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  • 25年4月 eイヤ試聴記

     25年4月28日にeイヤホン言っていくらか試聴してきたので雑感です。
     久々だったのでいろいろ変わってました。イヤホンのフロアが一つにまとまったんですね。イヤホンもヘッドホンもなんか全体的に試聴機の数少なくなったかしら、、、?

     あまり批評的であったり価格を考慮しておらず最近の新作どんなんだろという風で聴いてきたのでそんな感じです。試聴環境はm300/space/has-0になります。

    panasonic technics eah-az100
     インターネットでは賛否が荒れ気味だったのが記憶にあります。最近パッチが当たって低音の量感が改善したとかしていないとかもありました。磁性流体ドライバーがこの値段で!?みたいな話題でしたが、一聴して低温の量感がイカれていました。長時間聴いていたら気分悪くなりそうな
     確かにこれは賛否分かれるというか、正直音質以前の問題でナシでした。パッチが当たっていないのではないかとか、アプリのイコライザーで変にいじられていたのではないかという可能性はありますがそこまでしてaz100を聴きこみたいかというとそういうわけでもないのでなんだかなあという感じでありました。
     これがaz100の通常の音であったのならば、このチューニングでリリースしていることに驚きを禁じえません。音質はわからず。装着感はよかったです。

     次機会があったら音質に着目して聴きたいところです。

     finalがa10kとかdx6kとか発表しています。a10kは2日前のヘ祭でお披露目していたようです。dx6kはすでにリリースされており、また最近の製品も聞けていないので、一通り聴いてきました。a10kも早く聴きたいですね。

    final S4000/S5000
     finalが最近開発しているBAドライバのシリーズです。s4k, s5kは筐体の金属ステンレス/真鍮違いでトーンチャンバーと水平対向ドライバーの構造が売りのようです。見た目はEシリーズを踏襲している感じですね。

     商品ページに構造図も掲載されています。多ドラでレジンやプリンタ製が多いので面白い。

     肝心の音なのですが、水の中にいるようなこもったサウンドでした。モデル別でいうと真鍮のほうが低音の量感がさらに強く。わりとインターネットでも酷評が目立った2機種ですが、これは私も同意というところです。究極的には好みでありこういったものがリリースされることに異論はないですが、私の感想としては音作りがなにも理解できませんでした。e5000も低音に癖のあるモデルでしたが、あれは傑作だったのになあと思うなど。
     個人の想像としては、final側も新構造のお披露目でしかなく好評で売る気はないんじゃないかと愚考します。
     これに関しても音をどうこう評価する以前に私では聴くことができなかったので、今後の同構造モデルには着目です。

    final s3000
     同じSシリーズですが4k, 5kとは異なり1BA機です。黒でシンプルなデザインですがしっかり3万円します。4k, 5kと同様に接着剤レスな構造でファンネルノズル構造だそうでどちらにせよsシリーズは接着剤レスとノズルのアコースティックな設計がテーマのようです。

     S3000は4, 5と一転してよいなと感じました。1BA機の一般的なイメージと比べるとクリアさに欠けると感じましたが聴き疲れしにくいとも言えます。表現は割とえっちな感じがします。というのはドライバからの出音が素直に耳に届いている感覚とでも言いましょうか。
     音響エンジニアではないので知りませんが、これが新構造によるものであるならば、いい感じではと思います。音自体は尖った部分はなく素直なチューニングです。
     値段を見ても仕方ないですが魅力もありますが粗も同程度あります。より上位の機種を所有している人からすると魅力は少ないかもしれません。

    final a5000
     かなりいまさらという感じですが聞いて来ました。Aシリーズなのでドライバはfcoreduです。価格は3万円程度でs3000と同じグレードですね。

     s3000なんかと同じで尖った部分のない普通の音でよかったです。音質は割といいなと思いました。(値段比ではなくただ聴いた感想として)あまり艶などある感じではなく、全体的に締まったサウンドでそこが特徴かなと思う。

     a, vrシリーズって全部fcoreduだと思ってるんですけどどこで音質差価格差を出しているんでしょうね。

    final a6000
     もはやaシリーズ見た目で違いがよくわからないですけど、6万円するので結構いい値段の機種ですよね。

     手に取って、めちゃくちゃ軽くてびっくりします。めちゃくちゃ軽くて、これならイヤモニとかじゃなくても激しく動いても気にならなさそう。軽い設計も相まってか、響きが少なくあっさりしたサウンドと感じました。シンプルに音源を楽しめそうだなと思うなど。
     s3kもそうですが最近のfinalのチューニングという風な音場表現ですね。

    final DX6000
     今のfinalのヘッドホンの印象は平面駆動ですが25万円でダイナミック型を出したようです。youtubeでインタビューがあるので見るとよいと思います。

