド
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[PC設定]Windows11 フォルダーオプション・パフォーマンスオプション
フォルダオプションとパフォーマンスオプションのメモ
フォルダーオプション
表示
エクスプローラーを開く(Win+Eキー同時押し)
上のバーから 表示->コンパクトビュー にチェックを入れる
オフだとファイルやフォルダの表示がスカスカになる。
上のバーから 表示->表示->ファイル拡張子, 隠しファイル にチェックを入れる
項目チェックボックスはお好みで。オフ
フォルダオプション
上のバーから 表示->「・・・」->オプション でフォルダオプションを開く
ショットカット:(Win+Rキー同時押し->control foldersを実行)
全般
├エクスプローラーで開く:PC
├クリック方法:シングルクリックで選択
└プライバシー:オフ
表示
ナビゲーションウィンドウ:使用しない
ステータスバー:エクスプローラー下の項目数の表示、ファイルの表示形式変更の部分
タイトルバーに完全なパス:完全でよい
チェックボックス:好み。オフ
ドライブ文字:よくわからん
隠しファイル:表示する
フォルダの○○を表示:いらない
プレビューウィンドウ:プレビューウィンドウを使わない
リストビューで入力:文字を打つと検索ボックスに入力されるか、フォルダ内のヒットするファイルまでジャンプするか
ログオン時にフォルダを表示する:好み。ブラウザのタブ保存機能みたいなもん。オフ
暗号化ファイルをカラーで表示:どうでもいい
共有ウィザードを使用する:共有しないからしらん
からのドライブは表示しない:表示する
項目間のスペースを減らす:コンパクトビューはオン
縮小版にファイルアイコンを表示:メディアファイルのサムネイルは表示したほうが見やすい
常にアイコンを表示し:オフ
登録されている拡張子は表示しない:拡張子は表示する
同期プロパイダ:使わないから知らん
別のプロセスで開く:タスクマネージャーで見たとき分離される
保護されたファイルを表示しない:表示しても邪魔なだけなので非表示
右クリックメニューをwindows10の仕様に戻す
win11の右クリメニューは慣れない。
win10と同じメニューを表示するのにその他のオプションを表示を押すワンクッションを挟まなくてはならない
レジストリをいじりWin10のメニューに戻す。
Poweshellを開く ショートカット:(Win+Rキー同時押し->powershell を実行)
reg.exe add “HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32” /f /ve
を入力し実行、再起動する
馴染みあるメニューに戻る
win11の仕様に戻したい場合は
reg.exe delete "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}" /f
レジストリエディタを開き追加された{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32の部分を消せばよい。
パフォーマンスオプション
パフォーマンスオプションを開く
ショートカット:(Win+Rキー同時押し->SystemPropertiesPerformance を実行)
視覚効果
パフォーマンスを優先するにチェックを入れてもいいが個人的には見づらいため必要な部分にチェックを入れる
基本的には操作に対してアニメーションを付加するものであり非常にレスポンスが悪く不要。
windows内アニメーション:アニメーションいらない
縮小版を表示:メディアファイルのサムネイルを表示
ウィンドウの下に影:影いらない
ウィンドウのアニメーション:アニメーションいらない
コンボボックス:よくわからん
スクリーンフォントの縁:好み。文字のジャギが解消する。オフに慣れると逆にオンだとぼやけて見える。
タスクバーのアニメーション:アニメーションいらない
タスクバーの縮小版を保存する:サムネイルを保存しておく必要はない
デスクトップアイコンに影:影いらない
ドラッグ中に内容を表示:あったほうが見やすいと感じる
ヒントを表示する:よくわからん
プレビューを有効:よくわからん
マウスポインターに影:影いらない
メニューをフェード:アニメーションいらない
リストボックスを滑らかに:よくわからん
半透明の選択:好み。デスクトップ上での範囲選択の範囲表示
詳細設定
プロセッサのスケジュールはプログラム(フォアグラウンドサービスを優先)
仮想メモリ設定は諸説あるので要検証。わかりやすい部分では差がないのでオンが安牌。ゲームによってはオンでないと正常動作しないとも聞く
プロセッサのスケジュールはレジストリエディタからより詳細に設定ができる(Win32PrioritySeparation)
