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  • [イヤホン]moondrop 水月雨 KadenzとKatoの雑話

     2024年10月ごろmoondropからKシリーズの新作イヤホンとして「Kadenz」が発売されました。
     SNS上ではKatoの後継機として注目されていました。私もKatoは好きな機種ですので、Katoの上位互換となるのであればぜひ欲しいと思い、購入しました。Katoと比較などします。
     Katoについてブログで触れることがなかったのでKadenzとの比較を通しながら話したりしようと思います。
     正直個人的にKadenzはあまりハマらなかったので、およそSNSで投稿したインプレのコピペ投稿でサラリです。

     雑に言うと帯域バランスはkatoと同様の低音強めのリスニングサウンド。中音域の表現味がkatoの方がありますが全体的に性能もアップしたキラキラサウンドでオールラウンドに使える音作りになっています。アクセサリーも充実しているので3万円帯のリファレンスや高めのイヤホンエントリーにおすすめです。

     KATOが好きな人にとってはKadenzは別物のイヤホンだし、Katoを特別好きではない人からしたらKadenzは上位機種となるように思います。

     国内販売はまだ先ですので、シンセンオーディオから個人輸入しました。価格は現在のKatoと変わらずで、28000円ほどしました。ちなみにその後の11.11セールで25000円になっていましたので、今後購入する人は25000円を基準に判断するといいと思います。
    MOONDROP Kadenz 10mm Dynamic Driver In-Ear Headphone – shenzhenaudio
     価格の話をすると、最近ではKato自体が国内では28000円程度で販売されています。およそ個人輸入と同程度でちょうどいい価格です。それはそれとして比較対象としてのKシリーズ前作Katoですが、値上がりに値上がりを重ねているので同じ3万円帯の製品としてみるものではないわけです。Kadenzは3万円帯として、Katoは2万円帯として評価するべきでしょう。円安すごいですねえ2万円切ってたよね?。
     早速セールしているので今が買い時な気はします。

    イヤホン
    4.4mmケーブル
    4.4to3.5変換ケーブル
    4.4toType-C変換ケーブルecho-b
    イヤピ清泉と黒いやつそれぞれ3サイズ
    交換用ノズル
    ケース

     個人的にはシングルエンドメインなので3.5mm標準ケーブルが欲しいけどまあ4.4mmがオデ民的には主流だしきっとメーカーもバランスで聞いてほしいのだろうかしら。
     katoと比較してノズルが太くなってますね。あとノズルのイヤぴストッパー部分?が長くなってるんですね。清泉がジャストフィット。ここら辺は私がmoondropを3機種程度しか所有してないのでなんともなのだけど清泉の金型が私がkato買ったころからちょっと変わってるんですかね。これで出音が変わるとかではなさそうですが清泉の軸の部分が微妙に違いました。
     筐体は重量が片耳kato12g→kadenz13gで若干重くなってますね。普段から中華IEM使用している人は気にならないだろうし、そうでない人には重く感じそう。形状差は上述したノズル太さぐらいで装着感は変わらないと思います。表面マットでかっこいいね。
     ケーブルは中華らしい太めのもので厚めの音が出ます。銀らしい音でちょっとキラキラしすぎてるなと私は感じました。キラキラしすぎてると感じる人はリケーブルすることで解決するかも。

     音について。端的に言うとKatoが2万円帯の定番機であったようにKadenzも3万円帯の定番機になるだろうなと思います。基本的な音作りはKatoというかその系譜で、低音強めのリスニングサウンドです。
     基本性能も3万円帯として申し分なく優等生です。全体的な重心は高めでキラキラしたサウンドでkatoよりもオールラウンドに使えそうな印象を受けました。Katoも価格帯定番機の立ち位置でしたが、元々がkatoはkatoの曲に合わせた音作りなので、オールラウンドに使える一方でやはりkatoの曲を聴くときに100%を発揮するなという話があり。性能的にはkadenzの方が優れておりバージョンアップを感じますが、私はkatoの音作りの方が好きでした。もっと聴きこんだら良さが見えてきたりエージングしたら角が取れてきたりするのかもしれませんが、、、。