     ヘ祭や試聴の感想を見るとかなりボロボロにたたかれている印象です。個人的にはこれに限らずfinalは確かに言ったとおりの音作りを各製品していると思うんですよね。ただその音作りがなかなかユーザーに刺さらないだけで、、。
     視聴した感想としては驚くほど感動はなかったです。ただ究極の無味も感じました。たしかに音源を聴きたいならこういうのもあるのかなあと思いますが、それに25万を払うかというと私は金持ちではなく貯金0の会社員なのでナシという風でした。

     総評として、finalは独自の製品開発を続けているなあという感じ。それはとても素晴らしことですが製品としては当たり外れが激しいなと感じます。s4k, s5kは明らかに外れ(個人の感想)ですし、S3000やA6000は非常に好印象でした。s3k, a6kは価格を考えるとなかなかとっかかりがないと私は手が出ないのですが、欲しいと思います。またこれらはfinalが最近目指しているんだろうなあという、尖った特徴のない音で、音源を楽しむような使い方が向いているなと感じます。そういった趣味の人は最近のfinalは追っていて楽しそうです。
     a6kなんかは非常に効果で価格帯で見ると色々ですが、音と非常に軽量な重量を合わせて、とても魅力的に感じます。マジで軽くてよかった。

    audio-technica ath-r70xa/ath-r50x


     こちらも聞いてきました。r70xaはr70xを持っているのでいうことはありませんが、お布施もかねてそのうち買いたいなと思います。r50xの方は廉価盤ということで、70にあるような生っぽさはなく淡々としているという印象です。モニター的な用途ならこちらの方がよいかもしれませんね。リスニングなら70の方がいいし3万円だとk712とかもいるので何ともかもしれない

    audio-technica ath-adx3000
     オーテクのリスニング高級機です。割と楽しみにしていましたが、味付けとしては結構キラキラした感じで、明るく最近の音作りといったサウンドでした。個人的にはr70xの生々しいサウンドの方が好みです。
     音質的には素晴らしいところがありますからまた聴きたいですね。オーテクのトゥルーオープンエアーサウンドと軽量さが相まって好みドンピシャなハイエンド出たら間違いなく買います。

     価格帯は異なりますが、リスニングの味付けとしてはad2000xの方が好みでした。最近生産終了しているので今が手に入れる最後のチャンスかもですね。金ないので買いませんけど。

    hi-unit 有線ピヤホン5
     最近芸能人が取り上げて有名、、なやつ。実際そうでなきゃ試聴もしていないので話題性というのは皮肉にも大事ですね。距離遠目の音作りで見通しがよく、割と分析的なサウンドでした。リスニングだけでなくモニター用途にも使えそうと思います。普通にバランスいいかな。6万円だそうです。高いですが非オーオタに受けよさそうなおすすめな気がします。

    nicehck Himalaya
     中華5万円DD一発機です。話題に上がるもなかなか国内に入ってこなかった印象。

     nicehckらしい寒色系の音で他には特徴に欠けるといった風で、音質は価格的に悪くないと思います。多ドラばかりの中華ですが一発でちゃんと音作っているなと感じました。ボーカルの空間表現が豊かで、寒いながら楽しさもあります。
     個人的にはやはり特徴にかけ、高音質感高解像度感を楽しみたい人にはよいと思います。中華ecでセールされ、高音質なイヤホンが欲しいみたいな人は割といいんじゃないかなと思います。そういう人はドライバ数の多いものに目を引かれそうではありますが

    dita projectm
     レジン充填のシンプルなハイブリッド機50000円。

     多ドラが多い中でシンプルなハイブリッドは安心します。全体的にすっきりした音で素晴らしい音です。ただ高音が異常にシャリシャリ鳴りますからそこさえどうにかできれば、かなりほしいなという風です。

    moondrop meteor
     隕石をfpにつかってるやつ。多ドラで8万円します。

     一聴して非常にクリアなサウンドで驚きました。全体的に冷たい印象ですが寒色です!というのではなく柔らかさも併せ持っています。ドライバもりもりですがかなりまとまりがよい印象。duskは多ドラによる音の濃密さが特徴に感じましたが、一転してチューニングが変わっているなと思いました。個人的にはこちらの方がうまくなっているなと感じました。ドライバのまとまりというだけでなく、音全体がよくまとまっていると感じます。
     moondrop自体、根元のところで大事にしているのはチューニングでその思想が強いと感じます。meteorでいうとその結果ボーカルは多ドラの割に線が細いのですが非常にノリがよく、いつまでも聞いていたいと感じさせるボーカルホンでありました。実際試聴機から離れるのが惜しかった。
     ただ、筐体がめちゃくちゃでかくて装着感なんですよね。