6bitの2進数で2bitずつ3項目で設定を行います。
FPSゲーム向けには2進数:100110, 10進数:38, 16進数:0x26がよくおすすめされています。(要検証)
レジストリエディタを開きます ショートカット:(Win+Rキー同時押し->regedit を実行)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\PriorityControl
を開きWin32PrioritySeparationの値を設定したい値に変える。
おわり
前の記事:[PC設定]Windows11インストール後の初期設定(MS-settings)
次の記事:Windows11 ショートカット
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[PC設定]Windows11インストール後の初期設定(MS-settings)
Windows11をインストールした後のちまちまと毎回行う設定をまとめておこうと思います。
Windows10からちょこちょこ変わってて使いづらいんだか慣れれば使いやすいんだか、
毎回どうだっけこうだっけだらだらやるの時間かかるしめんどくさいので見ながら進められるようにメモです。FPS等のゲーム用途ですがゲームに最適化とかでなく邪魔なものを消す感じで。
インストール後
microsoftアカウントでログインする。
キーボードにUSを追加します。(必要があれば)
他設定は全部オフ・スキップ
初回起動
- パーティション分割
CドライブをOS等用にパーティション分割したほうが管理が楽。
200GBぐらい割り当てとけば今のところ大丈夫そう。適当
コントロールパネル(control)->システムとセキュリティ->ディスクの管理
あるいは
Win+X同時押し->ディスクの管理
- 復元ポイントの作成
なんかいじるつもりなら復元ポイントを作成しておくと復旧が楽かもしれない。
戻したくないとこ戻ったり戻らなかったり便利なものではないので使わないに越したことはなさそう。
ショートカット:Win+R同時押し-> sysdm.cpl を実行
システムのプロパティ -> システムの保護 から復元ポイントを作成
設定(Ms-settings:)
設定を開く (ショートカット:Win+R同時押し-> Ms-settings: を実行)
システム
ディスプレイ
└グラフィック
ゲームを高パフォーマンスにする └既定のグラフィックス設定変更
├ハードウェアアクセラレータGPUスケジューリング(HAGS)
cpuの処理を一部gpuにやらせるオフロード機能。
cpuに余裕があるならオフ、ないならオンが効く、と見かけた。
もうwin11だし最新ver最新ハードだと最適化されてたりするんだろうか。(要検証)
Windows 10 GPU Hardware Scheduling: Is It Worth Turning On?
Should I turn on HAGS using the latest windows 11 version and Nvidia Driver?├可変リフレッシュレート(VRR)
VRRはリフレッシュレート以下のFPS時に同期するいわゆるGSYNC系なやつ。
対応ゲームとか関係なくOS側でVRRできるのだろうか。
GSYNC自体環境とか諸説ありそう。
SYNC使うにしてもNvidiaコントロールパネルのほうが便利だしオフでよさそう。└ウィンドウゲームの最適化
DirectX12以前の古いゲームをどうこうする機能。今更だしオフでよさそう
DX11はfpsが稼げないので低スぺのPCはオンにしたらFPS稼いだりできるのだろうか、何も知らない。サウンド
├音量ミキサーを開く (ショートカット:Win+R同時押し-> SndVol を実行)
外付けDACを使用する場合マスター音量100にする
システム音が必要な人はシステム音を下げる└サウンドを開く (ショートカット:Win+R同時押し-> mmsys.cpl を実行)
├再生・録音
モニターのスピーカー機能とか使わないものを無効化 └デバイスプロパティ
機器に合わせてbit・Hz設定、排他モード:オン、明瞭化・立体音響:オフ ├サウンド
システム音が必要なければシステムサウンドなしに設定 └通信
何もしないに設定 通知
全部オフ 電源
- 電源オプション(コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\電源オプション)を開く (ショートカット:Win+R同時押し-> powercfg.cpl を実行)
バランスでなく高パフォーマンスを選択する。バランスはベンチマークソフトを完走できないことがあった。
またプラン設定の変更からいくらかのプラン設定を行える。USBのセレクティブサスペンドを無効にしておく。
究極のパフォーマンスプランはコマンドプロンプト(cmd)を開き下記を実行することで追加される。
powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61
- 電源プランの作成
GillさんのnotePC設定備忘録-Gilloverで方法等紹介されているがQuickCPUというソフトで電源プランの確認・作成が行える。(その他BIOSでやるようなCPUの設定を行える)
自分でプランを作成せずとも、電源プランの設定内容を知ることができるので見てみたり、高パフォーマンスと究極のパフォーマンスとを比較してみたりすると面白いかもしれない。
内容としてはノパソ用の省電力機能や各種接続のスリープ設定、CPU電源管理の閾値設定等であった。
- 高速スタートアップ
電源オプション(powercfg.cpl)->電源ボタンの操作を選択する を開く(コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\電源オプション\システム設定)
高速スタートアップを無効に設定する。
整合性やwinupdate等あまりよくないらしい
ストレージ
├一時ファイル
いらなければ消す ├ストレージセンサー・クリーンアップ対象候補
定期的に一時ファイルを消したりその設定したり。 └ストレージの詳細設定
├新しいコンテンツの保存先
保存ドライブの指定。指定するとドキュメントとかビデオとかのフォルダが作成される。
データ保存用ドライブを指定。└ドライブの最適化
ドライブの最適化(ショートカット:Win+R同時押し-> dfrgui.exe を実行)を開く
定期的に実行設定もできるマルチタスク
├ウィンドウのスナップ
ウィンドウスナップ時の自動配置設定
とりあえずオンで使ってて邪魔と感じた項目消せばよさそう├Edgeタブの表示
表示しない。Edge使用しない。 ├デスクトップ
マルチモニター時にタスクバー等に画面内ウィンドウのみを表示するか
すべてのデスクトップ。└ウィンドウのシェイク
オフ。いらない。 Bluetoothとデバイス
プリンターとスキャナー
└プリンターの環境設定をオフ
マウス
マウスのプロパティを開く (ショートカット:Win+R同時押し-> main.cpl を実行)
├ポインター
ドット絵など任意のカーソルアイコンがある場合はカーソルフォルダを開き保存する。
(ショートカット:Win+R同時押し-> Cursors を実行)
ポインタを変更する。通常選択をcrossにする。
ポインターの影を無効にする├ポインターオプション
ポインター速度をDPI等に応じて変更する。
使いづらいのでポインター精度を高めるを無効(普通ゲーム内ではそもそもこの加速は関係ないから有効が好きなら有効でよい。)自動再生
お好みに
個人用設定
背景
背景をカスタマイズを画像
色
透明効果をオフ
タスクバーが透ける必要はない
テーマ
デスクトップアイコンの設定からデスクトップアイコンのオンオフやアイコンの設定
ロック画面
トリビアやヒントなどの情報を表示しない
スタート
さらにピン止めを表示する
その他オフ
フォルダー->表示したいものをお好みで
タスクバー
タスクバー項目->オフ
システムトレイアイコン->オフ
非表示のシステムトレイアイコン->表示したいソフトをオン
タスクバーの動作->好み。左揃えとすべてのディスプレイに表示
アプリ
インストールされているアプリ
いらない初期インストールアプリを消す。powershell iseは消さない
オプション機能
いらない機能を消す
スタートアップ
いらないものをオフ
ゲーム
全部オフ
スタートメニュー
スタートメニューのいらないやつを片っ端から消す
スタートメニューに欲しいショートカットを追加する
エクスプローラーのアドレスバーに
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
あるいはデスクトップ上で右クリックメニューの ショートカットを作成 から
"C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs"
スタートメニューのフォルダに飛び、必要なショートカットを突っ込む。
ユーザーごとのスタートメニューは
"C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs"
タスクバー
タスクバーのフォルダ
“C:\Usersユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar”
Win11にはタスクバーにウィジェットという邪魔なものが追加されているので消す。
おわり
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FPSにおすすめのプラパッド
ゲーミングマウスパッドにはさまざまな種類があります。
布製のソフトタイプマウスパッド、金属製のメタルマウスパッド、ガラス製やセラミック製のマウスパッド等