     帯域バランスなど見てみると基本的には同じですがkadenzの方が2-3kHzの中音域の盛り上がりがあり強めに出ています。高音域のピーク感など全体的にkatoより弱めとなってます。kato自体あまり刺さりやすい機種ではないように思いますが、挿入深さが浅いと刺さることもあるのか、、?またこの帯域バランスの変化でか、katoよりもボーカルに距離感が生まれ音場が少し広く感じます。kato自体はその近めの音もよさの一つと思いますが。
     キラキラとしたサウンドで切れが良くいわゆる寒色寄りなのかなと思いますが、katoはボーカルが前に出る傾向に対してkadenzは全体的に前に出ており輪郭がはっきり出ています。帯域ごとに音自体聴きこみやすくオーオタ受けしそうです。一方で、低域が締まった反面厚みや弾み方は失われていますし、中音域はくっきりした反面淡々としており抑揚が薄く単調な印象を受けます。

     というのがadi-2やhas-0で聴いた印象です。付属のUSB-DAC ECHO-Bでもkadenzを聴いてみると印象が変わり、率直に言って好みでないと感じていたのですが、echo-bに接続したサウンドは低音がよりしっかり前に出てグルーブ感が増しこちらの音色の方が好きでした。echo-bでの使用を前提とした音作りをしたのかはわかりませんが、相性はいいと思います。
     echo-b自体については出力が大きいなと思いました。IEMでの使用を想定しているだろうに、windowsで音量10-20程度がちょうどよいのですよね。
     据え置き環境と比べて性能的に不満は否めないですが、エントリーで2万円のイヤホンと1万円のスティック型DACを買うならecho-b付属のkadenzを買う方がいいんじゃないかなとは思います。ライトにポタオデするならkadenzとecho-bのセットでいいんじゃねと思います。

     kadenzとの比較を通してKatoも聴きなおしてみました。全体的に重心高めなkadenzに対してkatoは全体的な重心は低めなのですが、ボーカルは重心が高めなのですよね。katoがkatoの曲を聴け!という音作りをした結果だと思ってるのですけど。ボーカルが人から出る音じゃない音で再生されるように思うんですよね。これは悪口ではなくてkatoの特徴として。ここら辺が私の思うkatoの個性でここが好きなのだなと思います。なるほどな。

     SNSだとkadenzはkxxsの流れという声をちらほら見ますがきっとそうなのでしょう。
     kadenzはやや値段はしますが、音にこだわってみたいなという人、3万円帯のリファレンス機が欲しいという人、とてもおすすめです。性能的に申し分ないですし、DACやシングルエンド変換ケーブルがついてくるのも素敵です。
     moondropのこの価格帯なのでしょっちゅうaliで大セールして価値が落ちたりすぐモデルチェンジするようなこともないと思います。
     エントリーする人にはまず直刺しからDACを導入してほしいなと思ったりするわけですが、そのDACでまず1万円とかしてなかなかお勧めしづらいのですよね。その点kadenzはDACが付属しているので素晴らしいですね。変換ケーブルも単体で買うと数千円しますし、持っておくと便利なものです。kadenz買うだけでいろいろ充実するのでいいと思います。

     私はあまりハマらなかったのであまり使わなそうなのですが、キラキラしたリスニングサウンドが好きな人、まだ好みのサウンドが確立されてない人、3万円帯に手を出そうとしている人、おすすめです。現代的な音作りで2024(5?)年最新版イヤホンです。
     多ドラ機が人気な世の中ですが、1DD機もいいものですよ。
     逆にkatoを所有していて、katoの音色が好きで上位互換を想定した私のような人は合わないかもしれないです。

    その後 Kadenzは外使いメインで使用しています。echobもいいのですがアダプタがかさばるのと純正ケーブルが太いので取り回しのよいmoondropのfree dspケーブルにリケーブルして使用しています。グッド