     久しぶりにいろいろ?聞いてみましたが、製品としてはs3000, a6000, meteorあたりが気になりました。ぜひ聴いてみてください。私はお金に余裕がないので今後機会があればという感じですが、、、。割とオーディオ周りの機器は満足してしまっているのが現状なのでメインを置き換えるというよりは一つの方向性として持っておきたいなという側面も強いので難しいところです。安いなら安いで音質的に不要だし高いなら高いで手が出ないという悲しさであります。
     近く機会があったら数分の試聴でしかないのでもう少し理解を深めたいですね。

  • [自キ]キーボードのサイズ%

     キーボードのサイズは大きなものから小さなものまで多岐にわたります。
     人の数だけスタイルがありそれに合ったキーボードサイズがあります。100%サイズが一番普及していますが一方で自作キーボードでは30%などのコンパクトサイズも非常に人気です。
     KLEで作成した図を例にしながら所感を述べます。

    フルサイズ

     フルサイズ、あるいは100%キーボード。もっとも一般的でありpcを買うとついてくるやつは基本的にメンブレンのこれだと思います。

     特徴はその名の通りすべてのキーを搭載していることです。雑に言ってしまえば指一本でほとんど事足りてしまいます。複合入力を考慮しても左右指一本あるいは片手で足りてしまい、印字を探しながらポチポチするのに適しています。
     とはいえscrolllock, pausebreak, insertは一生に一度も私は使わない気がします。フルサイズの配列も合わせ変化するとよいのかもしれない。
     自作キーボードらしい、個人に合わせたカスタマイズが不要です。(行うことでより使いやすくはなると思いますが)

     逆に完全にブラインドタッチで全面をカバーすることは厳しいです。メインのエリア以外はホームポジションから手を大きく動かす必要があります。そもそも完全にブラインドで全面カバーしようとするよりも、多少ちらちら見ながら操作する方がフルサイズではやりやすいかなと感じます。

     テンキーがくっついているはフルサイズのみです(例えばniz x99などはありますが特殊例ということで)実務においてテンキーはやはりあったほうが使いやすいですからpcに付属してくるから使っているという事実を抜きにしてもフルサイズは一般的であり、まずフルサイズを使った上でキー数を減らすことを検討するべきかなと感じます。
     テンキーについていえば機体が増えてしまいますがテンキー単体を用意し使用することの利点は多くあります。フルサイズは大きく、ポインティングデバイスのためのスペース確保が難点です。

     占有スペースという問題を考えなければ、フルサイズ+サムクラスタ等で複合入力も駆使できる環境が最も効率が良いということになりますね。しかし実際のところ占有スペースこそが最も大きなファクターであり、人はコンパクトキーボードを求めキー数を減らしていきます。

    テンキーレス

     テンキーがないのでテンキーレスです。テンキーがありません。

     フルサイズは場所を大きく取りますから、テンキーを削りました。テンキーレスはその分コンパクトで一般的な用途に良く向いています。
     矢印はあったほうが良いのでテンキーレスはその点バランスが良いです。一方で矢印上のキーはデリートぐらいしか使わない人が多いと思いますから、スカスカで若干スペースの無駄を感じます。なんならFnキーも使わない人が多いですよね。まだ削れそうです。

    75%

     テンキーレスの無駄なスペースを排除しぎゅっとしたのが75%です。

     キー数的な使い勝手はテンキーレスと変わりませんが2U分幅が狭くなっています。キーボードをハードに使わなくてコンパクトに済ませたい人に向いています。75%までは極論左右指一本ずつで十分タイピングを行うことができます。
     一方で密すぎて視覚的に見づらいですしぎゅっとした部分が誤打しやすそうです。メインの60%部分以外を打鍵するときはちらっとキーボードを見て打鍵した方がよさそうです。

    65%

     75%まではおよそ使用しうる全キーが搭載されていましたが65%ではFnキーが除去されています。

     Fnキーは使えば便利ですが無いなら無いで全然何とかなります。しかしEscあるいは全角半角、`~がありません。これはちょっと不便かもしれません。その分65%以下のサイズではレイヤー機能が搭載され、最下行にファンクションキーが搭載されているものです。ファンクションキーを押すことで、数字行をFn行に切り替えることができます。なのでワンクッション挟めば無くしたキーも打鍵することができるわけです。
     ワンクッション挟む必要があるのでコンパクトではあるものの入力のための打鍵コストは1増えています。(あるいはホームポジションからの移動は小さくて済むので移動コストが1減っているともとらえられます。)

    60%

     60%はメインの部分のみの配列です。矢印キーも排除されています。以外のキーはすべてファンクションキーを用いてレイヤー移動し入力することとなります。

     ここまでくると非常にコンパクトに感じます。HHKBなども60%で人気です。60%以下と75%以上とで複合入力のコストを取るか移動コストを取るかで好みが大きく分かれていそうです。65%は何とも微妙な立ち位置だと感じます。慣れてしまえば60%キーボードはホームポジションから動かずにすべての入力作業を行うことができ、移動コストが低く効率的です。慣れなければ複合入力のコストが高くストレスが高そうです。