ハードタイプのマウスパッドの中でも種類が豊富な方ですが不人気なのがプラパッドです。
今回は プラパッド のおすすめを紹介します。
プラパッド 及び ハードパッド
プラパッドに限らず、ハードパッドはソフト系と比べて滑りが早いと言われます。
滑りが速いのは確かですがソフトとハードでは当然、ハードでも材質によって滑りの性質が全く異なります。そのため布パッドと並べてただスピード系だ、速くて使いこなせない、と安直に思うのはナンセンスです。
例えばハードは止められないとよく言いますが、滑走面の違いからそもそもマウスの止め方が異なりエイムの仕方自体が異なります。
布パッドだけでみても様々で滑走速度自体が要素の一つでしかなく操作のスタイルがあるのではないでしょうか。
率直に、じゃあプラパッドは布パッドより強いのか?と二択を投げかけられたならば布のほうが強いと私は答えます。布の方が摩擦により素早く止めることができることは容易に想像できます。
足し算において布パッドが強いと私は思いますが、引き算でみたときにプラパッドは魅力的です。
布パッドではマウスをマウスパッドに押し付けると滑りが大きく変わり、押し付けないようにクリックしたとしても明らかに滑りが変化します。
プラパッドではスムーズな滑り感を得ることができ、一度慣れるとスピード系布パッドでも材質の違いからもたついたように感じます。プラパッドは均一な力で動かすことができます。
アームカバー等を使用するにも、自由度が高いです。
水関係に耐性が強い。
つまりハードタイプのマウスパッドの持つ利点の一つは、「布パッドが与える不快要素を排することができる」と考えています。
ここで言いたいことは、プラパッドは制御できなそうだから、という理由で食わず嫌いせずに一度触ってみてほしいということです。ここで挙げた私の思う利点はプラパッドを好まない人からすればそのまま欠点として映ると思います。
例えばマウスを押し付けることでコントロール性を図っている人には全く合わないでしょうし、そうでない人の中にはハードにはまる可能性があると思います。
余談ですが最近はフラットパッケージのものが増え主流になるのではないかという勢いですし丁寧な人はマウスパッドをフラットに保管しているかと思います。その意味ではプラパッドは筒らない、収納に困る、等の問題点は霧散したと言えます。
おすすめのプラパッド
私の主観にはなりますが3つのプラパッドがお勧めします。以下所感と紹介になります。
GALAX XANOVA Phobos M – 強い
中間層があることが特徴。
中間層があるからハイブリッドでとか関係なくシンプルに使ってみて滑りが強いのがつよみ。
初動は早く、よく止まる。滑らせると感触はあるものの滑りに引っ掛かりはなくスムーズ。
けしろぐさんの記事で紹介されていますが、表面のテクスチャに特徴があることがわかります。↓
XANOVA PHOBOS M レビュー:布とプラのいいとこ取り?弾力のあるハードマウスパッド | けしろぐXANOVAというメーカーのハードマウスパッド「PHOBOS M」をレビューします。 ハードマウスパッドと言えばまな板のようにカチカチなものがほとんどですが、PHOBOS Mは中間層にスポンジ材を用いているためか布パッドのような柔軟性も持ちこの操作感はテクスチャと中間層の恩恵でしょうか。
小面積のソールと相性がいいです。大ソールは小ソールと比較して滑走音すごい大きくなるし。
欠点はサイズの小ささとディスコンです。中古を拾うぐらいしか入手できませんが劣化込みでも優秀です。
ズームしきれていませんがキラキラしているのはわかります。
X-raypad Thunder X – 万能
無難にお勧めできるプラパッドがThunder Xです。
正規代理店様であるふもっふのお店様がお取り扱いをしておりませんが、取り扱われたとしても公式から個人輸入したほうが安く買えるであろうため問題ではありません。人によっては個人輸入のハードルが難点でしょうか。
入手性と価格に優れます。似たようなスペックのXtrfy GP3は国内6k円する上に基本的に在庫切れですが、Thunder Xは通年購入でき送料込み5k円一週間で届きます。定価$30というのは布パッドと比べても高くないです。現環境を見ていると安定して早く個人輸入できるというだけでも入手性が高い気がします。
Lサイズなため布パッド相当の大きさを確保できます。ちょっと奇形です。比G640↓
初動や止めやすさは普通に優等生でPhobosには劣るものの優れていると感じます。サッサッとした感触の抵抗感ある滑りです。
尖った特徴はないですが普通によい、です。
また手汗耐性に優れています。季節によっては布パッドでも使用中にジトっとしてくることがあります。プラパッドでも同様で手汗で手首や腕のあたりが湿ってきたり濡れてくることがあります。