  • RedDragon G49 PRO マウス紹介

    頂いたマウスMODの組み立てに必要だったためRedDragon G49 PROを購入したので紹介します。

    購入場所
    Aliexpress RedDragon Factory Store
    https://ja.aliexpress.com/item/1005006224684008.html
    5700円ぐらい
    安いですね。

    採用パーツは
    ホイール:fswitch黒9mm
    NCU:nordic52833
    センサー:paw3395
    メインスイッチ:huanotransparentpinkdot

    4kに対応したG49 PROの他に1kのみの無印、センサーが廉価なSEのモデルがあります。違いはスペックとマイクロスイッチの様です
    値段は大差ない

    ケーブルと4kレシーバー
    レシーバーにType-Cを直接刺すタイプでUSBポートに直接刺せるタイプではない。

    上下
    裏面にDPI切り替えボタンと電源切り替えスイッチがあります。

    左右

    前後

    その他

    分解

    表面はプラスチックという感じの質感
    メインボタンサイドボタンのクリック感は終わっている
    これぞ安いマウスという感じ

    マウスMODの組み立ての基板は使用されました。

  • [オーディオ]ジェネリックER-4B化モジュールを作る②

     Etymotic ResearchのER-4S等のER-4イヤホン筐体に使用することができるリケーブル+ER-4SとER-4Bのf特切り替えスイッチを実装しました。
     ポタオデ界隈で昔からあるやつです。取り回しのいい感じを目指しました。
     あとmmcxの変換のやつは接触ひどすぎるので使わないほうがいいです。

    はじめ

     前回ミニミニケーブルとMMCXケーブルと変換コネクタを使用したネットワークモジュールを作成しました。
     しかし問題があり、MMCXto2pin変換コネクタの接触が酷く使い物にならない。使っていただいた方からも同じような意見をいただいていました。申し訳無さもありつつ、どうにかしなければ使えないという状態です。

     というわけで市販されているコネクタを使用してリケーブル作ろうという話です。
     またSとB切り替えられたらいいよねという話も上がっていたので切り替えスイッチもつけてみました。

    こいつは接触が最悪、、、

    前の記事→[オーディオ]ジェネリックER-4B化モジュールを作る

    基板

     小さく作りたいので、切り替え用スイッチは表面実装タイプが良いです。また左右あるため2回路スイッチである必要があります。なかなか見つからずやっと見つかったのがこのCMS2212Bというやつ。アリエクでしか売ってなくてしかも400円するという。高い。
     ER-4は耳に深く差し込みかつ耳掛けタイプでない都合上タッチノイズ気を付けないと使っていられません。そこで使用するケーブルは布巻ケーブルが良いのですがなかなか見つからず、結局アリエクに売っている安いリッツ線のリケーブルを使用します。線材の質よりも鋭くないタッチノイズがここでは重要です。

    スプリッタ用基板

     そもそもER-4Sはスプリッタ部分が大きく、そこにネットワークが埋め込まれています。同じようにネットワークおよび切替器もそこに埋め込めばいいじゃんサイズも同じぐらいだし邪魔にはなりにくいというやつ。

     使う素子は前回と同じです。余りです
    片面に素子を、もう片面に切り替えスイッチを載せます。なんとなくケーブルをまっすぐ出す用のガイドをつけてみたり。

    外付け用基板

    両方あると使い分けられていいなと思うので片側出しと両側だしの2パターンを作成しました。

     素子の反対側にジャックと切り替えスイッチをつけています。

    組み立ててみたり

     スプリッタの方は ケーブルもはんだづけしていきます。

    スプリッタ部分でカットしてリッツ線をむき出して予備半田

     使用するコネクタも結局は中華製なのですがこちらのコンタクト性は問題ない。でもこれはんだづけしづらすぎませんか。どうしたって樹脂解けるじゃないですか、、、数個に一個うまく締まらない不良品が出てしまう。細い小手先を使えばまだよいのだけどFX600でステーション型ではないので交換もめんどくさい。

     基板とコネクタにはんだ付け

     はんだ部引っ張られないように接着剤スーパーXでモールドしてとめて基板は熱収縮チューブでシュリンクして完成です。
    ちゃんとケースとか考えるよりも熱収縮チューブでポンが手っ取り早く問題なくできてすばらしいですね。