     というか矢印ぐらい欲しくない?という話であります。

     そこで60%にはもう一つの系統があり、2Uシフトを採用したdz60などで見られる配列です。通常の60%に矢印とDelを加えています。この配列はコンパクトでありながら、普段使いで使用するキーを網羅しており実務で使用せず、ネットサーフィンやゲームでのみ自宅でpcを触るという多数の方にとって魅力的な配列です。

     思想としては75%や65%に近くとにかくぎゅっと詰め込んだ配列です。・・・75%や65%でも言うようにコンパクトさは優秀ですが右下周りがちょっと使いにくそうですよね。ラフな使用には素晴らしい一方でちゃんと使おうとするとちょっと不便に感じます。

     (個人的な好みを言えばshiftを1.75Uのまま矢印の右側に持ってきた下記のような配列の方がぎゅっと詰まらず使いやすいと感じていますが、使用している人は私含め数人しか見たことがないです。お試しあれ)

    50%

     60%から記号群を除去した配列です。ここからは市販品には基本的になく、自作キーボードらしくなってくると同時に基本的な入力にもレイヤー移動を多用するようになってきます。

     個人的に縦横のアスペクト比が美しいのがこのサイズと感じています。50%はISOエンターの方がバランスが良いと感じますがどうでしょうか。

     レイヤー移動を行うためにコンパクトサイズのキーボードではスペースが横長なものから分割し複数のキーを搭載するものが増えます(俗にいうサムクラスタでしょうか)。ここにレイヤー移動のキーを割り振るわけです。例えば下記のように6.25U→2Ux2に分割したり
     60%より小さくなるとそもそも市販品がないし、キーの配列にそれぞれの独自性が出てきます。同じ%でも、作者によってキー配列が異なってきます。コンパクトキーボードの面白さでもあります。

     構成したレイヤーのキーマップを覚え慣れる必要はありますが文章を入力することにおいては必要なキーが搭載されています。右列のキーが2U分近くなり、ホームポジションから動くことなく、手首をひねることなく、入力することができます。この基本的に指以外の動きがほぼいらないというのが大きな強みと思います。

     60%より小さくなると一般性が大きく下がり、自分以外が初見で使いこなすことは、レイヤー移動先のマッピングも印字するのでもなければ、不可能になってきます。一般性が下がるのはコンパクトなキーボードの明確な弱点です。例えば他の人も使用する機会がある学校や職場に持って行きづらいですね。

    40%

     50%からさらに数字行を取り除きました。

     50%で既に基本入力にレイヤー移動が必須となりますから、数字もレイヤー移動でいいということですね。例えば下記のようにレイヤーに数字をマッピングすれば、ふつう数字を打つのに、ちょっと指を奥に伸ばす必要がありますが、それが不要になるということですね。複合入力コストを払い移動コストを削減しています。

     例えば記号群入力のためにレイヤーを1枚追加し、数字入力のためにもレイヤーを追加したとすると、キーボードサイズを小さくするごとに覚えるべきレイヤーが増えていくことになります。移動コストはどんどん下がっていく一方で覚えることは増えるわけです。

     また見てもらうとわかるように、backspaceやenterが通常と異なるサイズをしています。一概にこのサイズとは決まりませんが、それでも普通のキーキャップで補えなくなり、印字も合わないことが多くなってきます。そもそもレイヤーを多用しますから印字が合わないことは使用の上で問題になりませんが、キーキャップの行ごとの形状が合わなくなってきます。
     そう言った理由もあるので、全行が同じ形状であるロープロファイルキースイッチを採用することは薄さ以外にもメリットがあるのですね。

     そのほか今回は言及しませんが40%以下では一般的なansiやjisから外れたキー配列のものや左右分割したタイプが顕著に増えてきます。(もちろんキー数が多いキーボードでもありますが、40%以下がキー配列の多様性では主流に思います。)

    30%

     40%からさらに1列ずつあるいは1行削ったものが30%になります。

     1列ずつ削ったものが上のもので俗にQAZなどと呼ばれています。アルファベット+最下行のみになります。
     最下行を削ったものも30%と呼ばれます。親指キーがなくなっています。
     大別してこの2種類があると思います。

     一見して、入力に必要なキー数が不足しているじゃないかと感じると思います。30%からはレイヤー移動だけでなく、同時押し等の複合入力も必須となってきます。
     例えばtap dance(単押し、長押し、連打等にそれぞれに割り振る)、combo(あるキーとあるキーの同時押しに割り振る)等です。可能な入力数でいえば無尽蔵に増やすことができます。

     個人個人の好みや入力しやすさに合わせた複合入力が設定されます。非常に思想が反映され、面白いと思います。

     また複合入力を設定し駆使するということは、想定外の入力を求められたり、アプリケーションのコマンド操作など想定すると合わない場合があります。そのため30%キーボードに合わせてマクロパッドなどを別途用意することも多いかと思います。
     30%に限らず、一般にテンキーを単体で使用したりするように、複数デバイスを効率的に使用することは有効だと思います。