Thunder xだけはその点で気になったことがありません。水を垂らしてみると軽く浸透していくような振る舞いを見せます。その理由などはわかりませんが。多くのプラパッドは薄い滑走面を基材に張り付けているものをよく見ますが、Thunder Xは1枚の板にノンスリップゴムが貼り付けられているように見えます(実際は……?)。
表面はポリカーボネートPCです。けっこう使用したものと新品とを荒いですが比較してみます。ロット差による可能性もありますが、oldのほうがテクスチャがなまって見えます。劣化しているのでしょうね。
old↑new↓ 滑りを比較してみると、滑走時に手に伝わってくる感触がoldは薄れ消えていました。そのため滑走面の抵抗感による止め性能が劣化しています。
それぐらいで、(個人的には)微妙と感じたプラパッドと比較するとまだまだ使えるなと感じます
比較的安くて 入手性よくて 大きくて 扱いやすくて 手汗に強くて 総合点が高いこれをとりあえずすすめるというマウスパッドです。
X-raypad公式製品ページ↓
X-Raypad Thunder X Hard Gaming Mouse Pad – X-Raypadサンワサプライ MPD-NS3-72 – でかい
35cm x 72cmの大サイズプラパッドです。ローセンシなでかいマウスパッドを必要とする人に勧められます。
縦にはやや短いですが横は72cmあります。
表面はポリプロピレンPP素材でポリカーボネートとは滑り感が異なります。表面を見てみると丸っこいテクスチャをしています。
PPはPCと比べると角が取れたような滑りをしていると感じます。
私は感覚としてPPのほうがPCより”制御しづらい”と感じたのですが逆に感じる方もいて、これは素材による滑り方の特性差なのだと思っています。
MPD-NS3は表面の均一さがほかのものと比べて低いです。そのため滑りのなかにどこかゴロゴロとした感触を感じたり初動自体は軽いもののムラにひっかかり重く感じる部分があります。
ローセンシ用なのだから小さな問題とみることもできそうです。
非常に低価格で、横72cmのマウスパッドが3k円で買えます。
表面にややムラはあるものの価格を見ると批判もできない、安く大きなプラパッドです。
また今回紹介しませんでしたがこの種類の滑りが好きでPCが好ましくないという人はLogicoolのG440fが合うかもしれません。
G440tの表面↓
MPD-NS3やG440は硬めのものでひっかけただけで深く傷が入ってしまうので比較的デリケートに扱う必要がある。
おわり
いろいろ触った結果お勧めしたいプラパッドは以上ですが(X-raypadで買う機会があったらついでにThunder Xを買うんだ)、
絶対にお勧めできないプラパッドとして0.X mmと薄さを謳ったものがある。薄さだけで脆く、欠けた表面がマウスソールに傷をつけ使い物にならなくされることがあった。薄いとQcK+などと同様に机表面の感触がもろに手で感じてしまうのも環境差が生まれてよくないと感じます。
個人的所感としてはセンシ上げられるならphobosで、そうでなければthunderXかというところです。
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Keychron K3 PRO キーボードレビュー
クラファンで先行販売していたkeychronのk3 proを購入していたので紹介します。
k3 pro以前には無印モデルk3が存在していたわけですが、
75%デザイン、有線・無線(Bluetooth)対応、キースイッチホットスワップ対応、GateronメカニカルスイッチとLK光学スイッチの2種類、ロープロファイルスイッチ、ベゼルレスで黒を基調としたシンプルなデザイン、
といろいろな要素が詰まった面白いガジェット系のキーボードでした。
k3 pro ではハード面ではPbt製かつスフェリカルで広いキートップの採用、光学スイッチの廃止が行われ、ソフト面ではvia(remap)・qmkに対応しカスタマイズ性が大きく増しました。
スペックとか感想
製品ページ
Keychron K3 Pro QMK/VIA Wireless Custom Mechanical KeyboardKeychron K3 Pro low profile wireless custom mechanical keyboard. Compact 75% Layout. Ultra-slim. Wireless Bluetooth 5.1 …メーカー Kechron 横幅 30.5 cm 奥行き 11.5 cm 高さ 7.5~12.3 mm + ゴム足 キーキャップ PBT プロファイル スフェリカル 接続 Type-C, Bluetooth スイッチ gateron low profile ソフトウェア qmk/via 配列 アローキーの食い込んだANSI 付属のtypecケーブルは固いので別途用意したほうがよさそう。キースイッチとキーキャップを取り外す器具が付属します。