     スイッチを切り替えることでER-4SとER-4Bとの音を切り替えながら使用することができます。スイッチで切り替えしてしっかりf特が出ることを確認して完成です。

    完成

     外付け用のスプリッタ部の改造なしのただのリケーブルも作りました。手元が軽いほうが良いときはこちらを外付けスイッチと組み合わせた方が使いやすいですよね。

     スプリッタタイプも使用していてそこまで邪魔にならずイイ感じです。外付けタイプでごちゃごちゃしたものをすべてプレイヤー周辺に集めるのもいいでしょう。
     なんだかんだでただこのコネクタに換装できたのが良かったですね。接触がまともなので。

     左上のはただのケーブルのみでそのままでは使えません。下のように外付けネットワークと組み合わせる必要があります。

    おわり

    これで平和に使えます。

    頒布もしていますので興味あればどうぞ →ER-4S/B 切替器/リケーブル



  • Lethal Gaming Gear 「Neptune Pro Soft」 マウスパッド紹介

     Lethal Gaming Gearから販売されているゲーミングマウスパッドNeptune Proを紹介します。
     外観は最近のよくある高級マウスパッドの感じで、クッションベースにPoronを、フリクションサーフェスに目の細かいアムンゼン織生地が使用されています。
     アムンゼンながら一般的に思われるピーキーさは薄い滑走感で、ソール面積やマウス重量で滑走時のテクスチャ感を選択することができる、滑り速めのゲーミングマウスパッドです。

    メーカーサイトLethal Gaming Gear
    XアカウントLethal Gaming Gear@LethalGamingGr
    製品サイトNeptune Pro
    sizeXL: 490 x 420 / XL SQ: 500 x 500
    厚み4mm
    クッションベースPoron
    フリクションサーフェスアムンゼン織生地

     Arkで実物を触っていいなと思って後日XLサイズを購入しました。なんと11000円もするのでその時は買わなかったのですが買ってしまいました。マウスパッドに11000円の時代です。個人輸入しようとすると送料が高いため個人輸入で共同購入するのが賢そうです。

     lgg公式サイトからの個人輸入と国内でも販売されています。
     買ったのはSoftなのでXsoftはわかりません
     クッションベースに発泡ゴムを使用したProでない無印のNeptuneもあるようです

     よくあるフラットパッケージで段ボールに入っていました。諸々置いておいて一消費者としては巻いてくれた方がコンパクトでありがたいです。PORONですから巻き癖もつきにくいでしょうし。全然逆巻きしても大丈夫だったのでラミネート品質は問題ないです。

     端処理は最近の高いマウスパッドによくある細めで高さがそろってるやつです。ステッチの糸は普通に柔らかく引っかからないと思います。高いとマウスの滑りが云々はそもそもマウスが端に達した時点で終わりなので知りません十分に大きいサイズを使ってください。
     ロゴはシルク印刷で布地とは異なる質感です。マウスの滑走を邪魔するため、気にされる方は剥がした方が良いでしょう。
     端処理もロゴ印刷もつまりは見た目要素が大きいわけですが特に悪い印象はなくワンポイントロゴもカッコよくてよいと思います。

     裏面はベース素材にテクスチャを加工しているものです。切れ込みが斜めに入っています。使用時は見えないところですがここもデザイン性を競っていそうです。
     吸着面を採用していないのは個人的には好きです。滑り止め性能は優秀に思います。織生地であることもよく作用しているかもしれません。

     布組織はアムンゼン織で梨地なので何ともですが1mmで10目ほどあり非常に目が細かいです。一般的なアムンゼン生地は4倍ほど目が粗くここまで細かいマウスパッドはなかなかないと思います。
     縦糸は硬め太め(といっても細いけど)の糸からなる無撚糸、横糸は細め柔らかめの糸からなる撚糸を使用していることで、単一でなく複雑な滑走感を出していると思います。滑らせたときにまずソールが接するのは縦の部分になります。また目ごとに高低差がありすべての目が摩擦するわけではありません。
     アムンゼン織でありながら目の細かさとハイブリッドな織組織により一般的なイメージとは異なります。確かにアムンゼンの滑りではありますがアムンゼン系の硬さや軽さは薄く、いわゆる梨地マウスパッドにありがちなピーキーさは薄い印象です。
     生地自体の硬さは薄く感じますが柔らかいというよりは目の細かさが反映されているイメージです。あくまでもアムンゼンでありまた硬めの繊維感が出ています。