     30%以下についてはもはや入力方式が異なったり、キーマップがqwertyでなかったり、良くも悪くも普通ではないと思うし経験もないので割愛します。

    おわり

     個人的な好みでいえば50%が美しく、40%が気持ちよく、60%(矢印含)が汎用性が高いと感じています。しかし効率を求めるとサイズ別に複数台用意し使用用途によって使い分けるのが良いですし、1台で済ませようとすると公約数を取り60%という妥協にまみれたつまらない答えに至っています。
     GUIアプリケーションを使用するとなると結局60%以上かそれ用のマクロパッドを用意するかは必要なのですよね。
     またテンポが悪くなるのでレイヤー移動以外の複合入力はあまり好かないです。30%をあまり使わない理由です。

     ちょっと必要になったのでサイズについてテキトウにまとめてみました。加え配列についても所感を述べておきたいところであります。

  • 椅子の選び方

     日ごろデスクに向かいPCゲームしたりPC作業したり色々見たり聴いたり、PC以外のすべても椅子に座りデスクに向かって行っているのであります。
     そんな私の視点から見た椅子の選び方などちょろっと残しておきます。

    姿勢

     まず椅子といえば大きく二つに分けられ、所謂ゲーミングチェア、レーシングタイプのチャイルドシートのやつを指しています。もう一つは体に優しいオフィスチェアです。

     椅子に関してはなんでもいいという人といいやつを買えという人とに大きく分かれる印象です。私は後者なのですが、いろんな方を見てきて感じたのは姿勢でそれらが分かれているということです。
     私は姿勢が悪い人間なのですが、オフィスチェアじゃないと無理です。腰が痛くてかないません。尻が痛くなり長時間座っていられません。姿勢が悪い人は自分で姿勢よく座ることができませんので姿勢よく座ることができるオフィスチェアが必要なわけです。私は現在leap v2を使用していますが、以来お尻と腰の痛み、肩こり等々一切悩まなくなりました。
     姿勢が良い人は、言ってしまえば何でもよいのですよ。彼らは補助なく姿勢よく座ることができますし、何なら背もたれ使わない人も多いですからね。背もたれのないいい感じの椅子を使用している知人もいます。

     つまりいろいろな主張がありますが、私としては姿勢が良いなら用途や予算に合わせてなんでもいいし、姿勢が悪い自覚があるならオフィスチェアを可能な限りいいグレードで自身に合ったものを買いましょうということです。

    ゲーミングチェア

     チャイルドシート型の。とにかく安いものからあってよいですね。経年劣化でボロボロになった姿もよく見ます。ゲーミングチェアはゲーミングチェアなりにグレードがありますが今回は省きます。

     これらのメリットは安いこと、なんか見た目がかっこよいこと、がまずあります。そして個人的には、とにかくラフな姿勢を取りやすいことが良いなと感じます。全体的に広いので、余裕持ってあぐらかけますし体もひねったりしても背もたれが広く取れます。いわばソファ的な使い方ですね。
     姿勢よく座ることは(姿勢が悪い人にとって)難しいですが、ラフな姿勢を取り使用するにはとても向いています。家でPC作業などしないという方には安く用途にも合い、向いていると思います。そういう意味では、私も場所が許すなら1台欲しいと思います。

     数年前からはaimchairなども出ていますね。オフィスチェアの顔をしたオフィスチェアっぽい椅子です。なので上記のようなラフな用途に合いませんが、こちらもよい製品と思います。aimchairは一切悪くないのですけど、一方でオフィスチェアとしてこれがいいとおすすめしている人は何を考えているのかわかりません、、。aimchairはチャイルドシートのようなラフな適正やオフィスチェアのような姿勢悪い人に向けた性能はないのですが、高級オフィスチェアのような可動機能がたくさん搭載されているのが特徴です。
     オフィスチェアっぽい見た目で、可動機能もりもりが良くて、なんか見た目もおしゃれな椅子が安く新品で欲しいという人にはこれ一択だと思います。おしゃれデスク組みたい人とかにいいですよね。
     私は姿勢が悪いので、試座して座面も背もたれもあまりよいと感じなかったため気に入りませんでした。姿勢の悪い方で椅子にこだわってみたいなと検討している方はどうなのか試座しに行くことをおすすめします。
     アームレストやヘッドレストの可動域や全体のサイズ感的に女性や170cm程度までの男性向けと感じました。そこんとこ改善したv2出るらしい?