打鍵はコトコト系でカスタムに寄っているkeychronらしい方向でアップデートされているなと思います。
しかし打鍵音の大きさはk3無印より大きなものとなっていて、コトコトわざと言わせてるんじゃないかと思ったり。静かであることに越したことはないのではないのか。、
ちょい音は大きなものの押し込みはスムーズで不快感はありません。ガジェット系としては良い気がします。
後ろのスイッチで有線無線切り替え、winmacの切り替えを行う
bluetoothはまあ普通。電池は特別持ちが悪いなとも感じません。特にいうこともないです。
スペースバー下に覗くスイッチでファームウェアの書き込みを行う
K3とK3 PRO
まず見た目が異なりキーキャップの間がスカスカです。proではテーパーを強くし隙間を埋め、見栄えを浴しています。
素材がABSです。べたべたする安物のABSの不快さはなかったですがやはり使用しているとテカってきます。WASDあたりは剥げてます。proではPBTになり打鍵音肌触りがよくなりました。またシリンドリカル→スフェリカルにプロファイルが変更されています。
k3初期モデルはチルトを変更できないゴム足直付けタイプでした。その後のロットでは同様にチルト角を調整できたようですが。
k3ではopticalスイッチを選ぶことができました。カシャカシャ音が鳴りましたがそこそこ静かです。また光学式であることのメリットは使用してきた中で感じることはなく目新しさだけでした。
qmkとremap
k3proはファームウェアが公開されています。
製品ページからgithubに飛ぶとファームウェアが置いてあります。
qmk_firmware/keyboards/keychron/k3_pro at bluetooth_playground · Keychron/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – Keychron/qmk_firmwareqmkを知らない人向けに説明すると、オープンソースのキーボードファームウェアで、簡単に編集しコンパイルするだけでファームウェアを作成でき、キーボードをカスタムすることができます。
例えばゲーム用に使用したければデバウンス方式を変更しデフォルトの5msに対して入力を5ms減少させたりできます。
他にはデフォルトだと4つのレイヤーがwinとmacに2つずつ割り振られていて、結果として最大2レイヤーしか使用できないのですがここを改善することができるかもしれません(やってないので知らんけど)
キーマップを変更するのにはファームウェアをいじる必要はありません。via_jsonのフォルダから自分のものに対応するjsonファイルをダウンロードしてきます。(よくわからなければ中身のコードをコピペしたファイル名・拡張子が一致したファイルを作成すればよい)
qmk_firmware/keyboards/keychron/k3_pro/via_json at bluetooth_playground · Keychron/qmk_firmwareOpen-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families – Keychron/qmk_firmwareこのファイルを使用してremapでキーマップを編集できます。
remapにアクセスしブラウザ上でキーマップを編集します。
RemapRemap allows you to find, build, set up and customize your keyboard quickly and easily in Web Browser.キーボードを追加しjsonファイルをドラッグすると編集画面に入ります。
キー割り当ての変更、tap/holdの設定、レイヤー設定等行えます。
US基準なので記号等がずれたりするところは知っておく必要がありますがまあ 慣れたり右上の言語をいじったりします。
というわけで、キーマップのカスタム性は市販のキーボードにおいてかなり優れていると思います。
私はansi配列を使用するときも言語オプションのレイアウトは日本語のまま使っているので(ローマ字・アルファベットの切り替えを1キーで行いたいため)、”_”や”|”を打つためにwin+spaceでUSに切り替えて行っていたのですがremapを使用しこれらを割り当てることができ入力が楽になりました。
おわり
まともな打鍵感にPBTキートップ、ベゼルレスでシンプルなデザイン、無線対応、と優等生なガジェット系キーボードに思います。なによりカスタマイズ性が非常に高いのがいいです。
ロープロファイルキーボード自体選択肢が少ないですし、ゲーミングロープロキーボードはキーキャップがまっ平だったりで使いにくいものも多いです。
めちゃくちゃいいぞという風ではないですが、問題点は無くロープロファイルキーボードが好きな人には十分お勧めできる選択肢に思います。15000円ちょっと高いかしらどうだろうか。