     滑走の速いタイプのマウスパッドに思います。
     マウスソールの面積やマウスの重さなどで滑りの性質は大きく変化します。速めが好きな人はそのうえで滑走感もソールやマウスで選択できるため面白いと思います。
     面積が大きく、重量が軽いとテクスチャ感が薄いきめ細やかな摩擦感の重くスムーズな操作感を得られますし、面積が小さく重量が重いとテクスチャ感が強く軽い操作感を得ることができます。いずれにしても滑走速度は同様です。
     ただ目が細かめなのでソール素材の種類によっては相性も出そうです。

     この複雑な滑走感はマウスパッドが高級化している流れの中のトレンドの一つだと思っているので、なかなかにデバイスオタク受けするマウスパッドなんじゃないかと思います。高いけど。
     ソール面積を大きくすることできめ細かく重い操作感を得ることもできるためサラサラやザラザラとした速いものはと避けている人や梨地のピーキー感は苦手という人でも受け入れられるかもしれません。
     初動や切り返しのタイプはアムンゼン生地のものです。ちょっと不思議な感じ。
     マウスパッド自体のアシスト機能は弱く、玄人向けな気がします。

     クッションベースはよくあるsoftタイプのPoronでよくあるスタンダードな滑走品質だと思います。 アムンゼン生地なのでクッションベース自体の硬さと比べると表面は固く感じます。これも布地の目が細かいのでなかなか面白い感じです。
     やはりこの薄さのウレタンスポンジではどうしても底面素材の影響は受けますので、何か好みなものを下にひいてもいいと思います。

    おわり

     布組織以外は高価なマウスパッドのよくある感じです。
     目が細かくハイブリッドなアムンゼン生地による滑走感は面白くオタク受けしそうに思います。
     おもしろい


  • DAREU A980PRO マウス紹介

     DAREUが販売している中華無線4kゲーミングマウスA980PROを紹介します。
     所謂G502型の非対称形状で、その系統の中では比較的軽量な製品となります。メインボタンのみマグネシウム合金製となっており特徴的なクリック感をしています。MB下のワンポイントデザインもカッコよいです。
     ただの軽量G502型ではなく、マグネシウム合金製のMBや優れたデザイン、1万円と比較的安価な価格のマウスです。各部に魅力がありますがトップメーカーと比べると完成度は見劣りするのと個人輸入が必要ではあります。

     推しです。

    スペック

    メーカーページDAREU
    製品ページA980PRO
    重量65g
    寸法12973.339.9mm
    バッテリー500mhA
    センサーPAW3395
    DPI200-26000(50step)
    ポーリングレート125/250/500/1000/2000/4000/(8000wired) Hz
    ソフトウェアDAREU ALL-IN-ONE

     技適がないため国内で販売されておらず、個人輸入から入手する必要があります。
     Aliexpressやmechkeysで販売されています。1万円程度で購入しました。
     バッテリー容量が増し側面に液晶が追加されているA980PROMAXモデルもあります。PROとPROMAXとでデザインやホイール材質も異なります。whiteを購入しましたがblue結構かっこいいですよね。

    設定

     ソフトウェアから各種設定を行います。若干使いづらく設定を変えた瞬間にマウスに反映されるタイプです。
     中華無線4kで、有線接続か無線は4k設定MSオフがよさそうでした。性能的には一般的な中華無線4k同等です。
     高PLの設定にはレシーバーを付属のドングルに差し込み接続する必要があります。
     DPI, PL,ボタン割り振りの他、モーションシンク、スリープタイム、LODキャリブレーションができるみたいです。
     なんかポップアップが出たりするので、設定完了した後はタスクキルしておくのが良いでしょう。