    オフィスチェア

     姿勢が悪い人はオフィスチェアを買いましょう。です。私の使用しているleapのsteelcaseや有名なhermanmiller、国内だとオカムラなどですね。大柄な人にはErgohumanも人気ですね。

     ゲーミングチェアはそもそも座り心地のためのものでないですが、オフィスチェアは座り心地のためのものですから試座することをおすすめします。なんかそういう専門店とか、中古店の在庫を確認していきましょう。オフィスチェアの紹介など見てみると、座面にチェアクッションやなんかそういうものを敷いている人が、思いのほか多いですよね。座り心地のデザインに高い金を払っているのに、そういう元の椅子を殺して新しく座り心地を作るモノを敷いている人はすべてを台無しにしています。そういう意味不明なことを平然とする人にならないように、自分に合ったメーカーを見つけましょう。
     機能でいうと私の使用しているsteelcaseなどはアームレストの可動域がとても広く、ゲーマーにもぴったりだったりします。背もたれにもたれかかりリラックスする人は割と高くなりますがヘッドレストをつけることをおすすめします。
     試座してみていいと思ったものを選ぶといいと思いますが、大体10万以上定価ぐらいのものをえらぶと満足できるのかなと思います。私はleapを中古で6.5万でかったきがしますが、潔癖でなく余裕のない人は中古で購入することをおすすめします、一般人がかうことそうていされてないですから。20万帯のものも4万ぐらいで出ています。数万高くなりますが状態の良いものを6-7万とかで拾うのが良いかなと思います。中古でよいのであれば、高いゲーミングチェアやaimchairを買う5万円でいいグレードのオフィスチェアが買えるわけですね。

     オフィスチェアの欠点を挙げるとすれば馬鹿ほど重いことでしょうか。これは使いやすさも意味しますが、引っ越しの時などとても大変です。その点ゲーミングチェアの方が軽くてよいかもしれない。

    おわり

     私はオフィスチェアしか使えないかわいそうな人ですが、それぞれの椅子に合った用途があることがわかります。
     椅子にこだわるということは同時にデスク環境全体をこだわるということです。デスクの高さ、モニターの高さもそろえないと体に楽な姿勢をとることはできません。PC作業をするのか、ゲームをするのかでデスク高さは変わってきますし、モニターもそうです。足が浮いていては座面サポートがあっても太ももを圧迫しますから座面高さを調整してデスクに合わせるのではなく自分の体に合わせて座面高さを決め、それに対してデスク高さを、に対してモニター高さを決める必要があります。足置きを置くこともできますが。

     椅子にこだわるとデスク全体をこだわりお金が溶けていきますし、逆に椅子にこだわらずにデスク周りをこだわることはできません。デスク沼の始まりは椅子からです。なのでデスクに大金つぎ込み悩み続けたいわけではない人は椅子にそこまで真剣に考える必要はないのかもしれない。


  • [自キ]50%オーソリニアのキーボード作った OSPREY59O

     割と前になりますがオーソリニア格子配列ベースのキーボードを製作しました。
     試作どまりでしたが結構気に入っています。データは公開していますので必要がありましたらご自由にしてください。

    配列

     経緯としては50%キーボード(記号なし60%)いいよね→ロウスタッガードゴミだよね→オーソリニア です。50%に加えて、オール1Uなので余裕があるためメインの文字群から外周を0.125Uオフセットしています。オール1UだとANSIと比べ若干誤打しやすいと思っています。
     また外周キーを押すときは基本的に指を伸ばして行いますから、オフセットされている方が都合よいです。最下行は親指の位置から考えると若干下げている方がジャストフィットです、通常の配列だと親指の指先で最下行を打鍵しています。

    構造

     アクリル積層としました。アクリル積層の何が良いかというと、ねじ止めに対して最も簡単なんです。サンドイッチだとスペーサ位置等考えなければいけませんが、アクリル積層は密に重ねて、分離しないように止めておけば剛性が取れます。またそのねじ止め箇所もどこでもよいです。

     上に5mm, 下に4mmのアクリルを重ねて、適当に6点を穴開けて止めているだけの構成です。
     さらにアクリル積層はただ重ねるだけで硬質な打鍵感を得られるので安く適当に作っても打鍵感が最低限担保されるのでとてもよいですね。
     難点を挙げるとすれば厚みばらつきでスイッチが浮いたり、スイッチの爪が馬鹿になることでしょうか。

    基板

     kicadで作成しました。特徴として、制御部分が左上に出っ張っています。
     私はベゼルレスが特別好きなわけではありませんが、機能的意味のないファッションベゼルは嫌いです。だってベゼルがあるとかっこいいから、って意味わからんのです。道具としてみているので。で、ソケットを使用しようとすると、typeCコネクタをつける場所がなくなり、ベゼルが発生するのですね。それでもいいのですが、アクリル積層なのもあって、左上に避けました。ケーブルを横出しにしているので、実質的にはケーブルを縦に引き出すよりも占有する奥行きは狭くなり、実質的に奥側に対してはむしろ省スペースな設計となっています、ということにしました。

     端に集めてデザインできるので、案外すっきりして良いかなと思いました。マトリクスの引き出しも、一帯できれいに引き出せました。

     あまりファッションデザインは好きではないのですが、むき出しのコントローラーがひょこっとしていてかっこいいんではないでしょうか。
     省スペースなのもわかると思います。なので、裏側で配線できる、昔ながらのキーボード割と好きなのですよね。

    組み立て

     JLCPCBでPCBAを、elecrowにアクリルカットを頼みました。案の定といいますかアクリル厚みはばらつきますね。
     ソケットとダイオードを実装して重ねてねじ止めするだけです。

     大型キーがないとキー数稼げてコンパクトなのでよいですね。

    ファームウェアはqmk-remapで作成しました。

    使用感

     コンパクトでキー数もあり、とてもよいです。打鍵効率も高く良いのですが、思っていたより打鍵姿勢が固定されることが気になりました。打鍵姿勢をキーボードに合わせた状態であれば、最高の一言です。
     もっとラフさが欲しいと感じ、その後分割キーボードを作成することになりました。分割キーボード作るのも久々でした。なかなかスマートな構造に出来なくて、避けてたんですよね。
     机の高さや自分の姿勢、机に向かう深さなどでㇵの字に開きたく感じました。それと合わせて、テントした方が良いなと感じました。テントしたらイイというのはそりゃ分かっているのですが、無いなら無いで大丈夫と思っていたんですが、打鍵効率や気持ちよさを考えるとテントは必須だなと。今さら
     そんなこんなでしばらくして使わなくなってしまうのですが設計や組み立ての楽さ簡単さに対してアクリル積層はシンプルにコスパよく、osprey59oは気に入っているキーボードの一つです。

  • final ZE8000 TWSイヤホン買ってみた

     ZE8000は2022年末発表当時、SNSでfinalがユーザーを8kサウンド!と勝手に煽り、発売されると勝手に期待したユーザーがなにが8kサウンドだ!と燃やし、話題になった記憶があります。
     メーカーユーザーともに煽りが目につきやすかったからかあまりいいイメージのない本製品ですが、ノリでなくただ普通に製品と向き合った方からは向き不向きはあれどいい製品だという声が見られました。
     わたしも当時欲しくはありましたがTWSをそこまで使わない環境とシンプルに高いなというところで購入せずにいましたが、2025年頭12000円でセールしていましたので購入しました。定価は3万円です。
     ZE8000を購入するにあたり後継機であるZE8000MKIIがありますが、SNS調べでMKIIは無印の個性がなくなりより一般向けしそうなチューニングになっているという話でしたので、finalが意図している音は無印なのだろうなということで無印を購入しました。

     独自のDSPや超高精度低歪ドライバ、AB級アンプ, 高音質パーツを売りにした通称8kサウンドのTWSイヤホンです。

    外観

    ケースは比較的大きなサイズに思います。これはイヤホン本体が大きめなので仕方ない部分はあります。

     ケースはスライド開閉です。サイズが大きいながらスタイリッシュな感じです。
     内部はパッケージの箱のような収まり方で、イヤホンが収まっています。これは本体もですが質感はプラスチック丸出しです。

    プラ感丸出しな一方で、そのため筐体はサイズに対して非常に軽量です。有線でもこの重量に収まる製品は最近は多くない気がします。
     軽量で負担の小さいイヤホンです。

    イヤホン下部の端子から充電されます。ほんとお菓子の容器みたいです。
    ケースに収納した後もペアリングが切れないときがある欠陥です。

    裏にいろいろ書いてあります。本体のバッテリーは420mAhらしい。
    あまり本体の電池持ちはよく感じません。これはTWS共通かもしれませんが

     本体は何とも言えない、ダサい形状をしています。もちろん大事なのは音ではありますが、ダサいことには変わりありません。
     イヤーピースは筐体を覆うような特殊形状で、5サイズついてきますので耳に合ったサイズを使用することとなります。適正より小さなサイズでも根元の部分だけでイヤホンの固定自体はできてしまうので、しっかり傘の部分で耳穴を塞げているサイズのものを選択する必要があります。
     一応社外品も使えなくはないですが、そこまでするなら、と思わなくもないであります。
     加えてノズル先端のフィルターも付属しています。

     スマホ向けアプリで各種設定ができますが8ksound+をオンにするかどうかぐらいです。(DSP精度向上モードらしい)
     ワイヤレスイヤホンは最低音量とステップが大きいというのはありがちなので、ボリュームステップの最適化機能は素晴らしいと思います。私は最低で設定し、小音量域で細かくボリュームステップできるようにしています。
     設定やタッチ周りは使いづらいなと感じます。室内用途なのでどうでもいいかという気概です。