    写真

    所感

     形状に関してはG502系の一言で済むので割愛します。それらとの違いとして右サイドのエラが若干張っており、G502とG502Xの間ぐらいの張り具合です。そのため薬指は割と形状に沿わせるような持ち方になります。

     G502系ですがホイールにフリースピン機能はついていません。あれ使いづらいので個人的にはありがたいです。エンコーダーはFswitchなのであまりよくないですが回し感は軽く、ライトなノッチ感です
     ホイールクリックはマイクロスイッチのため押しやすいです。クリック自体もそこまで重くありません。

     MBがマグネシウム合金製のため硬めのクリック感です。クリックは重めなのですがマグネシウム合金のクリック感は明瞭で結構好きです。スイッチがGM8.0なのも大分寄与していそうです。MBの剛性感は金属製で素晴らしく撓まないのですがヒンジ部分は大分細く繋がっているだけなので硬いMBがマイクロスイッチの上に載っているだけの状態です。

     サイドボタンは戻る・進むの間に隙間があり誤爆しにくそうです。3ボタンともクリスピーで普通に押しやすいです。

     コーティングはMBはさらさらしており他はややしっとりした質感です。

     重量は65gとやや重めですがG502系だと軽量で6ボタンマウスで軽いものを求めていた人には強い選択肢になると思います。

     ソールの縁処理はそこまで興味ない私ですが、純正ソールはどうしても引っかかるため布製マウスパッドを使用する方は交換するのが良いでしょう。

     デザインが結構好きです。blackは結構真っ黒という感じですがwhiteは各所の黒が映えます。blueは金色の意匠となっています。mechkeysの製品ページ見てみてください。

     テーマはかなりシンプルと感じていて、G502型で軽量マウスが使用したかった人にぴったりです。ただの軽量G502型ではなく、マグネシウム合金製のMBやイイデザイン、1万円と比較的安価な価格となかなかいいんじゃないかなと思っています。
     G502型の中では一番好きで気に入っています。やはりどうしても少し重いのとクリックの重さがゲームプレイだと若干気になるので作業用兼ゲーム用という立ち位置ですが一つで済ませたい場合は割といいと思います。最前線ではないですが愛されです。
     大手メーカーのような全体の完成度重視というよりはポイントポイントでアピールしていて、総合点だけで見ると負けますが実用面ではあまり関係ないですし各所で素晴らしくイイです。好きです。ぜひ触ってみて欲しいと思います。


  • 20250422

    stm32のマイコンボード基板とどいていたので実装してみました。手はんだしやすいように選んでいるので手はんだでも難なかったですが、人に寄るような気もしています。

    ひとまずブートローダ起動できたので、後日qmkなりarduinoなりで遊んでみようと思います。
    あとエンコーダとホールセンサの基板も届いていますので触っていきたいですね。

    問題は完全に繁忙期で毎日10時帰りなこと。定時帰りしたい。

    結局stm32は1こ500円とかするのでrp2040には価格ではかなわないのですが、なんならマイコン周りなんもいらない勢いなので楽そうです。安くキーボードを済ませるならrp2040の自家実装なのでしょうね。でもみてくださいよこれ。5.1kohmはusbに必要なものだし、あとはLDOとコンデンサ2つだけですよ。あとbootのプルアップ抵抗。とてもシンプルだしデカップリングコンデンサは消しても動きそう。

    パッケージサイズも大きくてあんまり強み自体があるマイコンではないので、今回のいろいろが終わったら使わなそうではあります。ミニマルな感じはとても好きですがもっと安く高性能で小さいものが新しく出ていますからね、、、、

  • 20250413

    HEKBD用のdip基板も作成しました。
    f042fの評価基板と2軸エンコーダと磁気センサーとmuxのdip基板発注しました。安いとはいえ種類頼むと5k円ぐらいするのですね。高いぜ