    使用感

     物議をかもした”8kサウンド”ですが、きっと多くのオーディオファンが想像していたような8kサウンドというのは超解像度のようなサウンドでしょう。finalは8kサウンドについて”音域、楽器や声のどこに注意を向けても、奥行きも含めて全てにフォーカスが合う”という表現をしています。実際に聞いてみると、言いたいこともわかるような、しかし8k??な気がします。
     私の聴いた感覚としては、8kディスプレイのような、というよりは、”人の目のような”という表現がしっくりきます。オーディオファンのいう超解像度というのは8kディスプレイのような、の例えからいうと顕微鏡などで拡大することでより精細に見えるような、といえるような気がします。私の感じた”人の目のような”というのはそういった高性能オーディオとは異なりあくまでも私たちが生活しているときに聞こえる音のような、という意味です。実際の現実的なサウンドという意味であるならば私は納得できます。
     音源に忠実な原音再生というような言葉がありますが、ZE8000は現実的な音再生と思います。 

     音の傾向としては味付けのない面白味のないチューニングです。しかし一方でつまらないサウンドではないのが面白いところです。味付けのないというのはフラット(?)という意味ではなく、むしろ表現豊かなのですが、誇張や鋭さがなく、いわゆるリスニングチューニングとはかけ離れています。finalでいうところのe500やe3000なども似たような傾向で、finalの目指している音作りの一つなのかなと思います。

     ノイズキャンセリングについて一言でいうと、他社製品のようなものではなく外使いできるレベルではありません。外音除去という意味でのノイズキャンセリングではなく、あくまでノイズフロアレベルを抑制するようなノイズキャンセリングであることに注意が必要です。正味iemをしっかり押し込んでのパッシブノイズキャンセリングの方が強いぐらいです。
     また音傾向についても味付けのないチューニングをしており、聴き疲れしないサウンドです。私は普段外使いではむしろ聴き疲れするようなチューニングのイヤホンを選択することが多いです。音楽を丁寧に聴くような用途ではなく、外界の喧騒から離れるために使用しているからです。
     ノイズキャンセリング性能や聴き疲れしないチューニングから、TWSでありながら外使いに全く向いていない製品であると思います。

     しかし逆に、室内での使用に抜群に向いているのがZE8000の特徴です。室内向けのTWSてなんだよとは思いますが、ZE8000はまさにそういった製品に思います。(である以上、店頭視聴ではマイナスの印象を感じやすいだろうなと思います。)
     ZE8000の音質はハイエンドオーディオで求められるような高性能さとは異なります。あくまで”現実的”な音作り、面白味はないが聴き疲れのしないチューニング、一方でつまらなさのない音質の担保されたサウンド。普段据え置き環境で追い求めているのとは異なる”オーディオ”の形です。

     SNS上で公式が”イヤホンというよりはハイエンドスピーカーでの聴取体験に近いと言えます。”と述べていますが、ハイエンドスピーカーのような「音質」ではなく、スピーカーでの「聴き方」という意味では(これでも若干異なるような気もしますが)私の感想はある種それに近いと思います。

     もう一つ大きな問題があり、ZE8000は8000(フラグシップ)を冠するに相応しいのか?という話があります。個人的にフラグシップやハイエンド機というのは性能如何だけでなく高級感があることは前提と考えています。ここでいう高級感というのは、価値が変わらないこと, 色あせないこと, つまりブランド力であり、すぐ価値が落ちたりすぐ新作が出たり外から見て安っぽいものは該当しないというわけです。
     ZE8000はどうでしょうか。1年もたたずにMKIIがでて、2年後には半額以下で売られています。また外観はダサく安っぽいです。どう考えてもA8000やD8000と同等のグレードとは思えません。
     これは単なる名づけの問題なのですが、8000番は妥当なのか?と感じます。あるいはfinalにとってはこれ以上のTWSは作りえないという判断なのでしょうか。だとしてもダサい見た目はどうにかならんかったんかしら。実使用上問題があるところではないし私個人としては気にならないところですが。

     私は定価でかつ当時購入したわけではないですが、室内専用TWSという謎ジャンルイヤホンであるところのZE8000は購入して良かったと思います。唯一無二の方向性であり一定の価値があると感じます。実際据え置き環境以外でZE8000を使用することも少なくなく、それはやはり有線を目指したTWSではない、現実的な音作りを目指したTWSだからこそ差別化できているわけです。求めているものが異なる以上ZE8000の酷評も嘘ではないと思います。
     据え置きで求めるようなそれぞれの好みの、広い、豊かな、引き締まった、気持ちのよいチューニングを求めたり、より曲を、音を、音質よくしていったりとは異なる音楽鑑賞ってこういうもんだよなというような体験があります。
     しかし一方で、では仮にZE8000が有線イヤホンとして発売されていたと仮定すると、私は購入していないだろうなと、はっきり、思います(コンセプトからしてズレておりありえないことですが)。
     過度な煽りを期待していたのであれば別ですが、明らかに売り方から間違えており、8000番台がふさわしいとも思えないですが、素晴らしい製品とはっきり言えます。