    いや安いんですけど。国内で頼むとイニシャル抜きで1枚1000円とかですもんね。

    金ないのに買い物をするのでした。

    ひと段落といいたいところですがもう4月も中旬のようで。あと2週間でGWですなだから何だというのですけども、新年度を何一つ感じていません。

    結局これらの後になりそうな気もしますが手実装するようにすれば試作を安く早く回せるようになるのでそこも同時に進めておきたいところです。分割ならケースも3dpで簡易でいいのだろうし。すると一番手実装しやすいマイコン周りはなんだ?という話題になるのですがどうなんでしょうね。

  • 20250412

    ちょっと外食してきました。美味。

     2軸エンコーダ使ったマクロパッド作ろうという話と、stm32でキーボード作ろうという話がありましたので、同時にこなせばいいねということで進めております。
     ioピンがおそらく14引き出せるのでエンコーダ3+16キーのテンキー+エンコーダのマクロパッド作ろうと思っています。
     とりあえず評価用の基板を起こしました。promicroおよそ互換ですが手はんだしたいのでチップ部品は1608m使っていて大きいです。stm32f042fの仕様がちょっとめんどくさそうなのでちゃんと動かせるかどうかという不安はあります。このパッケージのもの利点全然ないですね。手はんだがとても簡単というだけです。でかくてピン数も少ないという

     それと一緒に磁気キーボード開発用にもセンサーなりmuxなり発注したので、そのdip化基板も起こして一緒に頼みたいです。

     マクロパッドの基板も雑に頼んだ方が進んでよいですが送料が増えそうで若干悩みます。

  • 20250409

     ラピトリキーボード買ってみた
     fun60proみたいなやつです。4000円で売ってました。安いね。

     まえwooting60he+は持っていましたが低apはくそ強いけど面白味はなかったので友人にあげました。で性懲りもなくキーボード買ってしまいました。前情報通りカチャカチャなのですがそんなんゲームに関係ないし、よさそうですね。
     そんな興味あるわけじゃないですがいいじゃんと思うのでそのうち記事書くかも。

     キーキャップ外した時にどっか飛んで行っちゃったのでかけてます。見つからない、、、一般にはゴミみたいな評価ですが、個人的には割といいなあと感じています。

     なんかアマプラに広告が追加されていますが、これはひどいですね、、、、、かといって解約はしないのでアマプラには足元見られている気がします。youtubeも去年から課金していますが、アマプラはじゃあ追加課金するかといわれるとラインナップ自体貧弱なので微妙だよな。dアニメ再契約しようか、どんどんサブスク代がかさんでいきますね。便利を買えという話ですがキショいなあと感じてしまいます、、、
     amazon自体脱するべきではあるのかもしれないが今さらという話。

     最近の話ですが、ちょっとちゃんとデバイス製作しようかと思ったのですけどちゃんとしようと思うとかなり期間がかかるわけで、その前にテキトウな磁気キーボード作ってからにしようかななどと思っています。しかし部材買う金もないという現状であります。数万円が捻出できない財布事情よ、、、

  • 20250403

     最近いろいろが色々でPC触れていなかったというかそもそも何もできていなかったですよ。
     キーボード周りでモノが届きました。

     2軸のエンコーダです。やはりマクロパッド作るならこれないと始まらないですよね。alpsはディスコンしてるのでコピー品でしょうか。ありがたい。
     エンコーダはあまりつかうひつようにせまられてきていなかったので自設計で扱うのはだいぶ久しぶりです。いったんfdmでノブ作ったり配列の検討をしたいところです。

     ここ数か月はシンプルに金がなくてあまり手が付けられていませんね。使うから無くなるのですが、その時しか買えないものが多いですね。

     最近の傾向としましては、キーボードの制御部はマイコンボードでもjlcでpcbaでもなく、家で実装が一番いいんじゃねという感じがあります。pcba発注するとなんだかんだで高くはなるし、別に自分でもで切るわけなので、、
     いろいろ自由に選べますし、安くもなります。自分用しか作らないのですからなおさら家で実装した方が都合よいですよね。
     結局部品入手に回数輸入とかしていると高くつくような気もしますが、

     社畜の念が強く、日々の生活に意味を感じられないこの頃であった。